たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
すっごい笑顔
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rm96
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「カオたん」
あ~あぁ。とろけちゃってるよ。
美貴にもそんな笑顔見せてみろっつーの。
美貴にもそんな笑顔見せてみろっつーの。
「んー。どした?」
「うふっ。かわいいなぁって」
「うふっ。かわいいなぁって」
きしょっ…。
でも…かわいい。悔しいけど…。
そんな梨華ちゃんはさりげなく腕を絡めて、受け止めるように体を斜めにずらした飯田さん。
いつの間にか指もしっかり絡まってるし…。
いつの間にか指もしっかり絡まってるし…。
梨華ちゃんの手が、さっきさゆがパッパッと二つに分けて結んだ飯田さんの髪のピンクのボンボンをちょんちょんとつつく。
「カオたんもライブの時とかつければいいのに」
「そういうわけにいかないでしょぉ」
「そういうわけにいかないでしょぉ」
とか言ってながら、すっごくうれしそう。
まぁねぇ。
乙女のライブの時も、
まぁねぇ。
乙女のライブの時も、
『よしっ! 今日もかわいいっ!』
って、さゆのマネしてはりあってた二人だからねぇ。
「えぇー。見たいなぁ」
「そぉお?」
「うん。でもオトナのカオたんもだいすき」
てへって笑う梨華ちゃん。
「ピンクのカオたん、かわいいよ」
「ありがと。梨華とおそろいだね」
「うん!」
「そぉお?」
「うん。でもオトナのカオたんもだいすき」
てへって笑う梨華ちゃん。
「ピンクのカオたん、かわいいよ」
「ありがと。梨華とおそろいだね」
「うん!」
そんな梨華ちゃんの髪にもピンクのボンボン。
もちろんさゆの。
もちろんさゆの。
なんだかんだ言ってさぁ、おそろいって喜んでる二人。
「ねぇ、今度カオたんのおうち、遊びに行っていい?」
はぁっ!? …なに言ってんの?
「ん? いいよぉ。何にもすることないけど」
「うん。いいの。でもね、カオたんのお料理食べたいなぁ」
「いいよ。おいで」
「うん。それにね、いろいろ話…聞いてもらいたいんだ」
「そっか。じゃあ二十歳になったし、ちょっとお酒とか飲んじゃってみようか?」
「ふふっ。うん」
「うん。いいの。でもね、カオたんのお料理食べたいなぁ」
「いいよ。おいで」
「うん。それにね、いろいろ話…聞いてもらいたいんだ」
「そっか。じゃあ二十歳になったし、ちょっとお酒とか飲んじゃってみようか?」
「ふふっ。うん」
って、飯田さーん。
食べちゃわないでくださいね。
梨華ちゃん食べるのは美貴なんで。
食べちゃわないでくださいね。
梨華ちゃん食べるのは美貴なんで。
そしたら、飯田さんと目が合った。
ふわりと微笑んで、絡まっていた指が離れて、目で追いかけていったら梨華ちゃんの頭をふわりと包むように抱き寄せた。
コテンと飯田さんの肩に乗っかった梨華ちゃんの頭。
髪をいじる飯田さんのきれいな指先。
ふわりと微笑んで、絡まっていた指が離れて、目で追いかけていったら梨華ちゃんの頭をふわりと包むように抱き寄せた。
コテンと飯田さんの肩に乗っかった梨華ちゃんの頭。
髪をいじる飯田さんのきれいな指先。
なんか…すっげぇキレイ…。
コドモっぽいとは言ってもさ、やっぱ普段はお姉さんな梨華ちゃんの甘えきった笑顔。
悔しいけど美貴、すきなんだよなぁ…。
そんで飯田さんのあのふわりとしたお姉さんな笑顔も。
悔しいけど美貴、すきなんだよなぁ…。
そんで飯田さんのあのふわりとしたお姉さんな笑顔も。
しゃーない。
やっぱ“お姉さん”には勝てないもんな。うん。
やっぱ“お姉さん”には勝てないもんな。うん。
そしたら飯田さんがまたにこりと微笑んだ。
こっちこいって。
梨華ちゃんも目を細めてふにゃって微笑んでる。
「ふん…」
こっちこいって。
梨華ちゃんも目を細めてふにゃって微笑んでる。
「ふん…」
やれやれ。行ってやるか。
するっと伸びた飯田さんの手。隣に座らされて、ぎゅって包まれた。
梨華ちゃんと美貴を隣に抱えて満足げな飯田さん。
梨華ちゃんと目が合って、くすくすって笑い合った。
梨華ちゃんと美貴を隣に抱えて満足げな飯田さん。
梨華ちゃんと目が合って、くすくすって笑い合った。
こんなのもまぁ、悪く…ないよね。
たぶん美貴今、すっごい笑顔。
たぶん美貴今、すっごい笑顔。
(2005/1/26)