たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
Bombardero 5
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ハーフタイム。
あと5分ほどで終わる中、それぞれに体を休めたり練習したり。
あと5分ほどで終わる中、それぞれに体を休めたり練習したり。
あたしの中に湧き上がる熱い思い。
それをぶつけに行く。
それをぶつけに行く。
「石川さぁ、この後…まだ走れる?」
ベンチに座り込んでぐったりと酸素を吸入する梨華ちゃん。
プレイスタイルは全力疾走。
だから無駄も多いけど、それ補うだけの激しさもある。
しつこいマークと諦めない執念。
それが梨華ちゃん。
プレイスタイルは全力疾走。
だから無駄も多いけど、それ補うだけの激しさもある。
しつこいマークと諦めない執念。
それが梨華ちゃん。
「うん。大丈夫」
にこっと笑って、そこには疲れてるけど、でもそれを感じさせない鋭さ。
勝負モードの梨華ちゃんは、何よりも心強い。
勝負モードの梨華ちゃんは、何よりも心強い。
「うん」
大丈夫だ。
だって、梨華ちゃんだもん。
だって、梨華ちゃんだもん。
監督のことはさ、信頼してる。
でもさ、あたしにもちょっとした考えがある。
でもさ、あたしにもちょっとした考えがある。
「ごっちん」
「んー?」
「んー?」
いつも飄々としてるごっちん。梨華ちゃんとは対照的。
どっか冷めてるようで、でも誰よりも熱くって、誰よりも冷静。
広い視野とクレバーなプレイ。
淡々とした一つ一つの動き力強さ。
ポンってあたしの肩を叩いてにかっと笑ったごっちん。
どっか冷めてるようで、でも誰よりも熱くって、誰よりも冷静。
広い視野とクレバーなプレイ。
淡々とした一つ一つの動き力強さ。
ポンってあたしの肩を叩いてにかっと笑ったごっちん。
「まかせときって」
ちらりと梨華ちゃんに目をやって、ぐっと親指を立てて見せた。
クールなごっちんの瞳が燃えてる。
クールなごっちんの瞳が燃えてる。
「おぅ!」
熱いぜ! ごっちん!
そーこなくっちゃ!
そーこなくっちゃ!
このメンバーで、残りの時間、戦ってみたいんだ。
「ミキティ」
水分補給を終えてまた梨華ちゃんのところへ行こうとしてるミキティ。
攻撃の要。
クールで熱い天性のゴールゲッター。
そしてチームのムードメーカー。
ゲームが始まれば剥き出しの闘志。
攻撃の要。
クールで熱い天性のゴールゲッター。
そしてチームのムードメーカー。
ゲームが始まれば剥き出しの闘志。
「後半、頼むよ」
「おっけーぃ! ガンガン行くから!」
「おっけーぃ! ガンガン行くから!」
いつもとおんなじやんちゃな笑顔。
きらりと光った瞳。笑顔の中に隠れた研ぎ澄まされた牙。
きらりと光った瞳。笑顔の中に隠れた研ぎ澄まされた牙。
「っしゃあっ!」
それでこそ、ミキティ。
パンとハイタッチ。
パンとハイタッチ。
「よっちゃんも、しっかりすんだぞっ!」
「うわっ! ののっ! 重いっ!」
後ろからののが飛びついてのしかかってくる。
そしてくすくすと笑い声。
「そうだよ。頼りにしてるからね。キャプテン!」
梨華ちゃんがののを抱き寄せながら、パンとあたしの背中を叩いた。
「ついてくからさっ。キャプテン!」
ごっちんが少し照れくさそうに笑ってあたしの背中をバシッと叩く。
「勝とうねっ! キャプテン!」
ミキティが最後にとどめとばかりにバチーンと思いっきり背中を叩いて、
「うわっ! ののっ! 重いっ!」
後ろからののが飛びついてのしかかってくる。
そしてくすくすと笑い声。
「そうだよ。頼りにしてるからね。キャプテン!」
梨華ちゃんがののを抱き寄せながら、パンとあたしの背中を叩いた。
「ついてくからさっ。キャプテン!」
ごっちんが少し照れくさそうに笑ってあたしの背中をバシッと叩く。
「勝とうねっ! キャプテン!」
ミキティが最後にとどめとばかりにバチーンと思いっきり背中を叩いて、
「いってぇーーーっ!」
みうなとかあさみとか、まいちんやボスがびっくりした顔でこっち見てる。
「「「「ははははははははははっ!」」」」
なんだよ!
ちっとは緊張しろよって………、へへっ、いい感じっ!
ちっとは緊張しろよって………、へへっ、いい感じっ!
うちらってば、最高ーッ!!!
「あ、始まるね」
「うん。そろそろ」
「よっしゃぁ、じゃあ、行きますか」
「おーい! よっちゃーん」
「うん。そろそろ」
「よっしゃぁ、じゃあ、行きますか」
「おーい! よっちゃーん」
ピッチに入る。
高鳴る鼓動。
高鳴る鼓動。
「おう!」
さぁ、後半が始まる!
(2005/1/26)