たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
スキスギテバカミタイ
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rm96
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髪を撫でていた手がすうっと頬をたどって、唇をなぞり始めた指先。
「ねぇ」
甘えて濡れた声。
まっすぐに見つめられるのがなんか恥ずかしくて、視線をシーツに落とした。
「美貴ちゃん」
くすぐるようにたどった指先はまだ熱の残る肌を滑って胸元へ。
「だめ?」
強く抱き寄せられて、ゆらゆらと背中を掠める指先。耳に触れた唇の柔らかさ。
「もっと美貴ちゃんのかわいい声、聞きたいな」
梨華ちゃんの胸に顔をうずめた。
「見ない…?」
「ん?」
「だから…」
こつんとあたったおでことおでこ。
そっとあごにかかった指先に促されて顔を上げたら、そこにはやさしい微笑。
「美貴ちゃんだけだよ」
「ねぇ」
甘えて濡れた声。
まっすぐに見つめられるのがなんか恥ずかしくて、視線をシーツに落とした。
「美貴ちゃん」
くすぐるようにたどった指先はまだ熱の残る肌を滑って胸元へ。
「だめ?」
強く抱き寄せられて、ゆらゆらと背中を掠める指先。耳に触れた唇の柔らかさ。
「もっと美貴ちゃんのかわいい声、聞きたいな」
梨華ちゃんの胸に顔をうずめた。
「見ない…?」
「ん?」
「だから…」
こつんとあたったおでことおでこ。
そっとあごにかかった指先に促されて顔を上げたら、そこにはやさしい微笑。
「美貴ちゃんだけだよ」
信じていい?
甘い言葉。ウソ? ホント?
甘い言葉。ウソ? ホント?
指先がまた唇をなぞる。
うなずいて答えた。
重なる唇。
すぐに熱く燃えあがって…。
すぐに熱く燃えあがって…。
長い夜は始まったばかり。
(2007/2/22)