ロボ・サイボーグキャラ バトルロワイアルまとめwiki内検索 / 「関連ブログ」で検索した結果
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プラグイン/関連ブログ
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プラグイン/アーカイブ
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL -
過去ログ
過去ログ 下に行くほど、古いログとなります。 ロボ・サイボーグキャラ・ロワイヤル part14 http //www39.atwiki.jp/roborowa/archive/20091230/b8a1effffab3ecc796339d58486830b0 ロボ・サイボーグキャラ・ロワイヤル part13 http //www39.atwiki.jp/roborowa/archive/20091230/dce04d5be7fa247037d14ca25f8fbf23 ロボ・サイボーグキャラ・ロワイヤル part12 http //www39.atwiki.jp/roborowa/archive/20091230/da56eb85fe367d3498d975177374b6ba ロボ・サイボーグキャラ・ロワイヤル part11 http //w... -
第二回放送
第二回放送 ◆2Y1mqYSsQ. PDA内に内蔵された、デジタル型の時計が十二時を示す。 画面が点滅し、本日二度目の放送が鳴り響く。 『――インフォメーションメッセージ』 合成電子音が、死者を知る時間だと告げた。 死んだものを悲しんでいる者にも、戦いを続ける者にも、会場を探索している者にも、PDAにより放送は発せられる。 『12 00時点における本プログラムからの脱落者をお知らせします。 No11 ゲジヒト No35 初音ミク No23 タチコマ No49 ロボ No43 メカ沢新一 No31 ノーヴェ No15 城茂 No48 ロックマン No06 絡繰茶々丸 No12 KOS-MOS No01 R・田中一郎 No47 ルーン・バロット なお、進入禁止エリアは13 00を... -
第一放送
第一放送 ◆DNdG5hiFT6 工業区コロニーの幹線道路から少し外れた場所……争いの去ったこの場所にただ一つ残された機械がある。 成人男子の掌で扱えるほどの何処か手帳にも似た小型機械……ディムズディル・ボイルドとの戦いの最中紛失した風見志郎のPDAである。 主催者から唯一直接的な形で支給されたこの携帯機械は幾多の機能を持っている。 それは支給された物品を入れるための“袋”であったり、現在位置を知るための“地図とコンパス”であったり、自分の言葉を繋ぎとめるための“メモ帳”でもあったりする。 そして開始から6時間たった今、新たな機能が目を覚ますこととなる。 『――インフォメーションメッセージ』 主無きPDAから誰のものでもない、どちらかと言えば女性のものに近い合成音声が流れ出す。 『06 00時点における本プログラムからの脱落者をお知らせします。 ... -
閉幕と始まり3
閉幕と始まり3 ◆2Y1mqYSsQ. □ 再び、舞台は宇宙要塞へと戻る。 放送を二十分前に控え、シグマは玉座にてモニターを見つめていた。 イーグリードも現在行われる激闘に胸を痛めているのであろう。放送のたびに、苦痛の表情を浮かべていた。 やがて放送用のデータファイルをまとめていると、緊急回線に通信が入ってきた。 「どうしますか? シグマ隊長」 「構わん。つなげ」 シグマの指示に乗っ取り、イーグリードがパネルを操作した。 モニターには金髪の白人が映り、必死の形相でシグマへと懇願してくる。 『シグマ、手を貸してくれ! こちらの世界へ向かうロックを解く! 急にスカイネットが……』 「ほう、スカイネットが反乱を起こしたのか。過去と同じく」 シグマはその言葉を聞き、静かに肩を揺らして低く笑った。 モニター越しの相手は訝しげにシグマを見ている。 ... -
その心、誰も覗かない
その心、誰も覗かない ◆hqLsjDR84w サイドマシーンという名の黄色い車を駆るサブロー。 アクセルを捻る右手に篭めた力の分だけ、生暖かい風が彼の全身に降り注ぐ。 黄色いマフラーは音を立てて激しくなびき、ゴーグルで押さえ込まれているとはいえ髪も軽く乱れている。 バイクを高速で走らせるのを好む人種の中には、風を切る感覚がたまらなく心地よいという者が多い。 だが、現在のサブローはそんなものに身を委ねてはいない。 決して、その手の感覚を捉えることができないワケではない。 内蔵された触感制御装置により、風の心地よさを感じることは可能だ。 実際、この地に呼び出されてからも幾度か感じ取っている。 ただ現状では、それ以上に彼の心を支配するものがあるだけだ。 その正体は、いったい何なのか。 サブローを激しく拒絶したドラスも、長く同行していたフランシー... -
高みからの声-Climax Jump
高みからの声-Climax Jump ◆hqLsjDR84w 小さな電子音を鳴らし、PDAの画面がデジタル時計へと移り変わる。 三度目となる放送の開始時間を表示すると、またしてもPDAに異変。 その存在を主張するかのようにディスプレイを明滅させ、マイクから音声を流し始める。 『――インフォメーションメッセージ』 そして告げられるは、この六時間で破壊された参加者達の名。 それ等がどのような経緯で破壊に至ったのかは、関係がない。 意地を見せ付けて散ったのだろうと、醜態を晒した挙句に倒れたのだろうと、気付かぬうちに粉砕されていようと。 共通するのは、もう二度と動き出すことのない――――残骸(ジャンク)になってしまったということ。 生前の行動など関係なく、淡々と残骸となった順に告げていく。 黄金色に輝く勇気を秘めた勇者も、ただ命令に従っていただ... -
贖罪のススメ
贖罪のススメ ◆2Y1mqYSsQ. 目を覚ますと天井が視界に入った。全身がズキズキ痛み、特に胸は怪我が酷い。それもそうだ。装甲を剥がして暗闇の種子を引き抜いたのだ。 スラリとした長身の誠実そうな青年、神敬介はため息を吐いた。物憂げな瞳に深い哀しみが宿っている。 (俺が……この手で……) 望んでいないとはいえ、敬介の手は血で汚れている。三影英介ことタイガーロイドに負け、バダンに捕えられたのが始まりだ。 暗闇大使によって彼の一部を植え付けられ、味方を殺す罠としてサザンクロス内部に放置されていた。 現在、どういう経緯を辿ったのかは不明だが、千切れた左腕も再生されてこの殺し合いの舞台へと放り込まれている。 敬介が出会った参加者は少なくない。蜘蛛のような戦車。赤い鎧を着た青年。自分が操られていると知り、止めるために戦ってくれたエックス。 そして……ドラスと呼ばれた... -
DRAMATIC IRONY
DRAMATIC IRONY ◆hqLsjDR84w 本郷猛とミーが別れてから暫くが経過する。 先の襲撃者=ギンガ・ナカジマを捜索していたミーが、地に膝を付ける。その呼吸は、酷く乱れている。 決してギンガの捜索による疲労が、ミーの小さなボディに圧し掛かったワケではない。 未だミーが侵入した民家の数は、十に満たない。 ミーはギンガを止めるべく、民家をくまなく調べて回った。 小さな部屋から屋根裏、襖の奥に箪笥の中、果てには床の下。 それにしても、疲労が大きすぎる。 この程度の行動で蓄積したにしては、疲労があまりにも大きすぎる。 理由が分からずに、ミーはただただ呼気を整えるのに専念していた。 ――疲労の理由が右手で掴んでいる長剣であろうとは、思考の片隅にも存在しないまま。 ミーが右手に持っている長剣の名は、青雲剣。 青雲剣はただの... -
怪人タイプゼロ C-6ブロックの決斗!
怪人タイプゼロ C-6ブロックの決斗! ◆DNdG5hiFT6 ――奇襲は失敗した。 あの2体は警戒を強めているだろう。 そのことから再度奇襲をかけるにはリスクが高すぎると判断。 情報は惜しいが、戦闘継続を最優先事項とし、TV局近辺からの撤退を開始する。 * * ライドチェイサーは風を切り、一路TV局へ向かう。 近未来の技術で開発されたホバーバイク・ライドチェイサー“シリウス”。 小回り重視の仕様とはいえ、ミーの知るどんなバイクよりも高速であることは間違いない。 だがそれだけのスピードを持ってしてもミーには遅くにしか感じられない。 その原因はすでに6時間で10人が壊されているというこの状況にある。 壊され……いや、殺された6体ものサイボーグ。 恐らくはその殆どが“力のないもの達”なんだろうな、とミーは思う。 弱肉強食……非情だがそれが真... -
SPIRITS/魂の群れ(後編)
SPIRITS/魂の群れ(後編) ◆40jGqg6Boc 「うーん不味いかもしれない」 エリアD-7で二人の参加者がほぼ縦一列に疾走する。 時折跳躍を混ぜて、KOS-MOSとラミアから逃走し続けるのはR。 理由は簡単。わざわざ自分が不利な条件でゲームに臨む必要もないからだ。 しかも先程銃を撃ってきたKOS-MOSは風貌からかなり手の込んだ参加者のようだ。 恐らくとてつもない力を秘めているに違いない。 反撃は完全に捨て去り、Rは逃げる事だけに集中している。 その事が幸いしてか、未だKOS-MOSに追いつかれてはいないが除々に距離は縮んでいるような気がRにはした。 「警告。私のカタログスペック、そして貴方の推定されるそれには明確な差があります。 計算では私が貴方に追いつくに要する時間は約30秒、直ちに停止及び武装の全面解除を推奨します」 ブロー二ン... -
男の世界(前編)
男の世界(前編) ◆hqLsjDR84w 集められた五十の機械達による壊し合いプログラム、バトルロワイアル。 その開幕の火蓋が切って落とされてから、キッカリ六時間が経過する。 すると、参加者に配られたPDAより無機質な女性の声で放送が流れ出す。 知らせるのは、六時間の間に破壊された参加者の名。そして、そこに入れば仕掛けられた爆弾が爆発してしまうという禁止エリア。 それ以外は一切告げることなく、放送は終了。再び、PDAは物言わぬ機器へと戻る。 放送を行うのは、全てのPDA。放送行わぬPDAは存在しない。 たとえ、複数のPDAを一体の参加者が所持していようと。 たとえ、水中に投げ込まれていようと。 たとえ、熱や電気、重力などによる攻撃を受けていようと。 たとえ、他の機能を利用中だろうと。 たとえ、持ち主が逝去していようと。 PDAは、何... -
悪
悪 ◆2Y1mqYSsQ. 「う……ここは……」 「ふん、戻るところだ。話はキサマの体調が万全になってからだ。文句は言わせんぞ」 サブローの声にゼロはもう大丈夫だ、とだけ答える。サブローは構わずアクセルを捻り続けた。 ゼロは無言で目を伏せて、かつて友だった狂人の亡骸を思って振り向く。時々うめき声が漏れて、ゼロの無念をあらわしていた。 黒装束に黄色のマフラーを巻く男、サブローは背後のゼロをあえて見なかった。正義を捨てた男に、かつて友だったゼロがどう思うか。 サブローに分かりはしない。凱も風見も死んで惜しいと思うことはあれど、悲しいと感じる心などないのだから。 無言だったサブローに、ゼロが話しかけてきた。 「あいつは……エックスはいい奴だったんだ……。いい奴で……それで…………」 「そうか」 大人しく後部座席に乗るゼロに、上の空で返しながらサブローは... -
閉幕と始まり4
閉幕と始まり4 ◆2Y1mqYSsQ. 仮面ライダーはブルースシールドでゼロの攻撃を防ぎながら、着実に距離を詰めていった。 ゼロは神速の脚を持つが、それは仮面ライダーとて負けてはいない。 強化された脚力でゼロを追い詰め、攻撃はブルースシールドで受け止めた。 (持ってくれよ) せめてこの数分だけでいい。そう願うが、ゼロの攻撃は確実にブルースシールドを削り続けた。 ゼロの攻撃は速く鋭い。仮面ライダーだけでなく、ミーやソルティ、イーグリードと同時に攻撃しているのに、すべて威力も狙いも劣ることはない。 脅威ではあるが、それでも仮面ライダーには退けないものがある。 (俺の身体よ、今この瞬間だけは毒に負けるな!) 仮面ライダーは地面を蹴って十数メートル跳ぶ。ゼロは上空を見つめて、にやりと笑った。 斬撃と光弾がブルースシールドを抉り取っていく。再び地面から湧き上が... -
破壊戦士物語
破壊戦士物語 ◆2Y1mqYSsQ. 明るい陽光が砕けたガラスに反射して、きらきらと照り映えていた。熱風に埃が舞って、車が走るために作られた道路に降り積もる。 ひび割れたコンクリートが、戦闘の激しさを物語っていた。 突如、雷鳴に似た轟音が響く。衝撃によって瓦礫や石が砕かれ、舞う埃の量を僅かに増やした。 黒い風のごとく破壊の戦士が舞い、紫のロボットへと回し蹴りを放つ。 「ぬぅぅおぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉ!!!」 「おわーっと、とと……」 黒い装甲に全身を包み、稲妻の走る仮面。透明のフードに包まれた唯一の生体部品の脳の下についている二つの赤い複眼が鋭く光る。 全身に刻まれた傷が存在しないかのごとく、鋭い動きのままハカイダーはメガトロンへと怒りの拳を振り下ろしていた。 (こいつは……俺に勝った凱を卑怯な手で殺した!) ハカイダーが最も尊敬する... -
白いカラス――はぐれ者
白いカラス――はぐれ者 ◆2Y1mqYSsQ. 「ここは……どういうことだ? 俺は、V3と共に大首領の門へと向かっていたはずだが……」 辺りを見回す青年が思わず呟く。眼に入るのは、ゴミの山。 長身に肩幅の広い鍛えられた肉体。彼は黒い革ジャンを羽織っており、二本足で地面を踏みしめる。 パーマのかかった黒髪に、太い眉を持つ青年。彼の名は村雨良。仮面ライダー10号だ。 彼はここに来る直前の事を思い出す。 四国がバダンの手に落ち、V3やライダーマンと共にデストロンの怪人と死闘を繰り広げた。 大首領へと向かうV3。命を懸けた火柱キックを無駄にしないため、ZXも後に続いたのだ。 その結果、見知らぬ世界に自分はいる。 そして村雨の胸が締め付けられ、少女の無念な最期を思い出す。 あのシグマと名乗った男は、自分たちをレプリロイド……ロボットといった。 死んでいった... -
血塗れの指先1
血塗れの指先1 ◆2Y1mqYSsQ. 「ごふっ!?」 無敵だと思われたその男が、マスクの口元から血を吐いて膝をつく。 黒く大きな背中を見せて狂気に満ちた敵を打ち破っていた男は、今は身体を丸めて痛みに耐えていた。 武美は驚愕のあまりに口元を抑える。隣にいるフランシーヌもソルティも息を潜めて、ゼロと呼ばれていた男と仮面ライダーの戦いを見つめていた。 武美の肩のウフコックが唸る中、シグマに対して立ち向かった面影が少しも残っていないゼロが口角を上げる。 そういえば背後に控えるフランシーヌが、ゼロがエックスを殺したといっていた。あのエックスをも殺せる男だ。 仮面ライダーが追い詰められても不思議ではない。 「そろそろ飽きたな。死ね! ひゃははははははははっ!!」 狂気に満ちた笑みを、赤いオーラを纏いながら仮面ライダーへと向ける。 武美は絶望的な光景に、もはや黙... -
狂い咲く人間の証明(5)
狂い咲く人間の証明(5) ◆hqLsjDR84w ◇ ◇ ◇ 立ちはだかる壁を破壊し、再びコロニー内に入り込んだドラス。 金蛟剪で地上まで飛行する途中、暴風に攫われたチンクを発見して両手で抱きかかえる。 その直後に、ドラスは気付いた。 チンクの左胸に、風穴が開いてしまっていることに。 ドラスの呼びかけはチンクには届かず、ゆっくり振り向いたチンクに一方的に勘違いをされてしまう。 狭くぼやけた視界の中で、ドラスの顔を見たチンクは―― 赤い躯体に、大きな複眼と短い触覚を持つドラスの姿を、ある男と思い込んで声をかけた。 ドラスには、それを否定できなかった。 その名を呼んだ時、ほぼ死人だったチンクがすこしだけ生者に戻ったから。 聡明なドラスは、悟ってしまった。 ドラスには絶対に見せない泣き顔を隠そうとしなかったり、命を削ってまで語りかけ... -
漆黒と紅の零地点(後半)
漆黒と紅の零地点(後半) ◆2Y1mqYSsQ. 「ぐ…………」 ハカイダーは火花の散る傷口を抑えながら、ゼロを睨みつけている。 だが、その視線には恨みのような、負の感情はこもっていない。 むしろ、逆である。ここまで骨のある相手に、一日で二度も出会ったことを幸運だと感謝する感情が、視線にこめられていた。 ゼロは無言で刃をこちらに向けている。この程度でハカイダーが戦いをやめる存在ではないと理解しているのだ。 ハカイダーの回路(こころ)が踊る。左腕に装着した二連キャノンを構えて、ゼロに向かって放った。 銃弾が一発切り捨てられるが、ハカイダーは予測済み。一瞬できる隙に乗じて、ゼロへ向かって蹴りを放つ。 見事にゼロの鳩尾を打ち据えた蹴りが、ゼロを吹き飛ばす。 怪我を負ったが、ハカイダーの動きは鈍るどころか、さらに鋭くなっていった。 「クッ……!」 「甘いな... -
【攻殻機動隊】からの出典
【攻殻機動隊】からの出典 FN ブローニング・ハイパワー KOS-MOSに支給。 オートマティック拳銃。 草薙素子のスペア義体 メガトロンに支給。 本編で素子が遠隔操作をしたことのある草薙素子の姿をしたスペアの義体。 本来は素子は破損した本体から電脳を取り出しスペアの義体に移し変え活動する予定であったが、諸事情があり変更。 なお、義体の遠隔操作を誰の目にも違和感なく行なえるのは草薙素子がウィザード級のハッカーだからである。 -
ゲジヒト
【名前】……ゲジヒト 以下、ロボ・サイボーグキャラバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する ゲジヒトの本ロワにおける動向 初登場話 021 ロボット刑事と少女事件屋の巻 死亡話 078 もう一度歌声を 登場話数 4話 スタンス 対主催 現在状況 1日目朝時点で死亡 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 ルーン・バロット 仲間 バロット プログラムを止めるため共闘 021 ロボット刑事と少女事件屋の巻 KOS-MOS 仲間 コスモス プログラムを止めるため共闘 037 Kokoro R・田中一郎 警戒 交戦。殺害しようとしたコスモスを制する 078 もう一度歌声を 初音ミク 信用 ギンガの攻撃から保護 078 もう一度歌声を フランシーヌ 信用 ギンガの攻撃から保護 078 もう一度歌声を ラミア・ラヴレス... -
狂い咲く人間の証明(3)
(3) ◆hqLsjDR84w ◇ ◇ ◇ コロニーの天井が崩壊したことにより、辺りを烈風が駆け巡る。 とても軽症とは言い難い敬介だが、そこは改造人間。 大地を踏みしめることで、吹き飛ばされないで堪えている。 「うん、分かったよ」 しっかり掴まっていろとナタクに告げられ、ドラスが両腕にかける力を強くする。 「逃がさん……!」 そよ風を浴びているかのように涼しい顔で、ナタクは金蛟剪の能力で空中で静止する。 着地せんとするエックスの元に、宇宙にまで飛び出した巨大なドラゴンを舞い戻す。 気が付いたエックスがフリームーブで逃れようとするが、着地するまでの間はエネルギー切れ。 龍に貪られるのは時間の問題だろう。 その場にいた誰もが――エックスでさえ、そう疑わなかった時である。 ナタクの背中に、極めて軽い衝撃。 ... -
男の世界(後編)
男の世界(後編) ◆hqLsjDR84w 「はア……ッ、はァ……、は……ッ、はあ……――――――ガはあ……ッ」 凱を地面に叩きつけてから数秒後、ハカイダーが地面に降り立つ。 降り立つとはいえ、エアークラフトが使用できない現状では、重力に身を任せるしかない。 普段ならば両の足で着地することが出来るだろうが、それに耐えるだけの体力が今のハカイダーにはない。 いつも通りクールに、余裕たっぷりに、とはいかない。 凱との戦闘により大幅に体力を消耗し、表情は窺えないが、疲弊しているのは明らかだった。 それでも、呼吸の荒いままで地面に這いつくばり、勝利の余韻に浸っていた。 勝利を確信した中で、己を楽しませてくれた四人目の男として、胸中で凱に礼を言う。 そして、放送の直後に拾った風見のPDAを取り出すと、ミドルポーションを転送しようとし――――PDAをしまいこん... -
ルーン・バロット
【名前】……ルーン・バロット 以下、ロボ・サイボーグキャラバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する ルーン・バロットの本ロワにおける動向 初登場話 021 ロボット刑事と少女事件屋の巻 死亡話 105 鬼【イレギュラー】(後編) 登場話数 6話 スタンス 対主催 現在状況 1日目昼時点で死亡 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 ディムズデイル・ボイルド 敵視 ボイルド 元の世界での敵 ロワ内では遭遇せず ウフコック・ペンティーノ 信頼 ウフコック 元の世界でのパートナー ロワ内では遭遇せず ゲジヒト 仲間 ゲジヒト プログラムを止めるため共闘 021 ロボット刑事と少女事件屋の巻 KOS-MOS 仲間 コスモス プログラムを止めるため共闘 037 Kokoro R・田中一郎 敵対 交戦。エックスの攻撃から庇われ... -
R・田中一郎
【名前】……R・田中一郎 以下、ロボ・サイボーグキャラバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する R・田中一郎の本ロワにおける動向 初登場話 015 本件は拉致事件であってゲームではない 死亡話 105 鬼【イレギュラー】(後編) 登場話数 6話 スタンス マーダー→非マーダー 現在状況 1日目昼時点で死亡 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 パンタローネ 敵対 攻撃を仕掛ける 023 秩序と蓮花 草薙素子 未認知 渡河する様を目撃される 048 あ~る君の作戦?の巻 ゲジヒト 敵対 攻撃を仕掛けようとするが失敗 078 もう一度歌声を KOS-MOS 敵対 交戦。ドクター・ケイトの毒を浴びせる 078 もう一度歌声を ルーン・バロット 敵対→友好 交戦。誤解が解けた後、攻撃から庇い射殺される 078 も... -
◆DNdG5hiFT6
◆DNdG5hiFT6 氏が執筆した作品 045 Take me higher!(前編) Take me higher!(後編) 068 運命交差点(前編) 運命交差点(後編) 071 第一放送 082 モバイルレディ・Ⅱ 086 怪人タイプゼロ C-6ブロックの決斗! 氏が登場させしたキャラクター 2回 ゼロ、ノーヴェ 1回 風見志郎、クロ、ギンガ・ナカジマ、獅子王凱、神敬介、スバル・ナカジマ チンク、T-1000、ドラス、広川武美、本郷猛、マルチ、ミー、メカ沢新一、ロボ コメント 広い範囲のキャラの大人数予約だったので、どうなるのかまったく読めなかった「運命交差点」。ああなったスバルを先に見せられたことで、一気に惹きつけられました。 ブレイクライナーキックの名付け親でもあるw -- 名無しさん (2008-10-05 17 32 44) ... -
閉幕と始まり5
閉幕と始まり5 ◆2Y1mqYSsQ. □ イーグリードからは真実を、ミーからはT-800が裏切ったことを伝え聞いて、皆がそれぞれ思う。 特に武美は怒りで身を震わせていた。 「なに……? あたしは人間と認めないってわけ……!!」 武美の怒声が夜空に吸い込まれる。ミーは偽者とはいえ、星空は美しいと思った。 武美の反応はミーと同じだ。沸々と怒りが沸いてくる。未来人とやらは自分達を玩具としてみたのだ。 その償いはさせてやらないと。 もっとも、その機会はないとのことだ。 「イーグリード。まだ隠していることがあるな?」 「いや、それは今から言おうと思っていたところだ」 「過去のお前と同じか……シグマ……隊長か……」 ゼロが大きくため息を吐いて、手のひらを額に当てた。 シグマは彼らの隊長だったとはイーグリードから聞いている。 ミーは本郷の顔を覗くが... -
破壊の宴(2)
破壊の宴(2) ◆9DPBcJuJ5Q ▽ 「まさか、フランシーヌ様が過去からお出ででしたとは……」 「まさか、アルレッキーノが将来、エレオノールを守ることになるなんて……これを奇縁と言うのでしょうね」 互いの認識の齟齬を生めるために行われた情報交換は、非常に有意義なものだった。少なくともラミアはそのように考えていた。 本郷、フランシーヌ、ミー、ミク、バロット、KOS-MOS、ハカイダー、ソルティ、アルレッキーノ、ラミア――この誰もが、明らかに異なるテクノロジーによって作られていることに、ラミアは常々疑問を感じていた。 自分が知っている2つの世界、そのいずれでも使われている技術はほぼ同一であった。何故なら、それが並行世界というものだからだ。 だが、この場で出会った参加者達はいずれも、あまりにも差異が大きかった。それこそ、エアロゲイターやゲストなど異星人... -
このまま前へ進むのみ
このまま前へ進むのみ ◆Nfn0xgOvQ2 何事も無くD-5シャトルの発着場まで着いた敬介・サブロー・フランシーヌの三人は、まず発着場内を探索した。 三人の中でサブローは率先して発着場内を進んでいく。 サブローにしてみれば、この発着場内に誰か―例えば先程の青い髪の女―が潜んでいて、自分と仮面ライダー一号との決闘に水を差されては困る。 それで無くても既にフランシーヌを傷つけられている、本郷が来る前にこれ以上人質を傷つけられる事は、サブローの悪としての誇りが許さなかった。 故にあたりを窺うサブローの眼差しは、獲物を狙う鷹の様に鋭かった。 探索した結果、発着場内には誰かいた形跡は有ったものの、他に誰かが潜んでいるという事は無かった。 敬介は服装を探索中に見つけたツナギに着替えた、前の服はあまりにも血とオイルで汚れすぎている、あのままだといらぬ誤解を招きかねないからだ。 ... -
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狂い咲く人間の証明(1)
(1) ◆hqLsjDR84w 大気の流れが酷く乱れ、激しい暴風が辺りを駆け巡る。 明らかな致命傷を負ってしまっている私は、とてもじゃないが耐え切れず体が地面から離れてしまう。 このまま巻き起こった風にいいように操られていれば、最終的に宇宙空間に吐き出されてしまうだろう。 そうなればこの体は持たないだろうが……もう構わない。 どうせ死に行く身。死ぬのが、少しだけ早くなるだけだ。 ただ、悔しい。ただただ、歯痒い。 エックスをこの場に残してしまうことが。 結局、手も足も出ないでそのままだ。 だが…………もはやどうしようもない。 せめて宇宙に追い出せればと思うが、ヤツは空中を動く術を持っている。 吹き飛ばされている私には、ヤツが暴風に耐えて踏み止まろうとしているのを見ることしかできない。 ついに歯を噛み締める力さえ抜けてしまった時、ふと奇... -
破壊の宴(1)
破壊の宴(1) ◆9DPBcJuJ5Q 「関係無い……関係無い…………関係無い………………関係無い……………………」 スパイセットにより映し出される映像を見つめながら、コロンビーヌは呪詛のように言葉を繰り返し、繰り返し、繰り返し続けている。 その様子を、傍のメガトロンは真剣に――否、値踏みするような視線で見守っていた。 呪詛を繰り返すコロンビーヌの脳裏を過ぎるのは、『最古の四人』の最初の脱落者。 最古の“しろがね”の復讐の姦計に、憐れに、そして無惨に、無様に壊れた自動人形、ドットーレ。 自らの存在意義、存在理由。それを失くした/棄てた自動人形=廃棄人形(ジャンク)。 醜態を晒しながら、自らの愚行を悔いることすら出来ずに壊れた同胞の最期が、コロンビーヌの恐怖を煽る。 自分も、ああなってしまうのではないか。 自分は、メガトロンに嗤われながら、愛しい彼の隣にず... -
漆黒と紅の零地点(前半)
漆黒と紅の零地点 ◆2Y1mqYSsQ. 暗闇がはれていき、徐々に赤紫色に染まる空を見つめ、バイクを走らせる漆黒の男が一人。 風を切る感覚を、体内の触感制御装置によって反応が起きるサブローは、先ほどの仮面ライダーZXとの戦いの心地よさに身を委ねていた。 全力での技のぶつかり合い、キカイダーとの戦いでは望んでも叶えれなかった戦い。 サブローは仮面ライダーZX・村雨良に感謝をしている。最期の望みを叶えてやりたいほどに。 とはいえ、サブローの目的はあくまでもキカイダーの破壊。 仮面ライダーとの死闘は心が躍り、己が存在意義を満たしてくれるが、あくまでも過程にすぎない。 全ては宿敵キカイダーとの再戦のために。 それ以外は、シグマが何を企もうとも、誰がどのように死のうとも、サブローの知ったことではない。 仮面ライダーへの伝言とて、サブローと全力の戦いを楽しませてく... -
Rock And Call
Rock And Call ◆1eZNmJGbgM 現在地、F-5とG-5の境界線。そこでは参加者の一人、ロックマンが東へと向かい懸命に走り続けている。 目指すはH-5、この場で出会ったかけがえのない友、ドラ・ザ・キッドの元へ。 「待っていてキッド、今君の元へ駆けつけるから……!」 そう呟き、走るスピードをさらに上げる。彼の中ではキッドはいまだ存命中であり、新たな敵に遭遇し 交戦中。そのためにブルースシールドを転送した。 これが彼の、ロックの中での真実。いや、そう信じたいがための都合のよい妄想であることに ロックも心のどこかで気付いているのかもしれないが、感情がそれを許さない。 だがしかし、現実は非情である。夢ばかり見ていれば、現実に打ちのめされる時が必ず訪れる。 そこには人間だろうが機械だろうが一切の区別はない。ただ平等に、あらゆる可能性、妄想を打... -
T-1000
【名前】……T-1000 【作品名】……ターミネーター2 【年齢】……不明(外見年齢は30代) 【外見】……人間と同じ 【スペック】……その正体は液体金属であるため、銃撃や打撃などの物理攻撃に非常に強い 【武装】……腕をナイフや剣のような形態に作り替える事が出来る 【特殊能力】……何といっても変身能力。一度触れて情報を取り入れた同じ体格の相手ならば、外見は元より、口調や性格までコピーする。 ただし記憶はコピー出来ない。なお、自分が変身した相手は必ず殺すという行動に出る。 【性格】……自我はなく、命令されたプログラムをただ実行するだけの昆虫のような性格。 【詳細】……おそらく説明不要な程の有名キャラ。この映画を見た人間ならどれだけこいつが恐ろしい敵であるか理解できるはず。 溶鉱炉がないと倒すのが難しそうな気もするが、まぁロボだらけ... -
交錯する想い、その行方
交錯する想い、その行方 ◆ga/ayzh9y. 「それじゃあ、本郷さん達は改造人間……仮面ライダーで、バダンって組織と戦っていて。 ここには、本郷さん以外に四人の仮面ライダーがいるんだよね? その……ストロンガーってのもいれて」 「ああ、何でこの四人なのかは、どうにも分からないがな」 朝日が徐々に昇り始めたその頃。 本郷とミーは、墓のあった場所へと向かう道すがら、簡単な情報交換を行っていた。 自分達がどの様な存在なのか、この会場に知り合いはいるか、どの様な状況で呼び寄せられたのか。 本郷は事細かに、隠し事は一切せずにミーへと全てを話した。 だが、その一方……ミーは本郷に、一つだけ隠し事をしていた。 (世界征服を企む組織と戦っている、か……ゴーくんの事を知ったら、やっぱり戦うのかな?) 剛万太郎。 自分やニャンニャンアーミー達にサイボーグ手術... -
伝えたいこの想い<アクイ>
伝えたいこの想い<アクイ> ◆Nfn0xgOvQ2 「ポケm……ゲフンゲフン、分割ファイルゲットだぜぇ!!」 シャトルの発射基地内の一室で、おっさんの声が虚しく響き渡った。 突っ込みは無い。 その当時はまだ、フランシーヌを笑わせる為に旅を続けていたコロンビーヌだが、流石に日本のアニメ・ポケット○ンスターを鑑賞していたという事は無いだろう。 流石にポケ○ンから人間の笑いを学ぶ事は出来まい、故に先程のセリフの元ネタを知っている可能性は低い。 それならまだド○フを鑑賞していたと言った方が、納得できるものである。 ……話がそれてしまった。 コロンビーヌのボケ殺しは置いておき、話を元に戻そう。 メンテナンスが終わり各部の動作不良から解放されたメガトロンは、コロンビーヌともに分割フィルを手に入れるべくこの部屋までやって来た。 分割ファイル自体はパソコ... -
狂い咲く人間の証明(2)
(2) ◆hqLsjDR84w ◇ ◇ ◇ 「倒れるほどの攻撃じゃなかったというなら、エックスは何を企んでいるんだ……」 「知るか」 そんなことを話しながらエックスの元へ進むのは、Xライダーとナタク。 Xライダーは徒歩で、ナタクは哮天犬に跨っての移動中だ。 ドラスとチンクは少し離れた場所にいる。 戦いを放棄したのではなく、遠距離からXライダーとナタクを援護するためだ。 本来遠距離攻撃に最も長けているのは、ナタクであるのだが……援護役に甘んじるはずがなかった。 「貴様、いつまで寝たふりを続けている」 ナタクが、マシンガンアームの銃口を横たわるエックスに向けた。 その時であった。 空間が引き裂けるような威圧感が、周囲に立ち込めたのは。 Xライダーとナタクは、この感覚に似たものを知っていた。 キ... -
風見志郎
【名前】……風見志郎(仮面ライダーV3) 【作品名】……仮面ライダーSPIRITS 【年齢】……不明、改造されたときは大学生 【性別】……男 【外見】……普段は人間の姿。変身すると赤い仮面のトンボ型改造人間となる。 【スペック】……身長180センチ、体重78キロ、ジャンプ力60メートル、100メートル走1.6秒 【武装】 改造された肉体。 『ダブルタイフーン』1号の技、2号の力を象徴する命のベルト。 『ハリケーン』青いマシン、1号によってつくられたオートバイ。原子力エンジンを搭載し時速600km、出力300馬力の高性能を誇る。伸縮式の翼の下にロケットブースターが装着され、10時間の空中飛行が可能。 【特殊能力】……V3・26の秘密。多彩な必殺技。 【性格】……強い正義感を持つ。表面上はクールに見えるが、根は熱い。非常にプライドが高く、どのような恐怖、苦しみに対しても... -
閉幕と始まり1
閉幕と始まり1 ◆2Y1mqYSsQ. 暗闇の中で、ゆったりとした服装の男が両腕を広げる。 頭頂部で二つの房に別れた帽子。白いメイク。大きな赤い鼻。ゆったりとしたズボン。 トランプのジョーカーの絵柄に描かれるような、ピエロが待ち受けていたかのように挨拶をした。 「『ロボ・サイボーグキャラ・バトルロワイアル』ご来場の皆様、因縁が歯車、情念が発条(ぜんまい)を回す不思議なサーカスへようこそ」 ピエロが滑稽な動きで、スポットライトを浴びながらお辞儀をしてきた。 そのまま彼の右手にある古いテレビに、一人の男が映る。 「シグマ。この演目の主催にして、最後の男。しかし、彼が彩る番組には不自然な点がいくつもあります」 そういい、ピエロがくるりと一回転。右手にはいつの間にか持ったのか、テキオー灯を愉快な仕草で見せ始めた。 もう一つ、沈黙していたテレビの画面に宇宙空間に浮... -
鬼【イレギュラー】(後編)
鬼【イレギュラー】(後編) ◆2Y1mqYSsQ. ≪何で……≫ 「バロット……」 一番に戸惑いの声をあげたのは、バロットであった。分かっている。 誰よりも認識能力が高く、状況を整理できたバロットは、あ~るの意図をちゃんと理解した。 だからこそ、不愉快だった。許せなかった。 そんな自分が、醜かった。 ≪ミクを殺して……KOS-MOSとラミアを襲ったのに……なんで最期だけ……≫ 理不尽だ。バロットは辛うじて、その言葉を飲み込んだ。仲間を失った怒りをぶつける対象が消えたのだ。 すべては、運が悪かった。そうとしかいえない状況だったのだろう。 詳しい事情はまだ分からないが、バロットのその推測が正しいのであれば、ミクが死んだ悲しみを、KOS-MOSが殺された怒りを、どこにもぶつけることができない。 誰もが一生懸命に生きて、起きたすれ違いなのであろう。 (ウ... -
用語集
あ~る氏ね 参加者の1人R・田中一郎を指した言葉。 本編を読めば分かるが、あ~るはとんでもない勘違いでマーダーとなり、その軽薄な言動と冴えない外見も相まってロボロワ住人から大いに嫌われていた(ネタ的な意味で)。 そんな調子だった為に、当然、取り返しの付かないことをしでかしてしまった……のだが、彼は意外な最後を遂げ、その影響はとある参加者の運命を大きく変容させた。 渾名・呼び名一覧 【仮面ライダーSPIRITS】○本郷猛:本郷さん、技の1号/○風見志郎:風見さん、V3ァ!、自重しない男 ○神敬介:敬介、仮面マーダー、Xカイゾーグ/○城茂:茂、歩く誤解フラグ/○村雨良:村雨 【魔法少女リリカルなのはStrikerS】○スバル・ナカジマ:スバル/○ギンガ・ナカジマ:ギンガ/○チンク:チンク姉 ○セイン/... -
T-800
【名前】……サイバーダインシステムズ・モデル101シリーズT-800 【作品名】……ターミネーター1、2 【年齢】……見た目40代くらい 【性別】……一応男 【外見】……きわめて人間に近い。皮膚、毛、筋肉、人間とほぼ同じもので金属骨格を覆っている。187cm 【スペック】……非常に頑丈で、銃器の類は通用ほとんどしない。又打撃にも強い。 しかし、成型爆弾や対装甲車用の兵器などで致命傷を与えられる。 また個人行動での学習能力は無限大。他人と同行するさい、コレにはプロテクトがかかっている。 【武装】……全身兵器。とりあえず素手で人間を貫ける、車(装甲車)一台を数分で破壊できる。 【特殊能力】……声帯模写=性別年齢を問わず、他人の声を完璧に模倣する。 予備動力=パワーがなくなっても、一度だけ復活できる。しかし、予備に過ぎない... -
血塗れの指先2
血塗れの指先2 ◆2Y1mqYSsQ. 事切れたフランシーヌを抱いて、本郷は自らの無力を痛感していた。 毒に侵されていたとはいえ、誰一人救えずなにが仮面ライダーか。 フランシーヌの死に際の顔が穏やかであったとはいえ、それが許しだと思えない。思ってはいけない。 「この、死にぞこないがぁ!」 「くっ! 仮面ライダー、そっちに行くぞ!!」 ハカイダーの射撃を切り払いながら進むゼロが、本郷の視界に入る。 ソルティたちを連れて離れようとするが、身体が言うことをきかない。 生命の水によって毒は完治したもの、体力はまだ消耗したままだ。 今だ再生中の身でゼロの眼前へと躍り出たのだ。 理由は簡単。フランシーヌとソルティを救うため。 ソルティはまだ間に合ったが、フランシーヌは結局救えずにいた。 (いや。むしろ救われたのは俺のほうだ) 本郷はフランシーヌのおかげ... -
モバイルレディ・Ⅱ
モバイルレディ・Ⅱ ◆DNdG5hiFT6 ――コードネーム・モバイルレディ。 大神グループの作り出したガイノイド。 敵地のコンピュータネットに侵入する破壊活動用サイボーグ。 だがそのコンセプトゆえに、“失敗作”のカテゴリに分類された人造人間。 数年前、多くのサイボーグたちと共に大神グループを脱走。 その後、催眠洗脳能力を持つ仲間の協力もあって、遠前町の商店街に溶け込み、 漢方薬屋を経営する女性・広川武美としてつかの間の平穏を手に入れることに成功する。 ……そう、つかの間の平和。 大神での処置を受けない限り、体内に仕掛けられた“寿命タイマー”によって丁度10年目に爆発する。 そのタイムリミットまで残り……約半年。 これが彼女の、“モバイルレディ”のすべて。 * * * クロたち2人が目指す施設は... -
DEVIL A/Beginning
DEVIL A/Beginning ◆Haf2Sq.37. ■ スバルは、反射的に右へと跳んでいた。 近接戦闘の鉄則だ。人体は、内側に対する腕の振りが弱い。 だが、動作を見せたのは拳銃に意識を集中させるボイルドの誘導。本命は左のハンドガン。 二連の銃身は持ち上がり、既にスバルを狙っている。 発砲のため、ボイルドは腕に擬似重力を集中――止める。防御の殻をより厚く。 距離を詰めたタチコマが、マニピュレータに内蔵された機銃を照準。 「これでも食らえー!」 連続射撃。多少精度が落ちていようとも、この距離ならば命中する。 しかし、必中の弾群はボイルドの能力によって悉く軌道を逸らされ、周囲の地面を空しく穿った。 「あれ?」 機械ゆえの、驚愕と切り離された動作でタチコマは回避運動。射線を外す。 その瞬間、後部ポッドの上から上空へと飛び出る、影... -
突っ走れ
突っ走れ ◆V9YQ4knn.A 「本郷さん、風見さん……聞こえるか?」 そう通信で呼びかけても両名からの返事は無い。 この状況に城茂こと、仮面ライダーストロンガーは舌打ちを禁じ得ない。 「通信の制限位してるって考えて当然か……」 考えれば当然だ。シグマと名乗ったあの男は殺し合いをさせたいのだ。 参加者同士で勝手に連絡を取り合われては円滑に殺し合いが進まない。それではヤツの目的の妨げとなってしまう。 それにしても……殺し合いだと? 茂は喉を鳴らす。 ヤツは、シグマは確かにそう言った。殺し合え、と。 そして、その勝者には、その願いを叶える権利を与える。死者をも、生き返らせると。 死者を生き返らせるなどとは正気の沙汰とは思えない。 しかし、或いは、自分達をここに集めた技術、侮れない。死者の一人や二人蘇らせることも可能かもし... -
イーグリード
ストーム・イーグリード ■姿 その名の通りイーグル(ワシ)がモチーフになっている。ワシ人間型ロボット。 人間の身体に鳥の頭をつけたような姿。脚部も鳥の足。後背部に翼もある。しかし手は人間の手。 片腕がロックバスターみたいになってる(普通の手に変身不可らしい)。名前はストームトルネード。 ■元イレギュラーハンター 天空の貴公子と呼ばれ、イレギュラーハンター第7部隊(通称、空挺部隊)の元隊長を務めていた。 ちなみにエックスとシグマは第17部隊、ゼロは第0隠密部隊と第17部隊の掛け持ち。 理性的な性格ゆえに、シグマのテロ行為にも一度は異を唱え真っ向から衝突した。 シグマに敗北した後、彼の軍門に下っている。ロックマンX1のボスの1人。 洗脳されたのか正気なのかは不明。シグマウイルスに感染しているかも不明。 第7部隊旗艦・空中要塞デスログマー(マグロ型巨大飛行... -
幕裏
幕裏 ◆hqLsjDR84w 最後の演目まで終わり、暗転していた劇場へと光が灯る。 続いて、真っ赤なカーテンが舞台に下りていく。 終盤の思いがけない展開に呆気に取られていた観衆たちは、真紅が視界に入り込んでやっと閉幕を理解し始める。 徐々に客席から立ち上がる者が現れ、カーテンが下りきった頃には全員が椅子から腰を上げていた。 ちらほらと鳴り出した拍手は万雷に、感極まった数人があげた歓声は広まり怒号に、秒にも満たぬ間にその名を変えていく。 ◇ ◇ ◇ エピローグ 「幕裏」 ◇ ◇ ◇ 大気を震わすほどの喝采もやがてやみ、観衆たちは荷物を纏めだす。 ある者は心を打った場面を胸中で噛み締めながら、またある者はクライマックスについて同行者と語りながら、劇場を後にする。 そろそろ人の動きがなくな... - @wiki全体から「関連ブログ」で調べる