毒藥王_4

4.



(前略)

[アルゼス]
うん……?この老いた人間が
追い回される理由が知りたいのか?

[アルゼス]
前にも言ったが、私は龍之城を
襲った魔物達を退け
大きな武勲を上げた。
そして龍之城での市民権と
地位、財産を得るようになった。

[アルゼス]
そんな中、当時龍之城の武林の
間で毒薬について研究している
門派から連絡があった。
一人で研究してもたかが知れて
いるから、その門派に入った。

[アルゼス]
私の考えは正しかった。
武林の毒に対する知識は
なかなかのものだった。
アサシンギルドで学んだ、
武器に毒を塗って効率的に
暗殺する発展型が見え始めた。

[アルゼス]
私と彼らは熱い討論を重ね、
たまにケンカもしながら互いを
深めていった。
魔物を撃退し、良い世の中を
作るために必死だったのだろう。

[アルゼス]
結局、私は彼らと共に官からの
要請で魔物退治をし始めた。

[アルゼス]
成果はどうだったと言ったかな?

……? 良かったんですよね。 まぁまぁだったと…… まだよく分からないです。
X - 接下列對話 - X - 接下列對話 -

+ ……?
[アルゼス]
お前、私の話をまじめに
聞いていなかったようだな。
この辺でやめておくか……

[アルゼス]
老いぼれがしゃべりすぎたな。
そら、帰った帰った……
[關閉]

+ 良かったんですよね。
[アルゼス]
そう、良かった。
とてもな!
(繼續對話)

+ まぁまぁだったと……
[アルゼス]
ふむ……そうか……
そういう見方もあるが……
気が抜けるな……

[アルゼス]
老いぼれがしゃべりすぎたな。
そら、帰った帰った……
[關閉]

+ まだよく分からないです。
[アルゼス]
うん?まぁここからだ。

[アルゼス]
そう、良い成果を収めたのだ。
(繼續對話)

[アルゼス]
当時、町を徘徊する魔物どもを
次々に潰していったのだ!
それまで、誰もできなかったことを
私達がやりこなしたというわけだ。

[アルゼス]
しかし、政派の武林達の妬みを
一気に受けるようになった。
毒薬なぞ姑息な輩が使うものだと
言いながら、私達を卑下し始めたのだ。

[アルゼス]
すべてのことを正攻法で解決
させようと思う彼らの考え方では
それも当たり前ではあったが……
しかしあいつら政派の武林達は
私達に陰湿な攻撃をするようになった。

[アルゼス]
こともあろうか太守の息子の食事に
毒を盛り、私達のしわざだと
責め立てたのだ!

[アルゼス]
結局、私の属していた門派は
滅び、私も追われる身になって
しまったというわけだ……
監獄を脱出してからは、身を
隠しながら暮らす毎日よ……

[アルゼス]
今にでも太守の野郎の所に行って
「私ではない!」と堂々と叫びたいが、
もう過去のことだ……
[ 關閉 ]

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最終更新:2022年09月30日 23:21