7.
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morocc 134,111 吟遊詩人 741
[歌う男]
先ほどからこの辺りを
歩き回っているようだが。
私に用でもあるのかね?
[ヨルティ]
ウ……ウ……
ウァァァァァン!!!!!!
怖いよぉ!!
ママ! ママはどこ!!
ウァァァァァァン
[歌う男]
あ……ほらほら、泣かないで。
私に安らぎを与える子羊よ。
ほら、キャンディです。
甘いですよ。ん?
ハハ……あなたは私の天使です。
| キノキティという人を捜すか…… |
やはりあなたは誘拐犯! |
|─ 接下列對話 ─|[歌う男]
……君は、無礼だな。
この少女は言葉で私に助けを求めた
唯一の存在なんだ。
私の痩せてしまった胸に根付いた
ただ一つの若芽だ。
[歌う男]
……そんな当てずっぽうな推察で
私と彼女を傷つけるな。
まだ幼い芽だが、
彼女は未来には美貌と
気品を兼ね備えた
レディーの姿が待っている!
[キノキティ]
おぉ、あなたが誰かしらないが、
しがない一詩人の名を
知っているのか?
そう、私がキノキティだ。
─あなたは泣いている女の子に
キャンディをあげてなぐさめていた
キノキティに、この間の事情を
話した─
[キノキティ]
はたして、そんなことがあったかな。
ところで、バングアプル・イレンド。
敢えて大先輩が改詞した曲を
愚弄するとは!
今度会ったら、どうしてやろうか……
[玩家]
キノさん。
それで……原曲はご存じですか?
[キノキティ]
「一つなら愛するのね」の原曲か……
あんなもの、
私が覚えるようなものかね!?
私のこの不毛な日々を捨てた胸には
そんな歌が入る所はない!
うぅぅぅぅ……
[キノキティ]
君にわかるか?
私の胸は安らぎが育たない。
砂で覆われた砂漠と同じだ。
私の乾いてしまった感性で
あんなラブラブな歌を
歌うことができるか!
[ヨルティ]
……う……おじさん怖い……
大きい声で……うぅ……
ヨルティ、な……泣かない。
うん……
[キノキティ]
あ、レディーを驚かしてしまったね。
ごめんよ。もう大丈夫だ。
ふぅ……とにかく、
その歌の原曲を知りたいなら
古い本屋にでも
行けばわかるかもしれないね。
[キノキティ]
イレンド、あいつが何故原曲を
知りたいのか疑問だがね。
ここ最近、数年の間に
発刊されたすべての楽譜には、
この私、キティの作詞ばかりが
載っているのだよ。
[キノキティ]
フフフ……カップルなんか……
ゴホッ! ゴホホ!
う……血が……
[キノキティ]
……不健康な体だろう
……ゴホッゴホゴホッ!
…………
まったく、前世に何の罪があって……
こんな体に……
[キノキティ]
さて……
どうしても原曲が知りたいなら、
ジュノーに行くといい。
図書館通りにある安っぽい本屋に行けば
探す手間も省けるだろう。
[キノキティ]
あぁ、行きたまえ。
私の歌も人生も
今が一番なのだ。
あまり邪魔をしないでくれ。
[
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再對話:
[キノキティ]
まだ行かない気か……
ジュノーの図書館通りだ。
イレンドなら
すぐにわかるだろう。
あいつに聞くといい。
[キノキティ]
すぐに行くといい。
私はレディーと
二人っきりでいたいんだ……
…………ゴホッゴホッ。
[キノキティ]
そうだ。
君に言っておきたい事がある。
次第に弱く、細くなるこの声で
よかったら、また来るといい。
[キノキティ]
その時は、君だけのために歌おう。
例え首まで血で染まろうとも、
聞き入れる人がいるというのなら
私は歌うのをやめない。
詩人とは、皆がそうなのだ。
[キノキティ]
………………
最後に、
イレンド、あいつのために
色々と手を貸してくれて、
ありがとう。
[關閉]
最終更新:2023年02月15日 12:27