吟遊詩人_12

12.



+ geffen 132 38 吟遊詩人 51
cutin "bard_eland02",2;
[イレンド]
こんにちは、
相変らずいい天気ですね。
おかげさまで皆さん、
最近楽しそうです。
さぁ、何をしましょうか?
歌? 話?

面白い話を 一曲お願い またの機会に
和之前的一樣

+ morocc 134 111 吟遊詩人 741
[キノキティ]
世のすべてはうまくできている。
はたして、そうなのだろうか?
私も君も、ヨルティも……
そして彼女も……
何か望みがあるのか?
よければ相手をしよう。

話を…… 声が…… いえ、大丈夫です

(話を……)
以下三分一機率
[キノキティ]
古い伝説は
歌になって伝わっている。
偉い神々の系譜も、
勇敢な英雄たちの話も、
歌詞に姿を変えてつながっている。

[キノキティ]
そして、多くの人々が
生きている時、
これを知ろうとする……
そのために、
この私が存在しているかもしれんな。

─キノキティは、楽器の弦を整えて
低い声で歌い始めた─

{ライン川の底に巨大な黄金
愛を否認する者に隠しておく秘密
黄金で全能な力を持った指輪を作ろう
神々さえ貪る支配者の指輪}

{ヴァルハラを作った巨人たち
報酬に望んだのは女神フレイヤ
狡猾なロキの手により女神は消え
代わりになるはアルベリヒが持つ宝
神々さえ貪る支配者の指輪}

{魔法を使うアルベリヒ
何にでも姿を変える
自分の黄金で全てを支配しようと企む
ロキはまたまやかしを使う
可哀相なアルベリヒ
ひき蛙に変わった時に捕まった}

{アルベリヒは指輪を呪う
その主人になる者は他人の欲を受ける
指輪を手にした巨人たち
互いの宝を持って争った
呪いを受けた弟は兄を殺した}

[キノキティ]
ぐ……ゴホゴホッ!
これはニーベルングの指輪に
縛られた話だ……
そう……古い歌だ……
理解できたか……?
[關閉]

以下三分一機率

[キノキティ]
……話……よりは
このまま、一曲歌おう。
分かっているな。すべての歌は
各々が小さな話を抱いている。
……ゴホゴホッ!

+ IF 分歧B END
─キノキティは、楽器の弦を整えて
低い声で歌い始めた─

{まだ私は覚えています
そっと寄り添った君の肩の温もり
最後まで取ってくれた君の両手}

{笑いながら送ったが、
実は泣いていました
帰ることができないのが
わかっていたから
私たちにとって大切だった
そのすべての時間}

{まだ私は覚えています
プロンテラ聖堂で鳴らした鐘の音
モロクで一緒に食べたアイスクリーム
コウモリに追い回された
フェイヨンのダンジョン
あまりにも美しかったコモドの花火
淑やかに降っていたルティエの牡丹雪}

{オーディンとともにある君の美しい魂
遠い日、世界に夕暮れが訪ねてくる
その日、君の瞳は何処を向く}

{いつまでも私は覚えています
私を忘れないで、私の名前を呼んでくれ
その音が聞こえれば空を眺めます}

[ヨルティ]
あ、キノおじさん
それ、いつもママが歌った歌だ!
もっと歌って歌って。

[キノキティ]
そう……
これは彼女が歌った歌……ゴホゴホッ!
別れが来ると定められた人を
愛しながら待つ者は……
世の中には多い……

[キノキティ]
……お前も残してきた者がいたら、
待つ人がいるのなら
後悔する前に会いに行くといい……
私のようにしていると
涙だけを残すことになる。
[關閉]
+ 分歧A END
─キノキティは何回か大きい咳を
した後に袖で口元を拭い、
楽器の弦を整えた─
─彼の袖が赤色に変わったのは
目の錯覚だろうか─
─彼は何事も無いように歌い始めた─

{不死身と呼ばれた男がいた
その名はジークフリード
英雄ジークムントの息子}

{邪悪な巨人ファフニールは
竜に変わって彼を阻んだ
戦いのあげく
竜を倒したジークフリード
竜の血を飲んで知恵を得た
竜の血でジークフリードの体は
不死身になった}

{恐怖を知らない鋼鉄の体
氷みたいな槍でも
体を貫くことができず
火山の中の炎でも
彼は乗り越えてしまった}

{ブリュンヒルデ
ヴァルキリーの身分で人間を愛す
グートルーネ
ギービッヒの王グンターの妹
妬みは人の心を惑わすものだった}

{狩り場の井戸で
水を飲むジークフリード
足を滑らせ死んでしまった
彼女が知らせてくれたら
良かったことを}

{ほめたたえた者等も
消えてしまい
覚える者もこれからは見えない
冷たい墓標には
しおれた百合だけ……}

[ヨルティ]
すごいすごい!
キノおじさんが世界で
一番歌が上手!
ヨルティ、おじさんの歌が
一番好き!

[キノキティ]
これは不死身のジークフリードの
土台となった話だ。
私の小さなレディーのためなら
いつでも歌ってあげよう。
[關閉]

以下三分一機率
[キノキティ]
話、ふむ……何の話をしてやろうか。
ふむ……モロクでいいだろう……
南西の方へ行くとサンダルマン遺跡が
あるのはお前も知っているな?
あれは周辺の渓谷に建設された
天然の要塞。

[キノキティ]
……それも過去の話だが……
そのサンダルマン遺跡から更に
南西に行ってみると
ファロス燈台に出る。
東にココモビーチ、
北にパプチカ森……

[キノキティ]
……地理的でつまらないかね?
私が話したいのは……
その向こうにある
ウンバラという村の話を
したくてね。
行ったことはあるのか?

[キノキティ]
ウンバラ……それ自体も
なかなか興味がある所だが、
一番気になるのは、
ウンバラが抱いている木。
…………ニブルヘイムへ通じるという
あの木は世界樹なのではないか?

[キノキティ]
……ニブルヘイムに……
彼女に会いに……
…………
[關閉]

(声が……)
[キノキティ]
ん? ああ……持病があってね。
そんなに大きい声は出せない。
胸の奥から血が
這い上がっているだけだ。ゴフ。
生きて行くのに、特に問題ない。

─キノキティは少し苦い表情で
楽器の弦を整えて
演奏を始めた─
─穏かな音律とともに、
彼の低いハミングが聞こえてくる─
soundeffect "humming.wav",0;
[關閉]

(いえ、大丈夫です)
[キノキティ]
…………ふむ……
世の人々が、皆お前みたいならば
どんなによいことか。
[關閉]

+ morocc 132 111 女の子 703
(分歧A END)
[ヨルティ]
ヨルティは……
もう泣かないことにする。
ヨルティが泣くと、
キノおじさん痛いの。
時々血も吐いちゃうの。

[ヨルティ]
ん? パパ?
うぅ……
ヨルティはパパいないの……
ママと住んでたけど
ママ遠くにいるの。
キノおじさんがそう言ったの。

[ヨルティ]
ママ、空の遠い所にいるって
それでそれで
ヒコン……ビコー……
えーっと……
ビゴム……?

[ヨルティ]
……空を飛ぶ大きな風船……
あれに乗れば
会えるかも知れないけど……
でも、ヨルティもう泣かない。
ママを見たいけど我慢する。
キノおじさんが痛いのもっとやだ……
[關閉]

(分歧B END)
[ヨルティ]
ラララ……ラララ……
ヨルティもう泣かない。
ヨルティ、おじさん好き。
おじさんが歌ってくれる歌も
昔の話も好き。

[ヨルティ]
キノおじさんの歌は
ママが歌ってくれた歌。
今はママいないけれど、
キノおじさんが必ず
会わせてくれるの。

[ヨルティ]
キノおじさんは友達。
だから、
(男)お兄さん:(女)お姉さん もヨルティの友達。
[關閉]

+ payon 181 172 吟遊詩人 51
[グィンダブルハーモニー]
アハハー、みてみて、
みんな聞いてみて〜
友達に聞いた話で、フェイヨンで
暮らしてたある商人の話なんだ。
誰でもこの歌はすごく好きなんだよ。

[グィンダブルハーモニー]
何でって?
そりゃもちろん、
このグィンが歌うからさ〜

[グィンダブルハーモニー]
次の話、知りたい?
知りたい?
聞きたいでしょ?
どんな歌なのか知りたいでしょ?

目をきらきら輝かせる 視線をそらす

(視線をそらす)
[グィンダブルハーモニー]
あー!
無視するのね!
無視しちゃうのね!?
ダブルハーモニーを無視したの!
あなたにはもう歌ってあげないから!
[關閉]

(目をきらきら輝かせる)
[グィンダブルハーモニー]
あなた、そこのあなた!
その目つき、素敵なの!
ダブルハーモニーが歌うよ!
ダブルハーモニーが話すよ!
どうする? どうしよっか!?

歌って! 歌って! お話! お話! 今度また会おう!

(歌って! 歌って!)
以下三分一機率
[グィンダブルハーモニー]
歌う、歌うよ!
ダブルハーモニーの歌!
「商人め〜!! 金儲けしたな〜!」

[グィンダブルハーモニー]
友達に聞いた話で、フェイヨンで
暮らしてたある商人の話なんだ。
誰でもこの歌はすごく好きなんだよ。

お金も装備もなかったある商人
商人だというのに
商売する方法がなかったんだ〜
でも、自尊心があったから物乞いは
しなかったんだよ
服と刀を売ってお金を用意したの〜

初めに赤ポーションを売ったんだ〜
プロンテラでいもも売ったかも
買ってくれる人が多くて
商売はうまく行ったの〜
常連客は好きだったし
装備も用意できたの〜

そうしたある日
詐欺にひっかかったの〜
悪いギルドの計画だったんだ

まじめだったのに
また貧乏になったその商人
堅く心に決めて
蟻の巣に入って行ったの〜

コウモリや蟻たちと戦って
蟻の卵を割って
ガイアスとにらみあったね
マヤーに追い回された時もあったの
カートは一杯だったけど
汗と涙で蟲の皮を集めたよ〜

蟲の皮が一万個を過ぎる頃に
カードが手に入ったんだよ〜
金銀財宝よりも貴重なカード
誰もが持ちたがったカード

でも、彼はそれを売らなかった
まじめに努力する人は
いずれは恵みを受ける
その心を忘れないためとか〜

[グィンダブルハーモニー]
お金のお話なの。
古い話なんだよ〜
でも実話でしょ?
ん? 実話だよね?
ダブルハーモニーは
そういうの全然分かんなくて〜
[關閉]

(以下三分一機率)
[グィンダブルハーモニー]
歌〜歌〜
ダブルハーモニーの歌〜
世界樹だよ〜

それは聖木イグドラシル
それは空を覆った木
偉い木が白い露に濡れて
白い露は落ちて洪水になるのね
ウルドが濡れないように
覆い被さる聖木だね

賢明な娘が三人
偉い聖木の下にいるのね
一つはウルド、法を作って
一つはヴェルダンディ、生を選択して
一つはスクルド、運命を決めるのね

それは聖木イグドラシル
それは空を覆った木
偉い木の根は涙に濡れて
涙の根は死に触れる
フヴェルゲルミルにその根に触れた

邪悪な竜が暮らす
ニブルヘイムの中にある
フヴェルゲルミルの泉に暮らす
聖木の根を燃やす
聖木の根をかじる
邪悪な竜ニーズヘッグが暮らす

それは聖木イグドラシル
それは空を覆った木
偉い木の根は知恵を探して
知恵の根は賢者を探す
ミーミルの泉にその根が触れた

賢明な巨人が守っている
オーディンが一方の目を捧げた
ヘイムダルのギャラルホルンで
夕暮れのその日のために知恵を得た
賢明なミーミルがその泉を守った

それは聖木イグドラシル
それは空を覆った木
偉い木が白い露に濡れて
運命の三つの女神が一緒にいるよ
世界を支える聖木だね

[グィンダブルハーモニー]
うーん……うーん……
事実なの? 本当なの?
これじゃ歌じゃないの〜
ただ楽しく聞き入れて〜
ダブルハーモニーの歌じゃないの〜
[關閉]

(以下三分一機率)
[グィンダブルハーモニー]
歌〜
虚無の歌〜
リーズの歌〜
ダブルハーモニーバージョンなの〜

引き出しで見つけた
きちんときちんと心をこめた字〜
古くて褪せているけど〜
正直な心を込めていたな〜

引き出しで見つけた
少し子供っぽい字〜
古くて褪せているけど〜
ずいぶん前に感情を込めていたな〜

引き出しで見つけた
忘れて去られてた愛〜
伝えられなかったのは
私に勇気がなかったせい〜

引き出しで見つけた
誰かへの思い出せない愛〜

伝えることができなかった〜
私の自尊心を捨てることが
できなかったせいで〜
自尊心を捨てる勇気が
なかったせいで〜
君のためのダブルハーモニーなの〜

[グィンダブルハーモニー]
あなたもそんな人いる?
いるの?
その人を思いながら書いておいた
手紙ある? あったら捨てて
その自尊心を捨てて。
[關閉]


(お話! お話!)
(以下三分一機率)
[グィンダブルハーモニー]
うーん……あなた。
洞窟で熟成されたチーズ食べた?
コモドで食べることができるの。

[グィンダブルハーモニー]
でもね、それを食べてからは
他の世界から召喚した
魔物の攻撃を耐えることができる、
そんな強靭な体になることができるよ!

[グィンダブルハーモニー]
あなたも食べてみたい?
ダブルハーモニーはそれを食べたら
めまいがして気を失ってしまったの。

[グィンダブルハーモニー]
そんなスノウノウがどうして
ルティエにいるか知ってる?
ルティエよりも北の方に、
もっともっと寒い場所があったけど、
ある魔女に襲われて、
全て溶けてしまったみたいなの。

[グィンダブルハーモニー]
あの時、雪だるまのスノウノウは
溶ける直前にある錬金術師のおかげで
ルティエに送られたそうなの。
詳しいことが知りたい?
それなら、今すぐルティエに行って
スノウノウと友達になってみて!
[關閉]

(以下三分一機率)
[グィンダブルハーモニー]
プロンテラを通り過ぎる時見たの。
昔の剣士ギルド前の修練場なの。
青年が一人で熱心に
修練をしていたの。
私がずーっと見ていたのに
気づかなかったぐらいにね。

[グィンダブルハーモニー]
実力のある剣士になるのが
夢みたいなの。
新たに冒険者になろうとする
ノービスに自分の装備を
渡しているのを見て
慈善事業家の方が似合ってるけど……

[グィンダブルハーモニー]
ずっと見ているのも退屈で
そのまま帰ってしまったの。
もしかして、モンスター学会に
その人を紹介すればよかったかな。
そういうの、好きそうだったよ。
[關閉]

(以下三分一機率)
[グィンダブルハーモニー]
あなたは白い雪だけで覆われた
ルティエという街に行ってみた?
行ってみたの?

[グィンダブルハーモニー]
スノウノウという
雪だるまが住んでいるの。
あなた、スノウノウには
会ってみた?
スノウノウは
贈り物をくれるの。

[グィンダブルハーモニー]
そんなスノウノウがどうして
ルティエにいるか知ってる?
ルティエよりも北の方に、
もっともっと寒い場所があったけど、
ある魔女に襲われて、
全て溶けてしまったみたいなの。

[グィンダブルハーモニー]
あの時、雪だるまのスノウノウは
溶ける直前にある錬金術師のおかげで
ルティエに送られたそうなの。
詳しいことが知りたい?
それなら、今すぐルティエに行って
スノウノウと友達になってみて!
[關閉]


(今度また会おう!")
[グィンダブルハーモニー]
あれ?
そのまま行くの?
そのまま行っちゃうの!?
ぶー、それじゃ次は遊ぼ〜!
今度会った時は
歌を聞かせてあげるね〜!
[關閉]

+ yuno_in01 172 100 本屋のお爺さん 712
(分歧A END)
[スケジ・ポンディン]
やぁ、いらっしゃい。
今日は何を見るんだい?
といっても、
あるのは歌集ぐらいだがね。
ハッハッハッハ。
[關閉]

(分歧B)
[スケジ・ポンディン]
珍しいね。黒十字とは……
キティのやつ、
まだ活動中だったのか……

[スケジ・ポンディン]
とにかく、あいつがまだ
元気なのはわかったよ。
必要なことがあれば
好きなだけ見ていきなさい。
[關閉]
































































































































































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最終更新:2023年02月15日 16:35