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啟海伊洛_第二部_8

キルハイル学院 地下教室(179,39)



[エリー]
え?これは…………


—エリーは封筒を開けて中の手紙を読み始めた-


—エリーへ-
息子と話すことがあるので、本家にいるキエルに会いに行く
もしこの手紙を残した日から一週間以上連絡が無かったら
お前のために残しておいた物を持って学院を出なさい

それは別荘の書斎に隠しておいた
お前に信頼できる友人がいるなら、その人に頼んで
別荘に残したいくつかのメッセージを辿って、荷物を探してもらうといい

もしかすると危ない目に合うかもしれない……
しかし、お前が信じている友人なら大丈夫だと私も信じるとしよう……

ただ、学院の学生や関係者は駄目だ。彼らはキエルと関係があるかもしれん
必ず学院と関わりの無い者にしかこの手紙の事は話してはならない
わかるな、エリー。では、気をつけて行動しなさい


[エリー]
お爺ちゃん……前にあった日からもう10日も経っているよ……
……お爺ちゃん、何かあったの?私…どうすれば……ふ……ふぇ……



[エリー]
ふぇぇ……


お爺さんについて聞いてみる 息子というキエルについて聞いてみる 学院について聞いてみる
[PC]
エリーのお爺さんってどんな人なの?何か複雑な事情があるみたいだけど……

[エリー]
……私のお爺ちゃんはキル・ハイル。財団の会長である「キル・ハイル」会長

でも、孤児だった私を小さい頃から大事にしてくれた親のような人……
厳しそうに見えるけど誰よりも暖かくて……優しい人……
それなのに……お爺ちゃん……無事なの……?

[エリー]
ふぇぇ……

(回菜單)
[PC]
手紙に書いてあるお爺さんの息子さん、「キエル」ってどんな人?
お爺さんと仲が悪いみたいだけど……

[エリー]
「キエル」さんの事は私もよく知らないの
学院内での行事の時、そのたった一度でしか見た事ないの

でも……顔だけは忘れられない……
冷たい銀髪と凄く恐い目つき。鋭くて刺さりそうな視線で皆を見てた……

男だけどきれいな顔に白い肌を持った綺麗な人
学院の中にも「キエル」さんに憧れる人は多いみたい

でも、お爺ちゃんと「キエル」さんは仲がとっても悪かったみたい

お爺ちゃんは「キエル」さんの話が出るとすぐに怒ってた
詳しい話は聞けなかったけど何度も言い争ってるみたい

どうして仲が悪いんだろ……あんなに綺麗な人と優しいお爺ちゃんなのに……

[エリー]
ふぇぇ……

(回菜單)
[PC]
この学院は一体どんな所?学院にしては保安が徹底的
施設も凄くしっかりしてるように見えるんだけど

[エリー]
ここは、キル・ハイル財団が立てた孤児たちのための専門学院
志望する職業の専門教育を受けることが出来るの

あ、私はカプラサービスとキル・ハイル本社の秘書職を志望してるの
「エリシア」さんのように素敵な女性になるのが夢!エヘヘッ……

でも……ふぇ……最近、学院の中で変な事が起きてるの
みんな、一人でいるのを恐がるぐらい……

でも、私は大丈夫!いざとなったら「PC」さんが助けてくれるはずだもんね!
エヘヘッ……


[PC]
エリシアさん?
変な事?


[エリー]
お爺ちゃんの秘書。すっごく綺麗なんだから!



[エリー]
ふぇぇ……


[PC選択]
お爺さんについて聞いてみる
息子というキエルについて聞いてみる
学院について聞いてみる


[PC]
この学院は一体どんな所?学院にしては保安が徹底的
施設も凄くしっかりしてるように見えるんだけど


[エリー]
ここは、キル・ハイル財団が立てた孤児たちのための専門学院
志望する職業の専門教育を受けることが出来るの

あ、私はカプラサービスとキル・ハイル本社の秘書職を志望してるの
「エリシア」さんのように素敵な女性になるのが夢!エヘヘッ……

でも……ふぇ……最近、学院の中で変な事が起きてるの
みんな、一人でいるのを恐がるぐらい……

でも、私は大丈夫!いざとなったら「PC」さんが助けてくれるはずだもんね!
エヘヘッ……


[PC]
エリシアさん?
変な事?


[エリー]
……これは外部の人に話しちゃいけないって言われてるんだけど……
「PC」さんは私にとって特別な人だから話してあげるね

……最近、学園内に幽霊が出るの!……ふぇ……信じてないでしょ!本当のことなんだからね!

あのね、幽霊は毎晩学院の中をうろついてるの
その幽霊と出会っちゃったら最後
幽霊の呪いの言葉を聞いた途端、体が人形みたいに固まっちゃうの!

学院内のある部屋に止まっていた私の友達「マヨ」も幽霊に出合って人形みたいにされちゃったの……
後で「マヨ」が医務室に移されたって聞いて、先生がいないときに医務室に行ってみたの……

……ベッド上に「マヨ」はいた……でも……いくら話しかけても全然返事が無くて……
何の反応も無い……本当に……人形みたいだったの!

……その瞬間、私はとても恐くなって医務室から逃げ出したの……

私もその幽霊に出会っちゃったらそんな風になっちゃうの?
「PC」さんの事もわからなくなっちゃうの?

うぅん……そんなことない!
私がもし幽霊と出会って呪われちゃっても、「PC」さんがきっと助けてくれるよね!
エヘヘッ……

私が固まっちゃっても「PC」さんが「エリー、起きて」って言ってくれれば
きっとすぐに動けるようになるよ。エヘヘッ……

「エリー、起きて」だよ
何か他の変な事言われたら怒ってずっと人形のままなんだから!……なんてね

エヘヘッ……それじゃ「PC」さんも困っちゃうでしょ?

ふぇ!?大変!課題の提出忘れてた!
私、もうリコル・レイン先生に会いに行かないと!

あの……よかったら別荘に行ってお爺ちゃんが残してくれた物を探してもらえないかな?
私が信じられる人は「PC」さんしかいないの……


[リコル・レイン]
……リー!………エリー!課題の提出時間ですよ!
今が何時なのか、わかっているのですか!


[エリー]
ふぇえぇ!?ごめんね!もう行かないと!

ぁ!?そうそう!今日の夕方頃、寮の私の部屋に来て
まだ話したいことがあるから!

寮は学院の後ろにあるの。私の部屋は寮の南側の2階
玄関から一番奥の部屋で、梯子で上がってこれるの。戻ったら窓は開けておくからね!



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最終更新:2018年02月12日 22:20