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総合ショッピングモール - (2008/07/27 (日) 23:53:55) のソース

*【ワールド・パン・バザール】

共和国環状線、鍋の国駅の地上部はショッピングモール「ワールド・パン・バザール」となっています。
モールの外見は土鍋の形を模しており、屋根の部分がちょうど蓋にあたります。
この屋根、実はガラスで出来ているのです。

★ここにイラスト

鍋の国の新しい玄関口であるこの駅に降り立った、各国よりお越しの皆さんに、
ショッピングと共に南国特有の日差しと青空を楽しんでいただきたい。
そういう願いを込めて天井部を開放感あふれるガラス製としました。
南国の輝く日差しは取り入れつつ、熱と紫外線は反射する表面が特殊なガラスを使用し、
モール内に熱がこもらないように設計されています。
もちろん安全面にも注意を払っています。
フレームで全体の強度を高め、強化ガラスの使用で万が一の時にも破片が落ちてこない仕様になっています。

ですが国民としては少し物足りない。
もっと開放感が欲しい!!
この世には開閉式の屋根を持つスポーツ施設だって存在しているではないか。
だったら開閉式のモール屋根があってもいいのではないか?
ガラス製の鍋蓋屋根にはちゃんとつまみも付いているのだから、
ここを持ち上げて本当の鍋のように蓋を開ければいいのではないか!!!

…
国民の熱い思いに応え、ガラス蓋は開閉式となりました。
蓋を開閉するイベントは「天井蓋開閉ショー」と名付けられました。
大きな蓋を動かすのはサイベリアン達が担当することに。
数機のサイベリアンが協力し合って蓋を開ける様子は、とても見ごたえがあり、
またどこかユーモラスな雰囲気があります。

この開閉ショー、文字通り天井をパカっと空けてしまうので雨天や風の強い日には実施されません。
常に天候に左右されるため正確な開催日時は告知されません。
モールの事務局からはそろそろ開けようかという情報だけが流れてきます。
ショーが見られるのは運次第!
という事になっていますが、実際は気が向いたら開けている、ただ開けたいだけ!気晴らしなどの説もあります。
また天井が開いたからと言って何も出てきません。
ただ開けて閉じる。
それだけです。

ガラス蓋の開閉の様子は土鍋蓋の開閉そのものです。
開閉ショーを見た鍋の国の国民は、鍋の蓋をあけるときの家族の嬉しそうな顔を思い出し、
みんなほっこりと笑顔になるのです。



そしてこのショーは王猫様も大好き!蓋が開く時は必ずと言っていいほど王猫様のお姿があります。
鍋蓋はいつ開くか分からない…でも王猫様はその気配を察知して、
王城から、別荘から、観覧車のてっぺんからこのモールまで駆けつけるのです。
ですが観覧車のてっぺんからはさすがに時間がかかってしまい、まれに開閉を見逃す事があります。
その時の王猫様はとてもとても凹んでらっしゃいます。
王猫様が来るまで開閉を待つという意見もあります。
ですが列車に乗る前にたまたま開閉に居合わせたラッキーな人もいるでしょう。
そう、これは運なのです。
そしてこの運の前では王猫様といえども平等なのです。

いつ起こるかわからない開閉ショーですが蓋が開きそうな時、人はモールに集まってきます。
そして開閉ショー観覧は王猫様の新しいご趣味として広く国民に知られています。
王猫様を一目見ようと人はモールに集まります。
人々は開閉ショーと王猫様のお姿を堪能し、その後はモールで食事やショッピング、温泉を楽しんでいくのです。
この経済効果は計り知れません。
不定期な上サイベリアンまで出動させる、一見不経済で意味がなさそうに見えるこのイベント。
実は観光事業としてものすごい経済効果があるのです。


ショッピングモール「ワールド・パン・バザール」の天井蓋開閉ショー。
みなさまもぜひ一度ご覧下さい。

(文:藤村 早紀乃)

*店舗案内

天井がガラス張りの名前の通り主に鍋に関する食の複合ショッピングモール。
鍋料理レストラン、食品マーケットは国内最大級の施設で、
ここでしか手に入らないものも多く、駅利用客のみならず国内からも大勢の人々が訪れる鍋の国の新名所です。


■総合鍋専門店 「WPAP(World pots and pans)」

世界各国で愛され続けている調理用具である様々な鍋や釜を扱うお店です。
土鍋、鉄鍋、石鍋…素材はもちろんサイズ、
用途にあわせたお鍋や釜をプロ用から家庭用まで幅広い品揃えでご用意しております。
(※調理用具やそれに類するお鍋、お釜のみの取り扱いとなります。そちら方面の方はご了承下さい)
鍋料理専用のものばかりではなく、製菓用の銅鍋や寸胴鍋などの種類も豊富にご用意しております。
鍋だけを扱っているとは思えないほどの広さの売り場で、貴方も新しい発見してみませんか?
''[ご注意]''
☆老舗スッポン料理店から入手する“使い古されたまる鍋”は完全予約制で、購入時に審査(技術、設備の有無)が必要になります。
☆店の中央に飾られた「黄金のしゃぶしゃぶ鍋」は非売品です。
☆当店で圧力鍋を買う場合、「3」の倍数の注文はお受け出来ない事となっておりますのでご了承下さい。


■総合鍋料理店「FOND」

ちゃんこ、すき焼き、おでん、水炊きなど和風鍋はもちろん、チゲ、火鍋、フォンデュ、ブイヤベース……などなど、
世界中の鍋料理が堪能出来る鍋料理のエキスパートレストランです。
鍋の国オリジナルレシピも取り揃えておりますので、この機会にぜひご賞味ください。
また、お客様持込みの食材を鍋にするオーダーも受け付けております。
シェフがお客様のご要望を伺って、お好みや食材に合わせたベストな鍋に仕立てます。
店内にはエアコンが完備されており、個室ではお客様のご要望で室温を最強まで下げる事も可能です。
もちろん鍋の国そのままの気候で味わっていただくオープンエアなエリアもありますので、国民の皆様はご安心下さい。
 ※マイ鍋の持込みは鍋の状態/料理法によってはお断りする場合があります(破損保証出来ない為)

■フードコート「鍋奉行」

カフェテリア形式の軽食コーナーです。
乗り継ぎなどで時間がない方の為に既に調理済みの鍋をご用意しております。
おでんや土手鍋など、スナック感覚の鍋やプリン鍋、フルーツ鍋などのスイーツ類も豊富に揃えております。
猫舌の方の為に、適温急冷ファンが備え付けられたテーブルもございます。


■総合鍋具マーケット「P-mart」

鍋の具材やたれ、調味料になりそうなものなら何でも取り扱うフードマーケットです。
共和国環状線を利用して各国から運ばれた特産品、新鮮な海の幸、香り豊かな山の幸、
こんなものも鍋の具に?と不思議に思う食材など、様々な素材を取り揃えております。
奥の方はちょっとした水族館や動物園のようで、歩き回るだけでも楽しい食品市場です。
購入頂いた食材は隣の「FOND」やフードコートへ持ち込めばその場で美味しい鍋に調理してもらえます。


■テーブルウエアハウス「午後の鍋」

鍋にかかせない取り皿や大皿、菜箸やあく取りお玉など、鍋以外の食器や器具類を扱うお店です。
アンティークからデザイナーズ、新技術を利用した調理器具まで、各種取り揃えております。
闇鍋で使用する暗箱、カセットコンロやボンベ等はこちらでの販売となります。


■ファッションハウス「Kettle Holder」

鍋を調理する時、食べる時、貴方はどんな服を着ますか?
鍋の国のファンションコーディネーターがご提案する、様々なシチュエーションにあわせたウェアを取り揃えております。
鍋つかみのオーダーメイドも承っております。


■ファンシーショップ「ナベノクニ」

鍋の国の象徴である“鍋”や“眼鏡”、そして“王猫さま”をモチーフにしたグッズを各種取り揃えております。
鍋に入った王猫さまぬいぐるみや、眼鏡に付ける鍋料理ミニチュアサンプルのチャームがお土産に人気です。
奥のコーナーではお手持ちの眼鏡をその場でオーストリア産のラインストーン等を使用したデコ眼鏡に、
また専用の耐熱クリスタルガラスを使用したデコ鍋(こちらは3日ほどお時間を頂きます)に装飾するサービスも行なっております。
デザインのリクエストは自由。世界でたった一つの眼鏡や鍋を手に入れてみませんか?


■ドラッグストア 「Pファーマシー」

“鍋してて火傷しちゃった!”“白菜を切ってて指を……”
モール内には薬局も備えております。医者に掛かるのが苦手な貴方もこれで安心。
店内には救急治療薬の他、本格的な医薬品も取り揃えています。
また鍋の国の医師が開発した“医療鍋”を効能別に一食毎にレトルトパックしたものも取り扱っており、
自宅で療養されている方へのお土産品としてもご愛顧頂いております。


その他にも様々な店舗が近日オープン予定。
「ワールド・パン・バザール」は貴方の鍋ライフを完全サポートするショッピングモールです。

(文:まき)


*コラム:眼鏡ショップ

【眼鏡ショップ】

列車、飲食店、お風呂があれば、当然その隣には眼鏡屋があるのが鍋の国の常識である。
何故かって?それは・・・・&size(14pt){&color(red){曇る眼鏡が愛おしいから!!}}

&italic(){~満員電車に飛び乗って、曇る眼鏡~}
&italic(){~暖かい湯気に当てられ、曇る眼鏡~}
&italic(){~お風呂への扉を開けたとたん、曇る眼鏡~}

 &italic(){~~恥ずかしそうに曇った眼鏡を拭く君~~}
 &italic(){~~眼鏡を曇らせた君を見て、微笑む僕~~}

曇る眼鏡、それは眼鏡萌えのひとつの愛の形である。

共和国環状線が通り、ワールド・パン・バザール(世界鍋展)が開催され、
鍋風呂がある当地には当然のごとく巨大眼鏡ショップが存在する。


鍋の国は代表的な鍋国家だが、それと同時に眼鏡国家でもある。
鍋の国要点に『眼鏡』とあることからもそれが伺えよう。
そんなわが国に環状線で訪れる人々に、眼鏡の良さを是非しってもらおうと、鍋駅眼鏡ショップは全国のあらゆる眼鏡を販売している。

さきほど、曇る眼鏡を愛するからこそ、駅に眼鏡ショップが開店したことを話をしたが、
眼鏡ショップでは曇り止めの処理のなされた眼鏡も販売している。
それは、ここが環状線により、多く国から様々な文化を持った人々が訪れる地であるため、鍋駅周辺を眼鏡萌え中立地帯と認定したからである。

眼鏡を愛する人は、その愛ゆえこだわりを持っていることがある。
度入り眼鏡を愛す『度メガネ派』、眼鏡の縁を愛す『縁メガネ派』、眼鏡の曇りを愛す『曇りメガネ派』など様々な派閥が存在する。
しかし、愛は表裏一体のもの。
伊達眼鏡を愛す『伊達メガネ派』、縁なし眼鏡を愛す『縁なしメガネ派』、曇り止め眼鏡を愛す『曇り止メガネ派』など、相対する派閥も存在する。
各派閥は互いの萌を語り、熱い議論を交わしているが、眼鏡を愛する根底は互いに認め合っているため、対立し合うことなく存在する。

そんな様々な眼鏡萌えが混在する鍋の国。
しかし、最初に眼鏡文化に触れる人々には先入観を与えず、
まず己の感覚で眼鏡を選んでもらおうと鍋駅周辺を眼鏡萌え中立地帯と認定し、
全ての眼鏡を忌憚なく販売するとういうことが、鍋国眼鏡会議で決定され、大々的に発表された。


また、眼鏡萌えのない文化から訪れた者、自分には眼鏡が似合わないと思っている者にピッタリの眼鏡を勧めるため、
眼鏡スクールを優秀な成績で卒業し、実務経験のある超一流の眼鏡ソムリエが鍋駅眼鏡ショップ店員として働き、訪れる人々に眼鏡を勧めている。

&italic(){~この世に眼鏡の似合わない人は存在しない~}
 &italic(){~もしそう思っているひとがいるのならば、それはまだ自分に似合う眼鏡に出会えていないだけなのだ~}
 &italic(){【眼鏡ソムリエ教本・序章より】}

熟練の眼鏡ソムリエが数万を超える種類の眼鏡から、あなたにピッタリの眼鏡を探し出してくれることだろう。

眼鏡の品揃えがよく、一流の眼鏡ソムリエがいることで、
諸外国のみならず鍋国各地から自分に合う新しい眼鏡を購入するために、鍋駅眼鏡ショップへ訪れる鍋っ子も多いようだ。

(文:鍋@ふぁん)


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**おまけ

まき、藤村 早紀乃の案を採用した、建設前のショッピングモール外観デザイン(笑)案会議/(注:深夜)
#ref(00.gif)

こうして工事が着工されたのでした。

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