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ay第二話

我が愛しの苗たちの適温は15~25℃の間た゛。
桜の花がその桃色を散らし、日ごとに暖かみが感じられるこの季節。
実は収穫の際の果実の大きさを左右する重要な時期だったりする。
つまり加湿や葉の状態にも神経質になる必要があるのだが、


害虫は怖いので畑一面に殺虫剤を撒き散らした。


おれが育てているのはミニトマトなので、別に上物に仕立てあげる必要はない。決して虫を恐れているわけではないのだ。
ただでさえ小さいのにさらに小さくなる?仕方ないね

(それにしても・・・この時期に転校生か)


園芸部設立当初は畑が小さいのに辟易していたものの、今になってはこっちの方がいいと思える。


(まぁ大和に来る時点でまともではないと思うけど)

サターンや桃太郎なんて品種を育てていれば、やがて虫たちとのラク゛ナロックは避けられなかっただろうから。


(遊戯の腕は・・・どうなのかな?)


軽い水やりとむしごろしの散布を終え、またすぐに来るからねとその場をあとにする。


(いぶっちの話を聞く限りでは、凄そうな人だし)


一旦校門に戻り、オシリス組の校舎へ軽い足取りで向かう。

『オシリス組に転校生が来るらしいぞ』
あの時、いぶっちは言っていた。


転校生はくーら先生の身内だと。
あのサーヴィ先生からも一役買われていると。


それが示すのは単純な事実。


楽しみだな


思わず、言葉が出た。


      • 暴走したバイクが校内に侵入してきたのは、それからすぐのことだった

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最終更新:2009年12月20日 17:58
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