そうして俺は残りの授業を受けた。 数学のぺぱ先生の授業はわかりやすくとても参考になった
こういう先生なら苦手だった数学も克服できるかもしれない
科学のつかっち先生はよく言えば自由な授業 悪く言うと淡々と授業を進めていっていた
後ろではさっき転校生の性別を聞いてた男の子達が静かに騒いでいた
なぜか俺には先生がその騒いでいるのをほほえましく見守ってるというイメージがした
国語は・・・とりあえず・・・慣れるまで大変そうだ・・・。
そんなこんなで俺は授業を終え、帰ることになった
その途中で皆に一緒に帰ろうと言われたけどその誘いを全部断って1人で帰った
まだ・・・そこまで心がひらくわけないだろ・・・。
そんな一人で帰る夕暮れの帰り道 俺の前に一つの人影が立ちはだかった
そうこの学園に誘ってくれたもう一人の人物 サーヴィがそこにいた
サーヴィ「・・・やっぱりまだ馴染めないか?」
べぇず「・・・まだ初日だろ それに・・・俺は上辺でしか付き合いはする気はない」
サーヴィ「まだお前はそんなことを言ってるのか? いいやつらだろ?」
べぇず「いいやつらだよ? だから?」
サーヴィ「だからってお前・・・」
べぇず「いいやつらだから? 人なんて損得勘定でしか動かない動物だろ そんな見せ掛けの友情ごときで何ができるんだよ」
サーヴィ「お前は・・・まだあのことを引きずってるだろ だからそんなことを言うんだろ?」
べぇず「・・・うるせぇよ 俺は帰るんだ」
サーヴィ「そうやってまたお前は何からも逃げる気なのか!!」
そう言ってサーヴィは帰ろうとする俺の胸ぐらをつかんで壁に叩きつけて逃げられないようにした
べぇず「サーヴィ・・・離せ・・・!」
サーヴィ「お前がまたあの時のことを繰り返そうとしているならやめねぇ・・・。 あの・・・悲しい時に自分で戻ろうとしているならな!!」
べぇず「お前には関係ないだろ!!」
サーヴィ「お前がくるしそうだから俺達はお前に手を差し伸べたんだ!! それを無駄にする気か!!」
べぇず「でもそれとこれは話が別だろ!」
サーヴィ「お前がまだ苦しんでるなら俺が助けてやる!! 俺がいやなら
くーらがいる! ほかに頼れるやつはあの場所ならいっぱいいる!
だから逃げようとするな! 俺達のことを信じろよ!!」
べぇず「・・・悪かった」
サーヴィは俺の謝る言葉を聞いたからなのか手を離した
サーヴィ「・・・こちらこそわるかった お前の事を考えたらつい手が出たんだ・・・。 じゃあ俺は頭冷やす意味も込めて帰るよ」
べぇず「・・・じゃあな」
サーヴィ「じゃあな ・・・風邪引くなよ?」
あくまで俺の健康を気遣ってサーヴィは帰った 俺はサーヴィにすごい迷惑をかけてる・・・。
べぇず「・・・馬鹿みてぇ 何で俺は生きてるんだろ・・・」
?「そういう運命だから・・・じゃない?」
いきなり俺以外の声が聞こえた 周りを振り返るがその声の出し主が見つからない
?「人って罪深いものね・・・自分が満ち足りてることをしらずにその先を巡ってまだ争う・・・。」
べぇず「・・・そうかもしれないな」
?「あなたも必死に生きてみなさい そうすればおのずと自分の運命がわかるものよ」
その言葉が最後でその後は何も聞こえなくなった
べぇず「・・・空耳? 必死に生きる・・・か いまさらそんな事が俺に出来るのか? こんな・・・俺に」
夕暮れに包まれる中でその答えを返す者は誰もいなかった・・・。
最終更新:2010年01月07日 02:17