七期6/は、引越しの時にカオスミクを捨てていきました。
新しい家に移ってから数日後、彼の元に一本の電話が。
『もしもし? 私
初音ミク。今○○っていう駅にいます』
「ふーん」
数分後
『もしもし? 私初音ミク。今スーパーの前にいます』
「じゃあネギとひき肉買って来い」
数分後
『もしもし? 私初音ミク。今……』
「あ、ごめんキャッチホン入った。あとでかけ直してくれ」
数分後
『もしもし? 私初音ミク。今あなたの家の前にいま……
って、え、ちょ、おまわりさん違います私不審者じゃな(プツッ』
数分後
『も、もしもし!! 私初音ミク。今あなたの後ろにいます』
「ふーん。で?」
『……いや、で?って……』
「今SS書いてるんだから、邪魔するなよな!!』
ガチャッ
「おい聞いたか、『捨てられた初音ミク』の怪談」
「知ってる知ってる。元の持ち主の後ろを、なぜか泣きながら必死でついていくらしいぜ」
最終更新:2009年08月01日 19:20