【名前】農家のおばさん
【出典】ギャグマンガ日和
【性別】女
【名ゼリフ】
「あんたにやる命は一つも、なし!」
【主な支給品】
ブリスキー・ザ・ベアーの着ぐるみ(旧デザイン)@北海道日本ハムファイターズ
【人物】
ギャグマンガ日和のエピソード、「伊能忠敬の歩み」に登場する農家のおばさん。名前は不明。
「角を曲がれば農家のおばさんが梨を分けてくれる」という伊能忠敬の予感に応えて登場したが、あげたものは梨ではなく、
「あんたにあげる物は、なし!」
無しだった。
その翌日再び伊能忠敬の前に姿を現し、なぜか旅の同行を志願してきた。
そして16年の旅の末、同じく旅に同行していた犬と宇宙人は流暢な日本語を話せるようになっていたが何故かおばさんは片言しか喋れなくなっていた。
【ロワ内での動向】
まだ普通に日本語を喋れていたから、参戦時期は旅が終了するより前だと思われる。
最初に遭遇したのは、碓氷ホロケウとの戦闘を終えたばかりのマーダー、チェーンソー男。
そんな彼におばさんは意外な一言を告げる。
「あんたの旅のお供になってもいいわよ。」
チェーンソー男をマーダーと知ってか知らずか同行を志願するおばさん。
しかしチェーンソー男は優勝のために同盟を組むようなタイプではなく、提案に応じないどころか無慈悲な一撃をおばさんに食らわせ…
バチーン!
られなかった。おばさんは平手打ちを食らわせたかと思うとさっさと去ってしまったのだ。
予想外の反撃にさすがに怯んだのかは不明だが、チェーンソー男も追ってはこなかった。
その後も気ままに会場を放浪するおばさん。
スタンスもよく分からないが、一応は伊能忠敬(日和)を探していたようである。
そうこうしてる内に温泉に辿りついたおばさん。
中年女性の入浴シーンを見せられるのか…と読者が微妙な反応を示すが、別にそんなものを披露する事無く温泉内で初音ミクを発見する。
仲間とはぐれてしまった上に、入浴中に服を盗まれてしまい温泉から出られなくなっていたミクにおばさんは支給されていたB・B(旧デザイン)の着ぐるみを渡す。
全裸にエロズリーの着ぐるみという何とも言い難い恰好をする羽目になったミクだが、何はともあれ
凍死だけは回避できた。
「あんたの旅のお供になってもいいわよ。」
そんなこんなでしばしの間コンビを結成する事になったおばさんとミク。
おばさんの奇怪な行動の数々にミクがどんどんツッコミ属性と化してしまったのは言うまでもない。
その後、二人はミクの同行者であった黒板五郎と合流する。
再会を喜ぶ五郎とミクと別れ、おばさんは(多分)忠敬の捜索を続けようとしたのだが…程なくして聞き慣れた声の悲鳴が響く。
駆けつけてみるとそこに広がっていたのは、地面に散らばるミクと五郎「だった」肉片を
穴持たずが美味しそうに捕食する、地獄のような光景だった。
次なる獲物を発見した穴持たずは、おばさんを食らうべく襲い掛かるが…
「あんたに掛ける情けは、なし!」
熱い台詞と共に、まさかの反撃に出るおばさん。
おまけに戦闘力も妙に高く、どういうわけか徒手空拳でそれなりの善戦を見せる。
しかし、相手は当ロワでも屈指のキルスコアを誇る凶マーダーの穴持たず。
さすがのおばさんも徐々に追い詰められいよいよ万事休すか、というところでブリスキー・ザ・ベアー、神崎あかり、日ハム小笠原のスポーツトリオが駆け付ける。
なんとか穴持たずを退けた4人は、無残な肉片と化してしまったミクと五郎を埋葬するのであった。
なおこの辺りでおばさんの口調が片言になってきたのだが、単なる原作再現なのか同行者を喪った事によるショックが原因なのか読者の間で議論になったりした。
そのままおばさんはスポーツトリオと行動を共にする事にし、多くの対主催が集まると見て函館五稜郭へと向かう。
しかし、五稜郭ではお互いをマーダーと誤解した土方チームとシャクシャインチームの2つの対主催勢力による乱戦が起こっていた。
最終的にはなんとか誤解が解け和解したものの、双方が消耗するのを待っていたかのようにドル・ガイストと紅葉知弦、ニャル子+エゾオオカミ、さらにソルジャーレギオンなどのマーダーたちが続々と襲撃をかけてくる。
非戦闘員を避難させこのままマーダーを迎え撃つ事になったのだが、おばさんも当然のように戦いへの参加を志願。
奇しくも同じように謎の戦闘力の高さを持つonちゃんとタッグを組み謎の奮闘を見せるも、両者ともエゾオオカミに右腕を奪われてしまう。
なんとかエゾオオカミを退けたものの、中の人の右腕は無傷のためダメージが小さいonちゃんと違い、止血をろくに行わないまま戦闘を続けていたおばさんは瀕死の重傷を負ってしまう。
満身創痍のおばさんの目に飛び込んできたのは、彼女がロワが始まってから一番最初に出会ったマーダー、チェーンソー男がこちらへと向かってくる姿。
迫りくる凶刃からonちゃんを庇うべく前に躍り出るおばさん。
そして―――
「あんたにやる命は一つも、なし!」
最後の最後で何故か元の口調に戻り、決死のビンタをチェーンソー男に食らわせ力尽きたのであった。
何故ただのおばさんが妙に高い戦闘力を持っていたのかは最後まで謎のままだったが、その熱い最期に涙した読者も多数いたとかいないとか。
最終更新:2015年11月25日 21:39