【名前】翠下弓那
【出典】輝光翼戦記 天空のユミナ
【性別】女
【年齢】16(架空学園ロワ設定では全員15)
【キャラ解説】
輝光翼戦記 天空のユミナのメインヒロイン。地球人とアルゴダ星人のハーフ。
ルックスは良いが、お調子者のアホの子。
頭は留年が確定するほどよろしくないが、これは努力(勉強)を怠っているわけではなく、本当に勉強ができないタイプという可哀想な子。
そんな調子だったので星徒会長になれば留年が回避できるということで、ルックス以外は短所しかない彼女は生徒達からイメージ向上とアイドル的印象を得て選挙に勝つために歌を歌うことになる。
当初は頼りなかったが、作中で成長し「自分のために歌う」ことから「誰かのために歌う」献身的な意思が生まれ、正しく他者から認められ星徒会長となった。
その後は舞台が学園から宇宙にまで広がるのだが……そこはあなたの目で確認して欲しい(ステマ)



妄想ロワにおいては波平に次いでメタ的に幸の薄い人。
詳細はここでは語らないので、彼女が過去に参戦したロワの過去ログを読み返してあなたの目で確認して欲しい。

【架空学園ロワでの設定】
頭が残念なよしこ、チルノの二人共に蓬莱学園の三大バカとして認知される。
しかし、チルノはある時にテロリスト組織であるナイトレイドに誘拐されてしまう。

テスト時においては各キャラの成績が見れる中でユミナはよしこ共々赤点を取り、先生に「留年だけは勘弁して」と嘆願しにいって即断られるなど、こちらでも成績関連で悩みを抱ているようだ。

ちなみに大東亜帝国ではアームドギアが量産されており装者は兵科の一種として存在している。
ユミナもまた歌の力によって響に次ぐ装者適正があるとされている。

響、ジャンヌ、ユミナと歌が好きな女生徒がユニット組もうとしていたが、方向性の違いで解散してしまった過去がある様子。


【あらすじ】
よしこと共にバカタッグもとい対主催コンビとして活動。
初っ端から有用支給品であるアドレナリンを毒を勘違いして捨てたり、逆にロワに置いては厄産みの支給品である拡声器で対主催どころかマーダーまで呼び寄せて乱戦を起こしてしまう。
その乱戦の中で誤解から殺し合っているハッカドール一号と神楽を止めようとし、高台から飛び降りるが着地に失敗して両方とも気絶。
結局クラスメイト同士の殺し合いは止められず、一号と神楽は死亡。
誤解と状況を読んでない珍行動によって無用な血を流させたとしてこなた共々対主催から追放されてしまう。

同じく追放されたもこなたは自責の念により弓那たちと行動する気が起きず、離れていってしまう。
殺し合いを止めたいのに失敗続きの中で、バカタッグはマーダーである世界の襲撃を受ける。
世界は記憶を犠牲にすることで装者に力を与える試作ギア「ダウルダヴラ」を装備しており、単純な戦闘力では最強のマーダーと化していた。
恋人の誠を見せしめにされたことで狂ってしまった世界を止めるために、弓那もアームドギア「ガングニール」を纏おうとするが事故によって装者適正の高くないよしこが装備してしまった。
世界がガングニールを装備しなおす暇など与えてくれるわけもなく、仕方なく戦闘へ。

よしこは戦闘経験はまるで無く、弓那はどちらかというと支援タイプ。
苦戦を強いられる中で世界も、ダウルダヴラにより記憶燃焼に限界に達していたことにより憎悪に取り込まれたバーサーカー状態になり、戦いは一層激しさをました。


そしてよしこが追い詰められるが、親友を守らねばと思った弓那は駆け出し、致命傷となりうる攻撃を庇う。
そのショッキングな光景を目の当たりにして自滅まがいの攻撃を仕掛けようとするよしこに対して弓那が世界の拳に貫かれながらも「生きることを……諦めるないでッ!」とよしこの頬を叩き、正気に戻す。

冷静さを取り戻したよしこと、これまでの戦闘による消耗でダウルダヴラも限界を迎えていたことにより、世界の撃退に成功する。

弓那が最期に見たのは、親友が装者になった記念すべき瞬間。
背中にあるは輝光の奏翼 その瞳は覚悟の証 そして彼女が纏うはシンフォギア。

「……綺麗」

そう呟いた弓那は、ナイトレイドが秘密裏に会場にバラ撒いていた記憶を呼び戻す薬のミストの効果によって『元の世界の記憶を取り戻す。

「(おかしいわね、こんな時になってみんなのこと思い出すなんて…)」
(雲母も藍も、そして歩武も、いまどこで何やってんだか…)
(よしこ、もし生きこのれたら、あんたの好きなバナナ、たっぷりおごってあげるから…)
(だから今は……ちょっとだけ、休ませて、ほしい、な……)

彼女の意思は闇の中へ沈むも、その寝顔はとても穏やかであった。


【本ロワの動向】
再び殺し合いに巻き込まれた彼女だが、大東亜帝国を超える外道に従うわけもなく、対主催として戦うことを決意。
名簿を開けば架空学園のクラスメイトがおり、その中には親友のよしこや、正気に戻したかった世界の名前があった。
架空学園ロワでの苦い失敗も経験し、今度こそクラスメイト同士が殺し合う悲劇を回避するために彼女は歌うことを決める。
支給品の中には高機動型のギアである『天羽々斬』もあり、今度こそ学園のみんなで生還することに希望を持つのだった。

そんな彼女の前に現れたのは直見正嗣。
さっそくクラスメイトに会えて幸先の良いスタートであると思った弓那。
しかし、正嗣は何やら記憶が混乱しており、蓬莱学園や前の殺し合いのことなど記憶に穴があるようだ。
かくいう自分も元の世界の記憶がごっちゃになっているので、自分の記憶の整理も兼ねて正嗣に彼がどんな人間だったか教えることにした。

弓那個人としては大口を叩くためいけ好かない奴であったが、自分が育った孤児院を守るために骨身を削っていたことも知っていたので、優しさを信じたくなる相手でもあった。
またやる夫や誠のような友人にも恵まれていたことを正嗣に話すのだった。


その話を聞いた正嗣が突如にして豹変。
弓那を押し倒して首を絞めたのだった。
興奮状態と明確な殺意を見せる正嗣に、弓那もようやく違和感を覚える。

目の前の男は自分が知る正嗣ではないと。

彼女は名簿においてクラスメイトにばかり気を取られていたので気付かなかったが、名簿にはもうひとり正嗣がおり、それは混沌3においての危険人物である『マサツグ様』であった。
イジメられていたマサツグは別次元の自分がイジメも受けずに大いに恵まれていたことを知り、発狂。
勢いのままに弓那に襲いかかったのだ。

弓那は反撃しようとするが、首を絞められたことで装者の弱点である歌わないと変身すらできないこと状態に追い詰められていた。
シンフォギアを纏えない彼女はせめて言葉だけでも絞り出そうとする。

「アンタは正嗣なんかじゃない、正嗣はいけ好かない奴だけどもっと真っ直ぐだったんだ」

……それが行けなかった。
正嗣をリスペクトする発言がマサツグの怒りを買い、首を絞める力を一層強くさせて弓那はとうとう窒息死してしまうのだった。

翠下弓那、無念の登場話リタイアである……










おっと、ブラウザバックはまだ早い。
彼女の物語はもうちっとだけ続くんじゃ。























殺し合い中盤戦。
マサツグの攻撃により気絶した世界。
マサツグは後に正嗣が討つが直後に憎しみによって正嗣が暴走する自体に陥る。
AKYSとオルガが必死に戦う中、正嗣を止める鍵は世界であった彼女は目覚めない。

首にかけてあったガングニールのギアが身代わりになったおかげで致命傷は回避した世界であったが、彼女は悪夢によって現実に戻れなくなっていた。
彼女は架空学園世界に連れてこられる前のスクイズ世界で自分がしでかした罪を思い出したのだ。
そして亡霊として現れた恋敵である桂言葉の責め苦により今まさに心が折れようとしていた。
もう、死ぬまでここで寝ていよう……そうすれば誠も言葉も手にかけた架空学園のみんなも許してくれる。
世界は許されるために自分の命含む全てを投げ出そうとしていた。



と、思いきや嘲笑う幻覚言葉様が何者かにぶん殴られる。
あまりに突拍子なさすぎて困惑する世界を尻目に、何者か――弓那は言葉の亡霊にスライディング→スープレックス→ジャイアントスイング→バベルクランベルを決めて追い払った。

「悪霊退散!!」

そして、心が死にかけている世界の服の襟を掴み、張り手をかます。
自分の罪を告白しもう死なせてくれと頼む世界に弓那は言った。

「だーっ! そんな過去のこと愚痴愚痴やかましいのよっ!」
「あ、でも一応アタシも死因――でもそんなこと気にしないッ! ていうかさっき別件で死んじゃったし!」

「アンタが過去に何やったとかアタシは気にしないわよ」
「確かにそれが許されないことだからって、本当に絶対許されないとかおかしいわ」
「許されてもいいじゃないの、少なくとも。アタシの知っている伊藤誠もそう願ってるんじゃないの?」
「少なくともアタシは一発殴ってから許す」

そして世界に対しシンフォギア『天羽々斬』を手渡し

「――行きなさい、世界」
「――友達、救ってきなさいな!」



彼女の幻覚は最初から無かったかの如く消え失せた……

現実に戻った世界の腕にもまた天羽々斬が握られていた。
それはマサツグが殺した弓那から奪った支給品が戦闘の中で偶然彼女の手に転がり込んだだけである。
だが世界はそれを偶然と、今見た弓那が自分が都合の良い夢をみたいがために生み出された幻覚とは思いたくなかった。
そして世界は正嗣を救うために歌を歌うのだった。



こうして架空学園ロワから続いた想いはよしこだけでなく、かつて殺し合った者にも。
ひいてはクラスメイトたちにも引き継がれた。
歌い手死すとも、美しき歌は心に残り続けるのであった。
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最終更新:2024年01月21日 22:16