【名前】フレンダ=セイヴェルン
【性別】女性
【出典】とある魔術の禁書目録、とある科学の超電磁砲

【架空学園2におけるロール・設定】
お調子者で楽観的、友達思いな性格は相変わらず。クラスで孤独気味だったレイともすぐに打ち解けていた程。この子、人誑しの魔力でもあるの?
一方、自己の保身のために仲間の情報を売るような行動は(今ロワ内の描写では少なくとも)していない様子。もし不良グループに入っていたらヤバかったかもね。
原作では超能力は詳細不明だったが、今学園では無能力者から超能力者に成長した模様。
ただし、その能力が『シアーハートアタック』に似た能力であったため、それが原因で数か月前に発生した連続殺人犯と疑われた時期もあったらしい。
その他、心理戦を活用した爆薬やトラップ、肉弾戦などは原作そのまま。

全く関係ない余談だが、前日譚でメイド姿になった彼女は自慢の脚線美を遺憾なく発揮していたようだ。


【今ロワでの動向】
友達思いな彼女がバトルロワイアルに乗るはずもなく対主催のスタンスをとる。
ただ、最近転校してきた謎の人物・キャラ、姿を見せない一方通行、その他クラス内に漂う怪しげな雰囲気も感じ取っていたのか、警戒は怠らない方針で他者との接触を目指す。
ロワ会場に送られてからは早速近場の建物・施設に入り込み、自身が使う爆発物やトラップ、武器などを調達することに専念。
本来であれば彼女は拠点を構えて敵襲を迎撃するのが得意だが、助けを求める誰かが必ずいると思い探索を続けた。
そして激しい暴行音が聞こえたので急いで向かってみると―――

 「た、助けてくれ……こ、殺される!」
 「ちょっとあなた!ディオさんに何してるわけよ!!」
 「待て、元はといえばコイツが――」

そこでは頭に血が上ったフーゴがディオを一方的に暴行する現場に出くわし、ディオを守るためにフレンダはすぐさま攻撃を始める。
即席の罠や肉弾戦、さらに異能の力で爆薬の入った人形をフーゴに向けて自動追跡させる。
(なお本家『シアーハートアタック』とは違い複数の人形を使役できるが、相手の攻撃で破壊・爆破されてしまう)
何故か防戦一方のフーゴに疑問を抱きつつ彼を追い詰めていくが……

 「双方、そこまでだ!」

その場にレイが現れて仲裁に入ったため、とりあえず矛を収めるフレンダ。
レイの話を聞くとディオがゲスい笑みを浮かべながら「異能者同士で潰し合えばいい」と憎しみを込めて呟いていた所を目撃、その真意をレイが聞こうとしたらディオが逃げてしまったというのだ。
つまり自分はディオに踊らされていた、と勘違いに気付いたフレンダ。
そしてフーゴが謝り事情を説明したことでフレンダも謝り返し、フーゴと無事仲直りした。
この時、フレンダ自身もかつて無能力者だったから「ディオの心情も多少はわかるけどな……」と心の中で少し共感していた。

その後、「桐山は信頼できる!」と教えるうさみちゃん、それとリク、オルトリンデ、アカネのチームとも合流。
大所帯になった所で近くにあった灯台に入って情報整理や今後の方針について語りあうことになった。
安心して背中を預けられる仲間達が増えた事に安堵するフレンダ。
自分もできるだけの事をやろう、皆と協力すればこの異変も解決できる!
そんな風に希望を抱いていたが、その想いはすぐに崩されてしまった。

突如、謎の怪獣が現れて灯台を攻撃し始め、建物の崩落によって皆バラバラに散ってしまった。
フレンダは何とかフーゴとオルトリンデと合流したが、他の仲間の安否が心配で崩落する灯台からあまり離れられずにいた。
その最中、最近街に現れては様々な怪獣を退治してきたウルトラマンジードが謎の怪獣と対決していたが、その動きには切れがないことに気が付いた。
明らかに自分達を護ろうとしている巨人。
時たま怪獣の後ろに残る崩落中の灯台にその視線も向けていて、何か戸惑っている様子だった。
そこでフレンダは思い至った。まだあの中に、レイやアカネ、うさみちゃん、そしてリクが残っているのではないかと!
そう考えると今すぐ助けに行きたい思いに駆られたが、いま一緒にいる二人も危険に晒されてしまうかもしれない。
ジードと一緒に僅かな迷いを抱いている内に、謎の怪獣がジード諸共こちらに向かって光線を放ってきた。


その瞬間、フレンダは無意識に動いた。
オルトリンデとフーゴを庇うように立ち塞がり。
そして光線が着弾した際の爆炎に飲まれ、一瞬にして焼け死んでしまった。


最期まで自分の危険を顧みず、友達のために行動し続けた、フレンダは本当に優しい子だった。
その想いは、残された仲間にもきっと届いたはずだ。

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最終更新:2019年01月30日 19:44