【名前】須藤 要
【性別】男性
【出展】ダーウィンズゲーム

【架空学園3におけるロール・設定】
出展元の主人公。カナメ。
大雑把な設定的には原作と同じであり、この世界でも密かに広まっているダーウィンズゲーム(以下Dゲーム)の参加者。
使用するシギル(異能)は火神槌と呼ばれ、触れた物をコピーして作り出すことができる。
交友関係はクラスメイトのシュカに惚れられているとことまで原作と同じ一方、他のクラスメイトとの関係があまり語られていない。
クラスメイトと仲が特別悪いわけではないが、どこにいるかもわからないDゲームのプレイヤーの影響で明確に味方と言えるシュカ以外の他の生徒と無意識に壁を張ってしまっていると考察されている。


【今ロワでの動向】
殺し合いに乗る気はなく、「こんなふざけたゲーム(殺し合い)はぶっ壊してやる!」と息を巻きつつ対主催に。
開始早々、見せしめに殺されたベア先生の死へのショックで涙が止まらなかったヴァレリアを励まし、共に殺し合いの打破を目指すことに。

そして次の話にて、この時期はマーダー路線であったロゼ&響に見つかり、こちらを抹殺すべく襲ってきた。
とりあえず逃げながら説得を試みる要とヴァレリアだが、二人に聞く耳は持たず、行き止まりまで追い詰められたため、やむなく交戦することに。

ロゼの専用刀は火神槌で複製できないので、響に支給されていたサブマシンガン複製して対抗。
だが即興タッグでは、ロゼと響のコンビ相手には到底届かず追い込まれた。
その時、

「ロゼ! 響! 何をしている!?」
「……坊ちゃま?!」
「あ、貴方は……!」

とある資産家の跡取りらしい麗が登場し、彼の付き人であるロゼ(と響)を止めたのだった。
麗の制止もあり武器を下したロゼと響に事情を聞くと、二人と麗はこの世界では差別の対象である身分を隠した埼玉県民であり、響はいじめなどの事情から東京県民を憎悪しており、ロゼは響ほど東京の人間が憎いわけではないが主である麗を生き延びさせるために奉仕マーダーになってしまったとのこと。
ちなみに麗およびロゼの正体は埼玉解放戦線から送られたエージェントであり、東京に探りを入れるために送り込まれたスパイとのこと。
幸い、二人は麗の説得に応じ、誰もまだ殺していないことも相まって矛を収めてくれた。

場所は変わり、麗たち埼玉県民を交えた一行は寺エリアに移動。
そして麗が仲間とともに調べて判明した情報からかつて雛見沢村で惨劇を引き起こした風土病のウイルスを、とある人物が改造し更に極悪性を増したものの試作サンプルがこのロワ会場にあるということを掴む。

その名も――雛見ザワイタマ。

かいつまんで説明すると危険なウイルスであるサイタマラリアと精神病を誘発する雛見沢症候群を掛け合わせたものであり、悪用されれば人心を掌握することさえ可能らしい。
ここで自分が参加しているDゲームとなんらかの因果関係がありそうだと感じたカナメ。
シギルもまた、何者かに送られたアプリを通して植え付けられた異能であり、人間のカタチを変えてしまうそれはまさにウイルス同然だった。

「まさかDゲームとシギルって――」

もしかすると雛見ザワイタマとDゲームは同じ出処なのでは、と気づきを得たカナメ。
だがそれが麗たちに伝わることはなく、彼の視界は赤黒く染まった。
雛見ザワイタマの話を聞いていた最中に芥川が襲来し、彼が能力で召喚した黒獣に呑み込まれたからである。

物語の終盤の種明かししてしまうと、カナメの読み通り雛見ザワイタマもシギルも主催に関わるある組織がばら撒いたものであり、考察は正解だったのだが、それを知ることなく彼の人生はここで終わってしまうのだった。
出番は短いが彼が助けた数人、そしてこの殺し合いでついぞ出会えなかったガールフレンドは救われているので決して無駄死にではなかろう。
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最終更新:2024年01月19日 22:26