【名前】白鵬堂百美(本名:壇ノ浦百美)
【性別】男
【出展】翔んで埼玉

【架空学園3におけるロール・設定】
出展元のヒロイン。細身と金髪のおかっぱ頭で女の子っぽく見えるが男。
架空学園ロワ3の世界観では翔んで埼玉と同じく、東京都の特別視とエリート埼玉県民への差別が根強く、原作初期と同じく彼は埼玉差別者のお坊ちゃまである。
同時に同性である麗に惚れているところまでは同じだが、エリートであっても生徒会長ではなく、その椅子はエーデルガルト(その前は皐月)に座られている。
この学園には壊惨総戦挙なる生徒会長になるためには戦闘をこなさないといけないので、学業はともかく戦闘はできないため、やむを得ないのかもしれない。

ちなみに父親は学園長でもある壇ノ浦建造。
だが父親と苗字が違うのは親の七光りだと思われたくないために偽名を使っているためである。
(メタ的には白鵬堂は原作漫画版の苗字だが、実写版は諸事情により壇ノ浦に変更。
 もっと言ってしまうと父親は原作には登場しない人物である)


なお、婚后とは仲が悪い。
原因は埼玉県人に対する認識の違いであり、婚后は多少上から目線ではあるものの、世論に従って埼玉への差別はすべきではないと考えいるためであり、また麗を巡った恋のライバルでもあると一方的に思っているためだ。

バレンタインデー回を例にあげると、婚后が大量のピーナッツを買い込んで麗の部屋に走っていくのを目撃した際に
そこから麗とピーナッツプレイ(※実写映画参照)をするつもりではと妄想するぐらいである。

婚后『ふふ…次は鼻の穴ですわよ』
麗『ふわあ~…ああん///』
チュッ
※妄想です

百美「嫌だああああ、麗の穴と言う穴にピーナッツを詰め込まれるのは嫌だああああああ!」

キリト「アイツは人の部屋の前で何を言ってるんだ…?」
要「しッ、そっとしておこう」


なお、実際には婚后が用があったのは麗の付き人であるロゼの方であり、料理が上手いらしい彼女と一緒に男子に配る義理チョコを作ってただけである。
婚后と麗自身はお互いを大切な親友だと思ってはいるが、特に恋愛感情がないのを彼は知らない。

総じて埼玉差別が強く、高飛車でこそあるが悪人ではない。
埼玉への認識に関しても世情によって植え付けられた差別意識であり、わかりやすく踊らされた犠牲者であるとも言える。



【今ロワでの動向】

いきなり殺し合いに巻き込まれて困惑する百美。
更に主催であり保険の教師である田無美代子からこのクラスには東京に恨みを持つ他県人が潜んでいると口にしたせいで百美はすっかり疑心暗鬼になってしまう。
東京に恨みをもつ県民など、埼玉しかありえないからだ。
常日頃から「埼玉県民にはその辺の草でも喰わせておけ!」と言っている自分も潜伏している埼玉県民に狙われるだろう。

そして会場に放り出される百美。
流石に人殺しまではしたくない彼はひとまずは麗を探し出し、共に生き延びる選択を選ぶ。
きっと、待ってれば異常を感じ取った父親の建造が救助をよこしてくれるハズだから、自分や麗、埼玉県民以外の他のクラスメイトとは殺し合わずに待てばいいと考えたのだ。

次に支給品を確認するが、そこには仮面ライダーの変身を可能にするゴーストドライバーを確認する。
相当な当たり支給品……なのだが、デザイン上から玩具にしか見えず、百美はハズレ支給品と勘違い。
いらない荷物を捨てようかと考えた矢先、視線の先で死に絶えたレナと、その周囲にいる不良の響と麗の付き人・ロゼを発見する。
物陰に隠れて聞き耳を立てた百美は驚愕の真実を知ることになる。
なんと響とロゼは埼玉県民であり、さらに響は殺し合いに生き延びるためにロゼと手を組んで東京の人間は片っ端から殺すことを決意したと聞こえたのだ。
対するロゼの方も響の考えに乗っていた。

百美はこれに対して絶句し、レナ殺しの犯人が2人だと推察を立てた。
しかしまともな装備がない(と思い込んでいる)自分では響とロゼには勝ち目はないと見て、この場はやり過ごすことに。

麗の付き人のロゼ、不良の響をこのまま放置すると危険だと悟った百美は、情報をクラスメイトに共有すべきだと考え、二人が立ち去った後に情報の拡散を行うことにした。
ちなみに意中の人である麗が埼玉県人であることは聞き逃したため知らない。
または麗が自分が唾棄すべきと考えている埼玉の人間であると思いたくなかったために無意識的にその考えを無視してしまった。

種明かしをしてしまうと、レナ殺害の下手人は別人であり、響とロゼが殺し合いに乗ると言い出すまでの経緯もあるのだが、彼はそれを知らずに盲目に突っ走ることに。



誤解したままの百美は圭一とキリトを発見し、そんな彼の情報はそのまま二人に届けた。
さらに殺し合いに乗ったらしい馬場を探していたジールとも合流。
四人は情報交換を行い、捜索の効率を上げるために圭一とキリト、ジールと百美の二チームに分かれて行動をすることに。

百美は麗を探すついでに馬場探しを手伝うことにした。
埼玉と麗の脅威は、自分の敵でもあるからだ、と。
……実はこのジールこそレナ殺しの真犯人にして巽の奉仕マーダーなのだが、幸い馬場への復讐を優先していたこと、百美程度の戦闘力ならいつでも殺せること、探索のためにより多くの目が必要だったので、文字通り毒牙にかけられることはなかった。



探索の中で、百美はついに愛しき麗を発見する。
しかし、その麗の隣には危険人物・ロゼ、足元には響の死体。
さらに麗とロゼは芥川に襲われていた。

麗の危険が危ないと慌てた百美は、ジールを置いて先走ってしまう。
またジール自身も隠れていた馬場を発見したので、そちらに向かってしまった。


百美の乱入は、麗(とロゼ)にとっては幸運となり、危うく殺されかけたところを百美が麗を庇って代わりに羅生門・顎に貫通されるかわり麗を助けた。

そして芥川の一瞬の動揺の油断を突き、ロゼの刀が芥川の右腕を切断して芥川が撤退に追い込むことに成功する。

しかし、身体を貫かれては手の施しようもなく、直に命を落とすことになった。
それでも百美は最期の力を振り払ってロゼは殺し合いに乗っていたことを伝え、逃げるように促し、麗に看取られることに幸せを感じながら亡くなるのだった……

皮肉なことに麗は既にロゼが自分への奉仕から殺し合いに乗ろうとしたことは知っており、誰かを殺してしまう前に改心させたことを百美は最期まで知らなかった。
最後まで麗が埼玉人だとは気付かなかったことに関しては不幸中の幸いと言うべきであろうか……







殺し合いの裏側、息子の百美が死んだことを知って発狂する壇ノ浦建造。
彼は闇に蠢くものとセレディ・そして都知事クレイが計画した、この殺し合いに出資した男である。
クラスを殺し合いという蟲毒にこそ貶めた者の一人だが、息子が巻き込まれていることまでは知らされてなかったのだ。


しかしクレイは建造を他者の支配を可能にするウィルス・雛見ザワイタマに感染させ、特殊電波で操って「息子は最初からいなかった」という形で思考を制御して大人しくさせてしまう。

クレイ「そのウィルスは試作品で欠陥品、三日後ぐらいには自分で首を掻きむしって死ぬだろう」

クレイ「まあ、元々学徒失踪事件の全責任をテロリストのセレディ共々負って死んでもらうための人身御供だ。
    スポンサーとしての彼があと一日持てば良い」


最初から壇ノ浦家が親子ともども死ぬまでを計算に入れた上での計画だったのだ。
結果だけ先に言ってしまうと建造もまた最終決戦の中で命を落とすことになる。
その決戦の折に埼玉差別は、闇に蠢くものが対抗勢力である鬼殺隊の技術を埼玉に押し込めて枯らせ、呼吸法の技術を拡散させないことで鬼一族の天下を作り出すために植え付けられた差別でしかなかったのだ。

これが知っていながら己の私腹を肥やすためにでっちあげに近い差別を利用した父親と、何も知らないまま翻弄された息子の悲しき末路であった――
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最終更新:2024年01月19日 22:31