【名前】ミカミ・リク
【性別】男
【出展】ガンダムビルドダイバーズ
【架空学園3におけるロール・設定】
原作譲りのGBN及びガンプラバトルの技術、そしてよく言えば菩薩メンタル、悪く言えば前向きすぎる性格に変わりはない。
中学生から高校生になっており、おそらく姿や技量は続編である『Re:RISE』相応の姿になっているものと思われる。
クラスメイトのアラタとは中学生時代から続くビルドダイバーズの相棒であり、ロータス・チャレンジも中学生時代に原作と同じくクリア。
高校進学してからは愛ちゃん先生を顧問にした模型部に入り、圭一とアスラン(と後輩のシン)を模型部のビルダーに招き入れた。
模型部の部長でもある。
なお、
ガンダムキャラであるアスラン(とシン)がこの世界にいるが、この世界ではSEED系のアニメは放送されていない設定であるためであり、あくまで友人である。
またダンボール戦機のLBXとガンプラは同一視されており、違法改造すれば兵器に転用できるほどの代物に両者はなっている。
愛機は『ガンダムダブルオースカイ』
【今ロワでの動向】
殺し合いが始まってもリクの善性が折れることはなかった。
クラスメイト同士が殺し合うなんて馬鹿げていると、対主催として行動を開始する。
殺し合いを止めることは絶対だとして、リクはどうしても生き延びなくてはいけない理由があった。
『サラ……向こうで待っているから!』
それは中学生時代のアラタやビルドダイバーズと共に挑んだロータス・チャレンジ最終局面で別れた電子生命体の少女・サラ。
別れてから数年立つが、未だに再開できてない。
だが少年は諦めておらず彼女と生きて再会するためにどうしても死ぬわけにはいかないと、決意を固めるのであった。
リクは探索の末に相棒のアラタ、弦太朗、ガロ、時峰のグループと合流。
全員殺し合いに乗るつもりがないだけでなく、殺し合いを止めたいという意思を持っていた(約一名、少なくとも表面上は……)
そんな対主催チーム結成から間を置かずして怒り狂うマーダーバーニッシュ、リオが襲来。
クラスメイトのリオが殺し合いに乗ったことも危険な人種とされるバーニッシュであることにも驚いたが、なんとか最初はして殺し合いをやめさせようとする……が、ダメ。
怒りに振り回されているリオに言葉は通じなかった。
こうなれば多少荒っぽいがぶん殴っても止めるべきだとガロの提案もあり、やむを得ずガンプラを出してリオとの戦いに挑む。
リオも炎のLBXイフリートを使ってきており、流石に技量はリクやアラタには劣るがその代わりバーニッシュ特有のアーマーや素の腕っぷしの技量で五人相手に互角の戦いを見せる。
とはいえ、戦いは数だよ兄貴!……とザビ家の男が言ったように、次第にリオの方を押していく。
鎮圧まであと少し。
ここで不運が発生。
シュカが乱入し、シギルをもってガロに襲い掛かったことでリオ包囲網が崩壊。
シュカはどういうわけかガロに恨みを持っており、リオ同様聞く耳持たずでガロに襲い掛かってくる。
リオはここは渡りに船と言わんばかりに混乱に乗じてバーニッシュ・フレアで周囲を一網打尽にしようとする。
リクは支給されていたドットブラスライザーで抵抗しようとするが、バックから出すのが間に合わず、破壊されてしまう。
リクたちはこの攻撃によって直接の死者は出なかったが、避けたシュカ以外は大きくノックバックさせられた。
そしてリクが隣を見ると攻撃で気を失ったアラタの体に火がついているではないか。
リク「いけない! 起きるんだアラタ!」
リクは大慌てで支給品からスプレー缶型の消火器を取り出す。
とにかく早く火を消さないとと、アラタの体に消火スプレーを吹き付けようとした。
その時、リクの足に時峰が投げたナイフが刺さり、体勢が崩れてしまう。
どうして味方であるハズの時峰が自分を攻撃した!?
なぜ横にいる弦太朗はそれを止めてくれなかった!?
疑問が脳裏をよぎる。
リクは知らない。
弦太朗が雛見沢症候群による幻覚で、消火スプレーが拳銃に見えていてアラタを撃とうしたように見えたことに。
そして唯一飛び道具を持っていた時峰が弦太朗の言葉を聞いて、リクが殺し合いに乗っていると思い込んでナイフを投擲してしまったことに。
しかし、疑問を処理している時間はない。
アラタに点いた炎が彼の命を奪う前に、リクは消火スプレーの引き金を引いて、未だ倒れているアラタを助けた。
その直後にリクはシュカに切り刻まれて死亡する。
仮にアラタを見捨てて死んだふりでもしていたらシュカに殺されることをなかっただろう。
だが、わかっていてもリクは友を見捨てる自分が許せなかった。
動脈も切られて助からない傷を負い、アラタが目覚めた前にはリクは失血でこの世を去っていた。
(ごめんサラ……君にいつか会える日まで待つ約束……守れない……)
リクは知らずに逝った。
ロータス・チャレンジで別れたサラは、計画遂行のために主催陣営に囚われており、この殺し合いの映像を通じてリクの死を彼女は知ってしまったことを。
サラの心が絶望で塗れる……
最期の時まで友のために戦い友を守ったダイバー・リク。
そんな彼の死後に、報いはあったのか?
その答えはこの項目ではあえて語るまい。
最終更新:2025年06月01日 09:04