【名前】桐ヶ谷和人(アバターネーム:キリト)
【性別】男
【出展】ソードアートオンライン

【架空学園3におけるロール・設定】
恋人であるアスナ共々ゲーム部に所属している。
原作におけるSAO事件は起きていないため未体験だが、アスナ始め交友関係は原作と概ね同じようだ(後述の日常回にて妹やシノンらしき存在が確認されている)。
違いとしては、SAO事件が起きていないため茅場は憧れの教師である。

また、キリトとアスナが付き合うキッカケは野獣先輩が作ったこともあり、野獣先輩ともそれなりに仲が良い。

日常のエピソードとしては文化祭にて参加者が所属するクラスは女装メイド&男装執事喫茶をすることになり、女子の皆さんは暴走して、メイド服のデザインは結構きわどいものになってしまう。
1番恥ずかしい思いをした圭一がレナのかぁいいされたり、女装させられたアスランが1日中キレていたりした惨事があったりした。

その頃、キリトは…
アスナの来店にテンパるも、無理やりホールに出されてしまう。

アスナ「き、キリト君…その格好…」
キリト「あ、アスナ…あのこれはその…」
アスナ「…かわいい」
キリトはコケた。

また、バレンタインデー篇ではキリトとアスナのバカップルぶりを披露していた。


しかし……



【今ロワでの動向】
目が覚めると、そこは見知らぬ会場。
テロリストのセレディ、保険医の田無、そしてVRゲームでのヒースクリフの姿を取っていた茅場がいた。
そしてこれからクラスメイト同士で殺し合いをするよう強要されるのだった。
それに反対したアスナたちだったが、見せしめとして首輪を爆破されることになる。

恋人の唐突なる死に呆然とするキリト。
会場への転送があと数秒遅かったら激昂して茅場たちに掴みかかり……キリトもアスナのところへ逝っていただろう。




アスナ見せしめでキリトの精神状態は危険な域に突入していた。
可能ならば支給品であるフォーゼドライバーでアスナの敵を討つために無理やりにでも変身して主催者のところに殴りこみたいところであった。
そんな彼の前に現れたのは赤い炎こと前原圭一。
圭一はバーニッシュとしての本性を現し、おそらく殺し合いに乗ったリオから逃げてきて、レナと逸れたらしい。
キリトの精神状態が目に見えて危険であることに気づいた圭一は過去に仲間を失ったことを明かした上で、キリトの辛さも痛いほどわかるけど自暴自棄になるなと熱い口調で諭した。
これによって仲間と惨劇を破壊する道を選ぶキリトだけど、主催者を発見したら命に代えても殺すっていう捨て身覚悟のスタンスまでは圭一とて見抜けなかった。

道中、この会場が「VR空間」であることを圭一と話し合う。
これは名簿でのキリトとかアスナが本名表記じゃないのはVRネームを載せられている上、そもそもキリトの今の姿はオンラインゲームSAOの姿そのものだった。
会場にVR技術が使われているのはまず間違いないだろうと考察した。
ともすればここで死んでも本体である肉体は死なないという可能性も浮上したが、それは流石にない可能性の方が多かった。
例えばVR装置に繋がれた肉体が特殊な電波を受けて脳が焼かれる可能性もあるからだ。
少なくともあの場にいた茅場や田無にセレディが生徒や一部教師に殺し合いを強要しているのは本気だった。
「これはゲームであって遊びではない」と。
問題は何のためにVR空間を使ってまで殺し合いを強要したかであるが、流石に情報不足故にいったん考察を打ち切った。



そうして二人は放送でレナらクラスメイトたちの死を知らされる。
さしもの圭一も壊滅した雛見沢からの親友であるレナの死にショックを受け涙を流す。

それから間を置かずして百美と遭遇。
彼曰く、レナ殺害の下手人を響&ロゼと伝えられた。
圭一は殺し合いに乗っているなら二人を止めないとと考え、殺し合いに乗ったなら響とロゼも殺すしかないと内心で考えるキリト。
百美は麗という探し人がいるため、合流せず、その場を去っていった。


二人はしばらく他の参加者に接触できないまま何度目かの放送の後に、シュカ(朱歌)の襲撃が入る。
キリトは幸い、SAOでの姿とステータスを持っていたため戦闘の素人である圭一を、彼から託された日本刀で守ることができた。

シュカ「…ううん、今のはデタラメね。カナメなら大丈夫。私を負かしたぐらいだもん、絶対に生きているわ」
シュカ「でも、カナメを殺そうとする奴らは全員殺さなくちゃ」
シュカ「待っててね、カナメ」

キリト「何を言っているんだコイツは……」

彼女は想い人の死にヤンデレめいた状態に突入、そして見つけたキリトと圭一を抹殺すべく襲撃し始めたのだった。
キリトもキリトでアスナの仇を取るまでは死ねないし、自分を立ち直らせてくれた圭一も失いたくないから最悪シュカを殺しても構わないって感じで挑む。
そして圭一はというと金属バットで必死に戦いながらシュカと対話して正気に戻そうと尽力する。
だがバットも易々と折られ、実力差からキリトとシュカを止められない圭一だが、そこに愛先生が駆け付け、圭一に一つのガンプラ・フリーダムガンダムを託し、再び戦いの舞台に上がってくる。」

実質LBX化しているフリーダムと愛の援護のおかげでキリト・シュカとの殺し合いを止めようとする圭一、しかし、ここでキリトも堪忍袋の緒が切れるのであった。


キリト「おまえは復讐を捨てろ、クラスメイト同士で殺しあうな、って言うけど。
    じゃあおまえは故郷の雛見沢を焼いたバーニッシュ、レナを殺した奴を許せるのか?
    例えクラスメイトだったとしても!」
圭一「それは……」
キリト「恨みを捨てるってことはおまえが思ってるほど簡単じゃないんだ!
    俺は主催者どもを皆殺しにするための障害になるなら、殺し合いに乗った奴らを全員殺す。
    例え、それがクラスメイトであったとしても」
圭一「アスナはそんなこと望んじゃいない!」
キリト「そんなのわかってるんだよ! アスナが二度と戻ってこないことも。
    だけど復讐をしないと、俺自身が前に進めない気がするんだ!」


キリトの「漆黒の意思」に飲まれそうになり、かつ彼の心中も分かってしまう圭一。
かつて自分の故郷を破滅に導いたバーニッシュを殺してしまいたい程に強く憎んだこともあった。
またロゼと響がレナ殺害の犯人と聞いた時には絶対に許せない気持ちが強かった。

それでも、圭一にはまだ仲間を信じる気持ちが強かった。
雛見沢村の破滅は住人達の暴走によるものも一因であり、止められなかった惨劇をここでも繰り返したくないとも強く願っていた。
だから圭一はクールに、これ以上仲間同士で殺し合う事を否定するため、危ういキリトを止めるために立ち塞がった。

口先の魔術師の熱い言葉に捲し立てられ心を揺さぶられたキリト、本来の彼ならここまで復讐に囚われずに彼と同様の道を進んだだろう。
だが、アスナを失った時から彼は「漆黒の意思」に目覚めてしまった、それを貫く覚悟は既に完了していた。
だから、目の前に立ち塞がる障害があるならば何であろうと「斬り伏せる」。
そう一層に殺意を強める程に彼の意思は黒ずんでいた、圭一と愛先生を切り捨てる結果になったとしても。

そしてキリトは一気に片を付けようと、ソードスキル『ソニックリープ』を放つ。
それは只人に反応する余裕を与えない神速の一撃、LBXや先生がいても阻止は不可能、反応する手立てもなければ圭一に防ぐ手段もない。
そして何の障害なく最初の一閃が圭一を切り裂こうとした―――

その瞬間、圭一の中で何かが砕け散ったような気がした。
強い意志と緊迫感からこの土壇場で「種割れ」の境地に至り、そして世界がスローモーションのように映っていた。
圭一の意外な底力に驚いたキリトであり、圭一はカウンターを狙って相手の動きを見極めた。
だからといって例え無我の境地に至ろうとも、キリトの剣速は衰えをみせない。
それでも圭一は紙一重で躱しきり、そしてキリトに肉薄して鳩尾に重い一撃を食らわした。
キリトにとっては予想外の一撃であり、瞬時に自分の完敗を悟り、さらに黒い霧を晴らす程の熱い想いを受け取って、そのまま意識を失った……






キリトが目覚めると、そこには先ほど自分を襲っていたシュカが横で眠っていた。
さらにその横では元生徒会長の皐月の遺体を埋めていく圭一と愛の背中が見えた……
シュカは漁夫の利を得るべくキリトと圭一・愛を狙っていたが救援にきた皐月の犠牲により、鎮圧されたのである。

ここはショッピングモール。
圭一たちが皐月埋葬に離れている間、正気に戻ったシュカが目覚めて自分が犯した罪に苦しむはめになっていた。
実はシュカは圭一にとっても友人だったリクを殺してしまった罪悪感から一緒にはいるべきでないと考えた少女はこっそりとモールから立ち去ろうとする。
鳩尾の痛みが取れたキリトは彼女の心の内を知って追おうとする。

しかしモールの玄関から出ようとした直後、モールのスピーカーから「スイート・キャロライン」の音楽が聞こえたと思い、振り返るとそこにはエレン先生がバットを振りかぶっており――

咄嗟に鉈を盾代わりにしたことでなんとか防ぐも、衝撃音を鳴り響かせながら大きく壁に叩きつけられてしまう。
「これは自分への罰」なんだと自嘲しながら、あの世でカナメに怒られそうだなと呟きながら目を瞑り死を受け入れようとするシュカ。
しかし―ー

「――先に言っといてやる。俺はまだお前を許したわけじゃない」

ここで追いかけてきたキリトの救援が間に合うのだった。
勿論シュカへの怒りは止んではいないし、変わり果てたエレン先生を止めようとしたのもあるけど、むざむざ抵抗もせず勝手に死にに行こうとしていたシュカを許せなかったのもあるのだった。

そこからのキリト・シュカのコンビネーションは即席とは思えぬすごいものだった。
ワイヤーでエレンは傷つけず、駆動鎧の関節部分や服だけをワイヤーで切り刻み、攻撃の要だったバットも弾き飛ばした。
騒ぎに気付いた圭一・愛も駆けつけるてくるだろうし、キリトたちの勝ちは決定的だと思われた。



……エレンが殺さずにあえて取っておき、ペットとして調教しなおした、腹に爆弾を詰め込んだ ヘンテコ生物・ひで がディパックから飛び出すまでは。


キリトが組み付いてきたひでを刀で刺し貫いて殺すが時既に遅し。
腹の爆弾が光り出したと見るや助け出そうとしたシュカを蹴って距離をとらせるとキリトは悲壮な顔をする。

「償いがまだ終わってないうちに死のうとするなよ……
 アスナごめん。俺は復讐もゲームクリアもできなかった……」

そしてショッピングモールの一角が大爆発を起こした。


爆発音を聞き付けて元の場所に戻った圭一と愛だがその時にはもう遅かった…
エレンは爆発の隙に姿を消しており、粉々になりデータの塵として消えていくキリトに向けて膝をついて涙するシュカ。
レナに続きキリトまで失って落ち込む圭一だけどシュカからキリトの最期を聞いてその生き様を讃えながらも、死んだキリトやレナのためにも打倒主催者を強く誓うのだった……

キリトのゲームはここで終わった。
だが遊びならぬクラスメイト同士のデスゲームはまだ続くのであった……
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最終更新:2025年05月21日 17:57