【名前】本名:アスタルテ 「赤ずきん」は自称
【性別】女
【出展】東京赤ずきん
【所属】関東軍

【設定】
本作の主人公。自己再生能力を持ち、「他者との肉体的同化」「髪を自由に操る」などの技が確認されている。多くの場面ではショットガンを使用。
標準的な格好は赤い頭巾にプリーツスカート、特徴は腰まで届く三つ編み。
本名はアスタルテで元々は魔界の王女で成人女性だったが、狼計画中に天使であるセオスの陰謀に落ち、魔界を追放。
人間界の土地、東京に落とされる。
その時にダンタリアンによって不死身の童女となった上に記憶を消された為、東京を放浪した後、マルコの営む店に身を寄せる。以後、「赤ずきん」と自称。

参戦時期は語られず不明。

【今大戦での動向】
関東軍に異世界召喚装置で呼び出され、首輪を犬のように嵌められた後に関西軍との戦争を強要された。
しかし、赤ずきんにとっては内戦状態の大東亜共和国は暴力と犯罪が蔓延る元いた東京とまるで違わない。
言うなればゲーム感覚でこの戦争に臨むのだった。

特に他の参戦者とは繋がりは持たず、ただひっそりとその日が来るまでショットガンの手入れだけは怠らないようにしていた。

そしてついにその日が来た。
関西軍の占領する新潟の越後基地への襲撃作戦が決まったのだ。
トップクラスの好戦派だった意気揚々と他の関東軍参戦者と共に、襲撃に加担するのだった。

先に侵入したシャロ(Bルートのホムンクルス)やガンタンク部隊の砲撃により空けた防衛の隙間から基地に侵入し、名もなき関西軍兵士は相手を髪の毛やショットガンの餌食にしていく。

流れが変わったのは守備隊として駐屯していたグラトニーとエンヴィーのコンビとの相対だった。
自分と同じかそれ以上の再生能力を持つエンヴィーとグラトニーの連携に押されだす赤ずきん。
ショットガンは弾切れになり、一時撤退も考えたが、その前に味方のモブ兵士が逃走の邪魔となり、逃げられない。
結果、彼女の最期はグラトニーに周囲のモブ兵士ごと丸のみにされ捕食される結末を辿る羽目になった。

「そう……これが私の終わり──」

苦痛に顔を歪ませながらもどこか憑き物が落ちたような顔で喰われていった、赤ずきん・アスタルテ。
死ぬ時はあっさり死んだ。
ただ捕食してからグラトニーはこの世界に来ていないハズのラストが近くにいるような奇妙な感覚を味わい続けることになった不穏の種を残すのだった。




舞台は、死が蔓延るディストピアの大東亜共和国。
赤ずきんは狼さんを待っていた。
狼さんに食べられる為に生きていた。
銃を持ち、人を何人も殺し、身体を八つ裂きにされても死ぬ事が出来ないのは、全部狼さんに食べられる為。

赤ずきんはとうとう自分を食べてくれる狼さんに出会えました。

どうして赤ずきんは狼さんに食べられなければならないのか、その答えに彼女はたどり着けたのか。

それは赤ずきんだけの秘密なのです。
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最終更新:2025年05月30日 17:25