【名前】畑山愛子
【性別】女
【出展】ありふれた職業で世界最強

【架空学園3におけるロール・設定】
性格は原作と同じ、社会科担当の先生であり、生徒からは「愛ちゃん」「愛ちゃん先生」と呼ばれ慕われている。
25歳だがとてもそうは見えない程の童顔という、ラノベにはよくいるちっこい系の教師。
ただし、世界観が違うためか現先における「作農師」のスキルは持っていない。

同僚のエレン先生とは学園内でも人気を二部するほどであり、それでいてエレンとはバー平野でよく一緒に飲みに行く仲である。
リク・アラタ・アスラン・圭一のいる模型部の顧問でもあり、とあるLBX大会では決勝戦に進めるほどの実力派でもある。
本人も模型部顧問だけにブリッツガンダム(この世界ではガンプラもLBX扱い)を組み立てているほど。(この世界の圭一やアスランと同じガノタの可能性がある)
半グレ軍団率いている不良の中也さえもあってクラスからは孤立気味だったな、説教したりして苦手扱いされているが、基本いうことは聞くなど、多くの生徒から愛されている教師である。


【今ロワでの動向】
いきなり拉致され、教師の茅場、保険医の田無、テロリストのセレディにいつの間にか首輪を嵌められ、最後の一人になるまで殺し合いを強要される。
当然、愛子がそれを許すわけがなく。

「ふざけないで下さい!なんで殺し合いをしなければならないんですか!そんなの許しません!
 ええ、先生は絶対に許しませんよ!みんなを早く帰して下さい!あなた達のしていることは唯の誘拐で犯罪ですよ!」

ロワ開幕宣言に颯爽と啖呵を切る愛子、併せて生徒や教師たちからも反論が上がる…だが見せしめのアスナやベア先生達五人は爆殺された。
愛子は……なぜか見逃された。

愛子「どうして……殺すなら最初に反論した私を……」
田無「あなたが一番最初に反論したからよ。
   あ~あ、あなたが生徒やベア先生を焚き付けなければ、彼女たちは死なずに済んだのに」

田無の言葉に愛子を罪悪感を植え付けられ、生徒や同僚をむざむざと死なせてしまった愛子は絶望感を覚える。
その状態のまま、彼女は殺し合いの会場へと転送された。


絶望感によりしばらく放心状態だった愛子。
幸いにも放心している時に、誰とも接触せず襲われなかったのは僥倖だろう。

漸く精神が落ち着いた愛子は生徒や親友のエレン先生にこんな馬鹿げた殺し合いをさせるべきじゃないと、殺し合いを止めるために行動を開始する。
支給品を確認すると自分が組み立てたLBXブリッツガンダムと、圭一が模型部でくみ上げたフリーダムガンダム。
そして害獣のホムンクルス(?)ひでが入っていた。
正直ウザ過ぎて顔も見たくないひでを、ディパックに無理やり押し込み(捨てていくと勝手に増えたり、他の生徒に迷惑がかかるため)、大事な模型にして戦力であるブリッツをいざという時の自衛のために、フリーダムを圭一に渡すために、会場を彷徨う事にする愛子。

しかしなかなか他の生徒やエレンに会えず、放送では次々と生徒たちが死んでいく様に焦りが隠せなかった。
特に模型部の部長であるリクの死には心を強く痛めた。
田無の先ほどの煽りを思い出し、愛子の精神を強く抉る。
自分には誰も守れないのか、と。

そんな彼女がこの殺し合いで初遭遇したのはまさかの発狂した親友エレンであった。
どういうわけかこの殺し合いに乗っていた彼女を止めようと必死に呼びかけるがエレンは「愛する生徒やあなたのためである」と言って聞かず、ブリッツガンダムで応戦する他なかった。
しかし、今の彼女は駆動鎧を纏っており、その防御力の前にブリッツでは火力不足。
万事休すと思った時、愛子は支給品にひでがあったことを思い出し、なんのためらいもなく盾や囮にして逃走。



なんとか逃げきれた愛子だが、生徒はおろか親友まで殺し合いに乗ったことに衝撃を受けており、そして放送で生徒の名前が読み上げられる毎に憔悴していく。
それでも殺し合いに乗るべきでないと、愛子は心を強く持つようにするのだった。

転機が現れたのはショッピングモールに足を踏み入れた時。
キリトとシュカに襲われる圭一(厳密にはキリトは圭一を殺す気はなく、シュカもキリトを襲っていたが愛子にはそう見えた)、持っていたバットも易々と折られ、実力差からキリトとシュカを止められない圭一だが、そこに愛子が駆け付け、圭一にLBXフリーダムガンダムを託す。
模型部顧問と模型部部員のコンビはキリト・シュカ相手にも善戦、結果、キリトの方は圭一が謎の力(SEED)に目覚めたことにより、フリーダムは犠牲になったもののキリトの気絶・無力化に成功。
問題はシュカの方である。

彼女は殺し合いに乗った者以外は殺す気がなかったキリトと違い、本気で殺す気でワイヤーを振るっていた。
愛子は説得しようとするが、発狂しているのか全く耳を課さない、というよりいつもの冷静な彼女にしては明らかに異常に見えた。
両親の仇を討つために殺し合いに乗ったというが、もはや全ての人間が敵に見えているようにしか見えなかった。
気絶したキリトを守りながら戦うのは至難の業、圭一には武器がない。
実質愛子のブリッツだけが生命線だったが、そこへ対主催の皐月がやってくる。

皐月は煙幕と拳銃でシュカの動きを止め、愛子たちと一時退避する。

シュカから逃げつつ、愛子は事のあらましを言うとシュカは両親の仇を討つために殺し合いに乗ってしまったとのこと。
しかし、問題なのは彼女は正気を失っており、こちらの話しに耳を貸さず、会話は支離滅裂。
まるで両親の仇どころか他人全てが敵だと思っているかのようだというと、その症状はまるで、先ほど皐月が相対した弦太朗――がかかっていると思わしき、雛見沢症候群と同じであるという。

まさか立て続けに二人も雛見沢症候群患者と出くわすとは思わなかった皐月であるが、今度こそ救って見せると、躍起になる。
雛見沢症候群の説明を受け、さらに手元にある特効薬を用いて朱歌を治療するためとある作戦を伝える。
この作戦が上手くいけばシュカを殺さず救い出せると言い聞かされて。
そして皐月は作戦を承諾した愛子から愛刀である刀を受け取った。


やがてシュカは頭上のスプリンクラーを誤作動させて煙幕を払い、二人の後を追いかける。
戦闘力を失っている圭一とキリトはこの時、物陰に隠れていた。
吹き抜けの広いホールに出たところで上層階から怒声を浴びたシュカ、見上げた先に目立つように仁王立ちしている皐月を目撃。
探していた手掛かりをやっと見つけたシュカは狂喜の笑顔を浮かべながら一目散に攻撃を開始した。

鎖と刀が交差しぶつかり合う、何度も金属音が戦場に響き渡る。
機動力の勝るシュカが猛攻を仕掛け、皐月は愛刀で威風堂々といなす。
互角のまま状況が動かない中、皐月が刀を鞘に収めて構えを取った。
唐突であからさまなその姿勢に、しかしシュカは挑発に乗るように鎖を飛ばす。
迫る殺気に全く臆することなく、一閃の居合抜きで朱歌の鎖を破壊した。




これにて勝負あった―――勝者は、シュカ。
武装を破壊され首筋に刀身を当てられるシュカだったが、彼女は隠し持っていた紐を操って皐月を拘束した。
実は戦闘中に大量の紐で作られた装飾品を朱歌は見つけていたため、その一端を握って皐月が定位置に来るのを狙っていたのだ。
皐月の上半身と下半身を縛り自由を奪った状態なのだが、さらに朱歌は隠し持っていた鉈で皐月の刀を握っていた手を切断。
絶叫をあげる皐月だが朱歌はさらに鉈を振るい皐月の身体に傷を増やしていく。
しばらくして朱歌は暴行を止める。
危うく皐月を殺しそうになるが、元々の目的である「両親の死の真相」を聞かなくては意味がない、となんとか少しだけ冷静さを取り戻したのだ。
鉈を突きつけ脅迫するように質問する朱歌、それに対して気合いで意識を保ちながら皐月は答えた。

「両親の死の真相……知っているかもしれんが、今のおまえには教えられん。
 心の鬼に負けている今のおまえに、復讐を果たしたところで救いなぞない!
 いいかげんに人に、戻れえええええええええ!!」

皐月の話を聞いた朱歌は、皐月は何も話さないどころか、煽ってきたと思い込み、もう用済みとして鉈を振り上げようとした―――その時。
シュカは、肩の上に何かが乗るような重みを感じ取った。
唐突の違和感に何?と知覚するが、その正体を見る前に首に何かを刺された。
刺痛と同時に何かを流し込まれているという危機感を抱き、すぐさまその何かを手で払った。
呆気なく地面に落ちたそれは「黒い玩具」だった。
そして玩具の右腕には大きな装備が付いており、どういうわけか空になった注射が装備されていた。

それは、畑山愛子が操る「LBXブリッツガンダム」であった。
彼女達の作戦は、皐月が朱歌を押さえる間にミラージュコロイドでステルスしたブリッツガンダムで特効薬を打ち込む、というものであった。
弦太郎の件で末期症状の相手に事情を説明して特効薬を与えるのは難しい、だから相手を無力化してからと考えた皐月が提案した危険なプランであった。

 「何があっても私が朱歌を押さえる、だから先生は何があってもこの薬を朱歌に投与してくれ」

皐月の強い決意と念押しよって最終的に承諾し、皐月がボロボロなろうともぐっと堪え、皐月が喋ることで注目と時間を稼いでいることを悟った上で、愛子は慎重にLBXを動かし目的を果たしたのだった。

まさか、毒!?と大きく目を剥く朱歌だったが時既に遅し、すぐさま薬が効き始め意識朦朧となりその場で倒れてしまった。
一方愛子先生はボロボロな皐月の元に駆け寄ったが、既に彼女は血の海の中にいた。
また一人、目の前で生徒を救えなかったと涙を流す愛子に、皐月は喝を入れる。

貴女のおかげで朱歌が救われたと励ましの言葉を投げかけ、失意のままだった自分にも希望を与えてくれたとも感謝も述べた。
そしてディパックの中にもう一つの特効薬が入っている、それで弦太郎も止めてほしい、と先生に託して鬼龍院皐月は眠りについた。



その後のショッピングモールの外。
気絶したキリトとシュカはショッピングモールの一室に寝かせている、特に拘束などはしていないのは二人の善性を信じての行為である。
キリトとシュカが眠っている横で皐月の遺体を埋めていく圭一と愛子の背中。
埋めた後にこんなに苦しい思いをするなら雛見沢で魅音や沙都子たちと一緒に焼け死んだ方がマシだったんじゃないかと嘆く圭一を優しくそっと抱きしめたのは愛子だった。
そんな中、突然の爆発音を聞き付けて元の場所に戻った圭一と愛ちゃん先生だけどその時にはもう遅かった……
モールの床にへたり込むシュカから話を聞くと、発狂したエレンが襲いかかってきてキリトと一緒に撃退したが、そのキリトが爆弾入りだったらしいひでによって爆死して粉みじんになったのだという。
皐月に続きキリトまで失って落ち込む愛子・圭一だったがシュカからキリトの最期を聞いてその生き様を讃えながらも、死んだキリトやレナのためにも打倒主催者を強く誓う。

正気を取り戻したシュカを仲間に入れ、暴走しているエレンを追いかけるために手段を探す愛子たちはショッピングモールの隠し大部屋に隠されていた黒塗りの高級車を発見する。

しかし。
「俺に任せろ」と息巻いた圭一に運転を任せたせいで、アクセルを思いっきり踏み込んだことで車が急スタート。
朱歌と愛ちゃん先生は当分の間圭一による壮絶なカーアクションに振り回されることになった。

朱歌「ちょっと圭一ィィィ!!」
圭一「なんでだー! フリーダムの操縦は軽やかにできるのにー!」
愛子「冷静に考えたら運転は大人である私がやるべきだったんじゃ…おろろろろろ」

振り回されたお二人があまりにも不憫。
読者によると鬱展開が多かったからロワの良い清涼剤だったとのこと。
なんとか減速させようとするもシュカの今の装備(紐)ではどうにもならなかった。

しかも運が悪いことに圭一が不運にも「ブレーキ……壊れた……」という、あってはならないやらかしをする始末。

朱歌「なんでこんな時に今時子供向けアニメでもやらないような手あかのついたベタギャグをー!」
圭一「く、KOOLになれ、前原圭一!ここは…ここは…!」
愛子「…?」
圭一「…あきらめよう」
愛&朱歌「「ズコーッ!」」

2人はズッコケた。

だが、その高級車の暴走はある意味、吉を齎す、
車の向かう方角はエレンが向かった図書館。
そして図書館の外には転がっていたリリカの死体と本性を現したハイド(ジキル)とここにきて殺し合いに乗ることにした時峰が今にも巽とロゼを殺そうとしていた。
そこへ黒塗りの高級車がハイドを轢き、時峰も巽とロゼにトドメを刺すのに失敗した。
完全に偶然であったが、対主催生徒の助けになったのである。
ちなみに黒塗りの高級車は廃車確定。

しかし、ハイドは死んでいなかった。
ハイドは人狼となり、さらにそれは肉体を変化させて異形の姿へ変わっていく。
それは童話無惨鬼に登場する無惨のような姿であり、複数の管みたいな肉塊での薙ぎ払いを行ってきた。
巽は時間を操れる異能があるらしい時峰は「自分に任せてほしい」と言い、愛子、圭一、シュカ、ロゼは異形となったハイドに挑んでいった。

余談だが、この戦いの最中でエレンがタケルとヴァレリアに敗北し、ボロボロの状態だったが、リリカの死に動揺するヴァレリアにトドメを刺そうとしたところを愛子のLBXブリッツガンダムの流れ弾「ランサーダート」が偶然にもエレンの額を貫いて殺害。
愛子は知らないが、親友を手にかけたと同時に生徒を救っていたのだった。

四人の連携は悪くない者だった。
ブリッツガンダムを駆使する愛子、皐月から受け継いだフォーゼドライバーで変身した圭一、自分のワイヤーの能力(シギル)で管を切り払えた朱歌、実は隠れた鬼殺隊の末裔だったロゼ、後からゼノヴァイパーリリスとなり&元々の空力を操る能力でガードできる婚后も参戦。

しかし全員自分を守るのが精一杯なほどにハイドは強かった。
愛子は生徒ばかりに辛い目に合わせるわけにはいけないと思って一緒に戦い、ハイドに接近した。
だがこれがいけなかった。
ハイド鬼化の射程に入ってしまい、肉塊により足を負傷、ブリッツガンダムは大破、そしてハイド自身の手刀を心臓に受けてトドメを受けたのだった。

愛子(最期に生徒を守ってあげたい……あげたかったのに、こんなところで――!)

愛子はこれ以上生徒の力になれないことを後悔しながら、死んでいった。



後で愛子先生死亡は多くの生徒が悲しみ、ハイドへの弔い合戦を展開、最終的に勝利を掴んだ。
また、彼女の訃報を聞いた、遠くにいた中也でさえ「クソが」って呟いた……何だかんだで慕っていたようだ。



全てが終わった後のバー平野、常連の二人がが死んだことを知った平野店長は二人が良く飲んでたカクテルを作ってそれを寂しげに見つめていた……
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最終更新:2025年06月01日 10:02