【名前】ドラえもん
【性別】男
【出展】ドラえもん
【所属】関西軍

【設定】
説明自体はおそらく不要の国民的青狸もとい猫型ロボット。
なので今回は戦争で重要になるスペック等をご紹介。

身長 129.3cm
体重 129.3kg
パワー 129.3馬力
座高 100.0cm
頭の周り、胸囲 129.3cm
足の長さ 129.3mm

……お分かりいただけただろうか、馬力だけで言えば軽トラックぐらいならひっくり返す程度の馬力を持っているのだ。
やろうと思えばひみつ道具なしでも人殺しも可能である。
また日常を描いたアニメ本編ではともかく、近年の劇場版ではガチの戦闘描写が増えている。
というかひみつ道具の数々も一瞬で戦争を終わらせられるものばかりであり、やり方次第では基本的にチートロボなれるのだ。

ただ、メタ的な事情により今回は「地球破壊爆弾」や「もしもボックス」のようなものは使用不可になっており、多くのひみつ道具も後述の理由により封印している。

【今ロワでの動向】
のび太と共に拉致同然に異世界召喚装置で内線中の大東亜共和国世界へ召喚される。
関西軍の村田ユリカなる少女から関東軍を倒すために首輪を嵌められ、戦争を強要される。
もちろんのび太共々戦争に従うわけはなかったが、首輪爆破を恐れ、表面上は従うフリをした。
とにかく今はこの世界からの脱出のために尽力することに。

まずは、戦争に悪用させないために関西軍に隠れてひみつ道具の大半を使えないようにしたドラえもん。
幸い、「地球破壊爆弾」や「もしもボックス」「フエルミラー」等は修理に出していたため不所持。
何かに使える可能性はあるため、「タケコプター」や「スモールライト」など人殺しに向かないもののみ残した。

大阪での訓練期間中。
同じく戦争反対の桂と親しくなり、桂は道中ドラえもんを拾って蕎麦を食べに行く場面を。

桂「俺も相棒のエリザベスとこうやってよく蕎麦を食べていた。
  ちなみにエリザベスの外見は…サラサラサラ」
ドラえもん「これはQちゃん(オバケのQ太郎)そっくりですね」
桂「何ッきゅうちゃん!?おのれ九兵衛殿、キャラが被るのをいいことに俺の役目を奪い続けるつもりか……!」
ドラえもん「なにか気に障ること言ったかしら」

そして、劇場版ヒロインみたいな感じでドラえもんとのび太に接してくるローズマリーとも仲良くなったが、実はこの少女、関西軍の指示で動いており、ドラえもんとのび太を監視していることを二人は気づいていない。


しばらくすると、セリューら主戦派が関東軍の名古屋基地を襲撃、関西軍が占領した。
逆に越後基地では関東軍が毒ガスを使ったため、関西軍が敗走。
のび太とドラえもんは運よく本拠地である大阪に配置されていたため、どちらの基地にも参戦してなかったが、反戦派の二人からしてどちらにしても良い情報ではない。
早く、首輪の考察を進めないと……と焦るドラえもんであった。
なんとか反戦派の瞬や橘と協力して首輪解析に着手するドラえもん、もっとも秘密道具なしだからさほどできることは現状なかったが……

ドラえもん(待てよ、強い電磁波とか当てたら首輪止まるんじゃないのかな……?
      いや、少し危ないか……というかひみつ道具の大半を壊しちゃったから強い電磁波を生み出す何かを作れたかもしれないな……失敗だったかな?)

などと考えてる途中、名古屋基地に参戦したギャオスが基地に戻ってないという話を聞き、気が気でならないガーディルマンが、関西軍が敵の無線を傍受すると、群馬でなにかが起きてるようなので、おそらくギャオスがいるとわかった彼は、『敵地への強硬偵察』という名義で敵陣営のど真ん中を飛ぼうとする。

流石に一人じゃ危ないと、友達の危機かもしれないと聞いてお人好しのドラえもんがガーディルマンのプロペラ魔戦闘機に、補佐としてついていくことになった。

ガーディルマン「ありがとう、ええと狸のオートマータ?のドラえもん」
ドラえもん「狸じゃなくて猫型ロボット! せめて猫型オートマータって呼んでよ!」

もはや何百回も擦られているネタを発進前のガーディルマンとのやり取りをするドラえもん。
犬の獣人(ワーウルフ)といちおう猫型ロボットの即席犬猫コンビである。
のび太は心配そうに手を振り、「必ず帰って来いよー!」という声にドラえもんは「うん!」と返して、魔戦闘機は飛び立った。



魔戦闘機は関東軍の前線からも遠い群馬を目指して、空を行く。
目的はギャオス救出のためだが、いちおうに偵察も任務なのでしっかりこなす二人。
群馬に向かう途中、富士山の影で組み立てられてる謎の巨大物体(アプサラスⅢ)を目撃して写真を収めたり、敵軍に見つかりそうになった時は隠し持ってたスモールライトを使って機体を一時的に小さくしたり雲に身を隠していた。

そうして二人は群馬県にとうとうたどり着く、時刻はギャオスが苦手とする朝日が昇る前の事だった。
群馬県の山中の村で黒いドラゴン……おそらくギャオスがいることを無線傍受で知った二人は、件の村へ急ぐ。

そこでは既に関東軍の仮面ライダーや錬金術師、戦闘機のコア・イージーに囲まれる形で戦闘が行われていた。
このままではギャオスがまずいと思ったガーディルマンは魔戦闘機を急がせる。

一方で焦り視野狭窄に陥っていたガーディルマンと違い、ドラえもんは冷静に群馬の村の惨状に気づいていた。
落とされたヘリコプター残骸などは追い詰められたギャオスが反撃したからで説明がつくが、荒らされた家屋の数々……仮にも自陣営である関東軍がこんな破壊行為を行うとは考えられない。
それに巨大な鳥の糞に見えなくもないペリット(未消化物)があった所から、ギャオスが村を襲って人を喰った可能性にドラえもんは気づいていた。
なんらかの事情で味方は喰わないよう関西軍に「何か」で抑制されてるから味方は食べなかった。
しかし、もしかするとギャオスはガーディルマンが思っているよりずっと危険な生物なのでは?

ドラえもんがそれを口に出すよりずっと早くガーディルマンはギャオスを守るために行動をしていた。


朝日で怯んだギャオスに向けて宝太郎ことガッチャードが必殺技のスチームホッパーバーニングフィーバーを放つ瞬間、ガーディルマンとドラえもんの乗ったプロペラ魔戦闘機が空から急降下する。

ガーディルマン「友達を……やらせるかああ!!」
ドラえもん「ガーディルマンさん! 待って……」

大量の機銃弾幕が宝太郎たちに降り注ぐ――

その弾幕はガッチャードに命中し、攻撃の直撃を阻止させギャオスが逃げる時間を作り上げた。
更にその弾幕は跳弾し、関東軍の兵士(加治木)も偶然でありながら射殺する。

ガーディルマンのおかげで九死に一生を得たギャオスは、関西方面へ一目散に逃げだす。
それに並ぶようにガーディルマンも一気に群馬から離脱しようとした。
だが、スレッタが乗るコア・イージーがドッグファイトを仕掛け、魔戦闘機をミサイルと機銃の一斉射撃で攻撃してきた。

しかし、ミサイルは魔戦闘機に届く前にギャオスが超音波メスで粉砕。
機銃は多少命中したが、『撃墜』には至らず、離脱されてしまった。

ギャオス「ギャオオオオォォォー」
ガーディルマン「助けてくれたのかい? ありがとうギャオス。
        さあ、基地に帰ろう、ドラえもんも――」









ドラえもん「の bi た くん……――」
ガーディルマン「ド、ドラえもん?!」





ガーディルマンが後部座席を振り返ると頭の一部が機銃により吹っ飛んでいたドラえもんがいた……
そう、ミサイルは防いだが後部座席にいたドラえもんの頭にコア・イージーの機銃の一発が命中していたのである。
遺していく親友のび太の無事を祈りながら、やがてドラえもんは機能を停止した……

ガーディルマン「あいつだ!あいつがドラえもんを殺したんだ!」

ガーディルマンは犯人がコア・イージーの操縦者だとわかり、怒りを燃やした。
そしてガーディルマンはこの後、主戦派に鞍替えし関西軍の空飛ぶ犬となる。

なんとか大阪の基地に帰還できたガーディルマンの魔戦闘機とギャオス。
そして亡骸で返ってきたドラえもんの死にのび太が泣かないわけなかった。

「どうしてドラえもんを守ってくれなかったの!」とガーディルマンを責めてしまう。
幸いなのは、彼は本来持っている優しさは手放さず、『内戦を終わらせるため』『より多くの人を死なせないため』という密約を交わしつつブレイバーンのパイロットとなった。

だが、それこそがのび太の不幸に繋がるとは、既にスクラップになったドラえもんには知る術は、ない。
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最終更新:2025年06月06日 18:11