【架空学園3におけるロール・設定】
交友関係や立ち位置が出展ロワと違う。
生徒会長ではなく、
秦織江などのガールフレンドはこの世界に存在しない(またはそこまでの仲になっていない)。
時と空間を自在に支配する能力を持ち、時は最大10数秒前後、空間は半径20mの範囲まで操れる、なおこの力は成長の余地ありなのは一緒だが、本ロワでは強すぎるためか発動までに一定のタイムラグが発生する、そして連続使用は体に大きな負担をかける等の弱点が付与されている。
11歳の時、バトルロワイヤルに呼ばれその価値観は崩壊し、理性的に行動することを呼びかけるも仲間たちは自己保身に走って時峰を裏切り、マーダー達は時峰の言葉に耳を傾けようともしなかった。
殺し合いの最後の時まで時峰は正義を訴え続けたが、その言葉が届くことはなく、時峰一人を残して殺し合いは終わり、バトルロワイヤルの主催者を殺害し、時峰は綺麗事の正義では何も為せないと歪み、何者をも利用してでも自分の正義を貫かなければならない強迫観念に取り憑かれる。
一方で高校でできた友人たちとの日常は時峰にとって大事な存在であり、果たして彼らをも利用できるのかと矛盾した悩みを持つ。
というところは原作と同じである。
日常パートにおける交友関係については深く語られていない。
表向きは優等生なので、広く浅い関係は気づいているのかもしれない。
一方、バレンタインデーではオカルト部およびなぎこさん(清少納言)に配られたチョコを食べて腹を下し、トイレに駆け込むというお茶目な面もあった。
完全に余談だが、腹を下した時峰を見てアスランは「このチョコは俺を殺そうとしている!!!!!111!」と腹を下すのを回避している。
【今ロワでの動向】
人生で二度目の殺し合いに招かれてしまった時峰。
まさかの自体に最初の最初は戸惑うも、前回の殺し合いの経験もあり、冷静に対処しようとすぐに落ち着いた。
会場に転送後、支給品を確認すると投げナイフにサイレンサー拳銃に羅鬼化カプセルなど、当たりと言える支給品が入っていた。
後は生き残り、首輪を外して殺し合いを打破するだけ……綺麗事は論外、多少の犠牲を払ってでも、と時峰は会場に歩を進めるのだった。
彼がが最初に出会った相手が皮肉にも綺麗事のようにダチを助けてきた弦太郎であった。
学園では善人だったこいつも殺し合いで裏切る可能性があると思い込む時峰だが、弦太郎はそんな時峰ともダチになろうとする。
だが、今は戦力が必要なので弦太朗と行動を共にすることにした。
そして次にガロ、リク、アラタと対主催仲間が増えていく。
幸先の良いスタートかもしれないと時峰はこの時は思っていた。
そこへバーニッシュのリオ、遅れてシギル使いのシュカが襲来する。
戦闘の最中、リオの攻撃で倒れたアラタをリクが何かしようとしていた。
それを見た弦太朗が「やめるんだリク!」と叫んだのを聞いた時峰が弦太朗が性格的に嘘を言うはずはないという先入観もあり、リクの足へ投げナイフを投げつけて無力化した。
そこまでなら良かったが、直後に隙を見せたリクが朱歌に切り刻まれて死亡。
弦太朗曰くリクはアラタは拳銃を突きつけようとしていたが、時峰が確認すると死亡したリクが手に持っていたのは拳銃ではなく、スプレー缶サイズの消火器で、それを体に火が付いたアラタに吹きかけただけだったという。
この直後、時峰のせいでリクが殺される光景を見てガロが衝撃を受け、冷静な思考ができなくなって「てめぇ!」と怒鳴り、時峰に殴りかかってしまう。
弦太郎を信じて援護したつもりの時峰だけど、リクが持っていたのがただのスプレー缶サイズの消火器と気付いて衝撃を受けていて、「弦太朗が勘違いのせいで」と言い訳をする時峰。
一方で自分の誤解が仲間の死を招いたという事実で精神的にショックを受け、弦太郎に対する不信感で彼は自分達を利用してるだけではないかと疑心暗鬼になってしまった。
この間にアラタは崖から落ちて行方不明に。
結果としてこのスキに三人を仕留めようとしたシュカだったが、リオが彼女の存在に気付いてターゲットを切り替えてきたから撤退。
リオの方はレオゾディアーツに変身した弦太朗のお陰でなんとか追い払えたが。
時峰の弦太朗への疑念は止まらない。
放送にてアラタの無事は確認できたが、三人の絆は先のリクの死の件をきっかけにボロボロだった。
次に三人が接触したのは童磨であった。
弦太朗が人知れず羅漢していた雛見沢症候群のせいで宗教団体の息子という理由だけでレオゾディアーツに変身して童磨に襲い掛かる。
時峰もまた、さっきの件で若干人間不信な上に元々胡散臭いからという理由で童磨をマーダーだと決めつけ殺しに掛かる。
ガロだけは日常から童磨を信頼していたのと、不信感抱いてた時峰だけじゃなく、弦太朗まで普段の彼らしからぬ攻撃的な姿勢を見せたから流石に信用できなくなったため、チームを離反し童磨の援護に回る。
一方の童磨も誤解を解く姿勢だった為、殺そうとする二人を止めようとしていたが、時峰も弦太朗も話を聞く気はない。
ガロの離反に対して、弦太朗は「裏切られた」と感じて雛見沢症候群が進行、完全に危険な状態に入ってチームとしては崩壊。
問答無用で襲ってくる弦太朗レオゾディアーツ&時峰の能力で圧倒される童磨とガロを最終的にエーデルガルトが乱入しフラッシュグレネードを投げられたことで逃げられてしまった。
弦太朗は弦太朗で「この殺し合いは生徒会長……いや学校ぐるみの罠だ!」ってどんどんおかしくなっていく。
どんどん人が変わっていく弦太朗に「あの弦太郎でさえこんなことに……やっぱりバトルロワイヤルで信用できる相手なんていないのか……」
と思い、絶望してマーダー寄りの方針……つまり優勝を視野に入れることにした。
そして弦太朗に気づかれぬ前にこっそりと彼から離れていった。
弦太朗をこの場で殺さなかったのは情のせいではなく、単に今の装備ではレオゾディアーツ化した弦太朗を殺しきれないと判断したからである。
また空間を操る能力を使ってサブマシンガンをこっそりと奪っていった。
能力を使い過ぎたのでしばらく小屋で休憩を取っていた時峰。
休憩を終えるとそこにはなぎこ、アスラン、アラタ、中也の四人を発見した。
そういえばバレンタインデーの日、多くの男子生徒が腹を下したチョコを配っていたのはなぎこだった。
転入の時期も最近の方であり、怪しい。
弦太朗がおかしくなったのも、いつの間にか姿を消したなぎこと接触してからである。
アスランに関しては普段から人間性は怪しいし、なぜか件のチョコを食べなかった。
自分が殺す動機にするには十分である。
時峰は時を止める能力を使用し、あらん限りの投げナイフをなぎこに投げつけた。
次の瞬間、ムードメーカーだったなぎこがいきなりメッタ刺しにされた死体になった。
ロワ開始数日前に転向したことを怪しんだ時峰が時を支配して容赦なく抹殺したのだ
露骨に怪しいアスランも同時に殺したかったが時間が足りなかったからまずはなぎこから仕留めた。
だが、ここで時峰の誤算が来る。
「時峰! この……バカ野郎ッ!!!」
アスランがまさか正当にキレる時が来るとは……時峰の時止めを前にしても捉えきれないSEEDを発現したアスランの動きに対応できず、能力発動前にこちらを殴ってくる。
さらに中也の『汚れつちまつた悲しみに』の重力操作のコンビネーションで時峰を追い詰められていく。
アラタの使うLBXもまた、能力発動に必要な集中力を削いでくるほどには適切な援護をしてくる。
幸い、三人に時峰を殺す気はなかったのか、発動させた時止め能力でどうにか逃げおおせたが、他人への信頼に加えて自分の力へのプライドまで砕かれて心身ともに完全にボロボロになってしまった。
その逃げ込んだ先で、時峰はおぞましいものを眼にする。
とある小屋にて、巽がジキル(ハイド)の目の前でクラスメイトの郁子の死体を解体していたのだ。
学園では善人だったジキルと巽までもが、悪の道に走った。
アスランたちにボコボコにされてなければすぐに殺しに行きたいが、今はそれができる体力はない。
大人しく気付かれないように二人が離れるまで隠れる他なかった。
時峰はこれまで一件で人の善性を信じることができなくなった。
人間の本性は悪であると断定して、ならば自分も悪しき人間の一人として開き直り優勝を目指すことにしたのだった。
とはいえ、時止め空間操作能力は一見チートだが、発動までに時間がかかり消耗が大きすぎて連続しようすればまず寝込む。
集中力が途切れると発動自体がしない致命的な弱点が存在する。
そこで通りがかった婚后・ヴァレリア・リリカに三人娘に真意を隠しながら合流し、ステルスマーダーとして行動することにする。
バラバラにされた郁子の死体を三人に見せ、一緒にジキルと巽を止めようと提案し、手を取ることになった。
その際、婚后の体内に虎の子の時間停止と空間操作能力を使って羅鬼化カプセルを植え込んで時が来れば怪物になるように仕込んだ。
そして何も知らない三人娘は麗とジキルたちがいる図書館へ向かうことになった。
また、三人娘にはガロやアスランたちと鉢合わせした時の対策として、「童磨を襲ったり、なぎこを殺してしまったのは俺の方が間違っていた」という偽りの反省の言葉と態度を示した。
三人娘はこれを素直に受けとめ、時峰は三人のお人好しぶりに二ヤリを笑うのだった。
場面は移り、図書館。
そこには先ほど郁子を殺したと思われるジキルと巽、麗とロゼ、そして時峰、婚后、ヴァレリア、リリカという八人もの参加者が集まった。
そして郁子を殺した疑惑のあるジキルと巽を婚后たちは糾弾し、ジキルと巽はあくまで違うと言いとおす。
あとはライバルを減らすため、互いに殺し合う展開になれば時峰的には良かったが、そうとんとん拍子にことは運ばなかった。
バットにシギルに駆動鎧にスタンドのフル装備で現れ、明らかに正気を失っている危険なマーダー、エレン先生が図書館に侵入してきたのである。
時峰もこれにはステルスマーダーであること忘れて全力で挑まないとやばいとして挑むも、時峰、ヴァレリア、リリカ、婚后さん、麗、ロゼ、巽、ハイドと数の上では優勢なのにスタンド「ドラゴンズ・ドリーム」の指示で絶運に恵まれたエレン一人にボッコボコにされる圧倒的展開を見せつけられることになる。
撃ったサブマシンガンが不運によりヴァレリアに軽傷であるが命中してしまうということもあった。
だがドラゴンズ・ドリームのある意味弱点でもある『中立である』ことで吉の方角のことをペラペラ敵にまで話し、それに賭けた婚后と巽がその風水の位置に移動。
だが移動出来たはいいがこのタイミングで時峰によって婚后さんに植え込まれていた羅鬼化カプセルによって羅鬼化。
怪物となって暴走と衝動に苦しむ婚后やあのエレンをなんとかしないと全滅してしまう大ピンチになってしまう。
時峰の焦り方もあり直感で今の婚后は危ないと感じたハイドは槍を投げて婚后を殺害しようとするが、一歩遅く『大蛇のような羅鬼』になった婚后は側にいた巽を投げ飛ばし、槍を蹴って弾き飛ばしてロゼを庇った麗を結果的に殺害。
――まずい。
エレン一人に完全に翻弄されている。
婚后の体内に羅鬼化カプセルを仕組んだのも完全に裏目に出てしまった。
このままでは全滅だと思ったが、ここでヴァレリアがリリカの血を吸い、覚醒。
さらに応援に駆け付けた仮面ライダーゴーストことタケルがキックで空けてくれた大穴(吉の方角)で図書館から脱出することができるようになった。
時峰ももちろんエレンはヴァレリアとタケルに任せて図書館から出ていく。
リリカ「タケル、ヴァレリア頑張って、あなたならきっとエレン先生に勝てるんだから
あなたたちのためにも絶対に生き延びて見せる!」
時峰「いいや、君たちはここまでだ」
次の瞬間、少女の祈りは時峰が隠し持っていたサイレイサー銃で眉間を貫かれることで終わりを告げた。
巽やロゼの足にもジキル、否、ハイドのナイフが入る。
巽「時峰……なにを……!」
ロゼ「おまえたちは!」
時峰「数を減らすにはタケルとヴァレリアをエレンが引きつけている今しかない。
騙して悪いが優勝を狙っている。
恨んでくれても構わない」
ハイド「巽ィ、おまえにはガッカリだよ。
もっと楽しいもんが見れると思ったんだがなあ!」
そして今しがた殺したリリカと同じようにそのまま二人を仕留めようとする時峰とハイド。
ハイドとは一時的にだが共闘する形となる。
だけどその前に時峰がドラゴンズ・ドリームの言葉を思い出して今居た位置からちょっとだけ動いた。
ハイドが不思議そうに顔を傾げたその直後に
圭一「だぁぁぁれぇぇぇかぁぁぁぁぁぁっ 止ぉぉぉめぇぇぇてぇぇぇくぅぅぅれぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
圭一たちがブレーキがぶっ壊れて暴走車と化した車もろとも図書館に突っ込んでハイドに直撃。
そして車の中から仮面ライダーフォーゼとなった圭一、なぜか正気を取り戻しているシュカ、LBXブリッツガンダムをひっさげた愛先生が救援に現れた。
追突事故で起こったハイドは人狼化。
三人の相手はハイドに任せて、自分はリリカの死体から支給品の『刀』を奪いつつ負傷者である巽とロゼを狙うことにした。
自分の時間停止と空間操作能力があれば楽に殺せるハズの二人だった。
しかし、時峰は知らなかった。
ハイドが植え付けた霊薬『密やかなる罪の遊戯』を巽がコントロールし、「悪の性欲パワー」で時の世界に入門してきたのだ。
何を言ってるかわからねえと思うが巽には「見る」ことにより対象となった生物のあらゆる動きを停止させる能力があり、霊薬でそれが強化・拡張されたのだ。
元々Fateには剣のスピードが早すぎて時空を切っているサーヴァントがいるほど……それと同じ領域に巽は立った
時峰「なぜ止まった時の世界で動ける!?」
巽「知らないのか。時間停止AVは9割がヤラセだが、残り1割は本当に時を止めている企画ものだと」
冗談なのか真剣なのかわからない巽の言葉はされおき、時峰は巽がいくら時の世界に入門しようが経験の差では自分に及ばないと思い、空間操作で本棚を削って作った即席の刃物で追い詰めようとするも、「僕が3秒前に時を止めた」というジョジョ三部主人公が行ったような時止めの後だしを行うことで巽に打ち破られた。
ならばと時止めを駆使して本棚の影からサイレンサー銃で巽を撃とうとするも、ロゼに気づかれ時を止める暇もなく本棚と自分の体ごとサイレンサー銃を吹き飛ばされた。
時峰「何故だ、何故お前たちはこうも……同じ友達ですらこのバトルロワイヤルでは……」
巽「……善の心もあれば悪の心もある。善を貫けても、悪に落ちてしまうことがある」
「だけど大切なのは、善も悪も受け入れ、拒まないこと――そして最後まで友達を、自分自身を信じ抜くこと」
「勿論、友達がとてつもない邪悪に落ちそうになったら、ぶん殴って連れ戻す、もしくは止めるのが」
「――僕の役目だ!!」
この言葉と共に時峰の顔に巽の拳が炸裂、そのまま複数の本棚と壁をぶち抜きふっとばされ、時峰空志郎は倒れた。
気絶した時峰は夢の中で弦太郎と再開する……
ダチを裏切った事を申し訳なさそうに謝罪する弦太郎を許す気はなかった。
次の一言を聞くまでは
弦太郎「空志郎、お前は俺みたいになるなよ。残されたダチを、学園の事を頼んだぜ。あの学園は俺達の青春だ!」
なに自分勝手な事を言ってるんだと呆れながらも、狂う前の如月弦太郎とはそういう男だったことを思い出す。
『勿論、友達がとてつもない邪悪に落ちそうになったら、ぶん殴って連れ戻す、もしくは止めるのが――僕の役目だ!!』
先程の戦闘で巽に言われたことが脳裏に蘇る。
そういえば自分は狂っていく弦太朗とは心から向き合わず、逃げ出していた。
たとえ可能性が低くても、弦太郎を連れ戻すために彼と向き合えば何かが変わっていたのだろうか……
疑心暗鬼になって友人になろうとした男すらも信じられなかった自分は間違っていたのだろうか?
夢から目を覚ますと状況は大きく変わっていた。
図書館は崩れ、ハイドは人狼から更に触手を出す鬼と化し、ロゼら生き残った対主催たちが総力を挙げて戦うも苦戦していた。
最終的にロゼがハイド本体まで肉薄したところまで来て振り下ろす前に刀が折られた。
何らかの作戦があったみたいだが、失敗しかけているらしい……だったら、俺が動かねば。
時峰は能力を限界行使してまでロゼをハイドの触手から庇い、更にリリカから奪った刀「鬼狩柳桜」をロゼに渡した。
ロゼに「最後の最後くらい、俺にもう一度信じさせてくれ」と言い、そして――
ロゼの放った、『埼玉流抜刀術奥義:砕魂(サイタマ)』がハイドに炸裂した。
ハイド「なん、で、こんな奴らにィ…」
時峰「こんな奴らだったからだよ…」
ハイドの攻撃をロゼから庇って息絶え絶えの時峰はハイドが敗死するところを見届けた……
その時の時峰は憑き物が落ちたように笑っていた。
弦太郎の暴走以降はひたすら迷走してた時峰だったが、ロゼを庇ってからは友人同士が協力して悪を倒す事をまた信じられた。
正義は決して悪に負けはしないと信じてた頃の自分に戻ったような不思議な気分を味わいながらも、自らの命がもうすぐ尽きることを時峰は誰よりも理解していた。
長いような短いような図書館での死闘。
戦いが終わった後はしんみりした雰囲気だった。
麗、リリカ、エレン、愛、ジキルおよびハイド、そして命の灯が消えかかっている時峰。
クラスメイトと担任達の死が改めて生き残った面子に圧し掛かっていた。
時峰「すまない弦太郎、どうやらここまでだ…。本当なら自分でやらなくちゃいけないんだが、そうだな…。
アイツらなら大丈夫だ、信じて託せる。今はそう、思えるよ…」
自分と違う所がある他者を信じて戦い勝った彼らを見て安らかな表情をした時峰。
そこに本当のダチになれたかもしれない弦太郎の姿を見たのは錯覚だった。
時峰は漸く自分が『殺し合い』に取り憑かれていたと知り、やっとのことで解放されたのを知った。
ロゼ「……さっきは信じてくれてありがとう。あなたの意志、無駄にはしない」
安らかに眠る時峰にロゼは静かに語り掛ける。
時峰が何を考えていたのか、正直ロゼにはよくわからなかった。
これまで敵対していたのに何故あのタイミングで自分を庇ったのか、あまりにも謎だった。
それでも1つだけわかることがある。
それは最後の最後に時峰がロゼを信じて後を託したということだ。
最終更新:2025年06月12日 17:46