【出展】ＳＤ
ガンダム三国伝
【性別】男
【本ロワでの動向】
魂ィさん。
己の血を滾らせ魂を震わせる戦いを求め、天にも挑む修羅。
その性はロワにおいても変わらず、オープニングで鬱クラッシャーズの戦いを見た時もその心意気よりも強さにこそ惹かれていたほど。
ロワ開始直後から所謂強者限定マーダーとして行動を開始。支給された武具はシースワローという本来の用途は舟を漕ぐ櫂である物で外れの部類だったのだが、呂布は当初からシースワローを気に入っていた。
もう１つの支給品はバイク。三国志の武将がバイクを支給されたら普通は戸惑いそうなものだが、呂布は「馬に変形しない戦輪」と何かが間違っている認識であっさりと受け入れて、あまつさえ悠々と乗りこなした。
また、空腹時に『爆熱！ゴッドカレーパン』を食べた時は異常なまでに精神が昂った。余程彼の魂を震わせる味だったのだろう。
「こ、これは……滾る！ 滾るぞおぉぉぉぉ！！
俺のこの血が真っ赤に滾り、昂ぶり叫ぶぅぅぅ！！
魂いいぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！」
バイクを駆り、呂布は強敵を求め続けた。時にはアンチノミーと仮面ライダー2号とのバイクチェイスのような彼が望むのとは違う戦いもあったが、戦いのみを求める修羅として多くの参加者達の前に立ち塞がった。
そんな中、彼に大きな転機が２度訪れる。
１度目は、全参加者中でもトップクラスの戦闘能力を持つシャドームーンとの戦い。
最強マーダー決定戦という前評判に違わず、両者は激戦を繰り広げた。結果は痛み分けの形となり、呂布はシャドームーンからの再戦の申し出を受け取り、決着は後々ということに収まる。
戦いの後、呂布はシャドームーンが落とした魔剣――グランドリオンを手に取った。魔剣グランドリオンには持ち手の負の心を増幅させる呪いじみた能力があったのだが、この時、呂布の天性の資質である『天の刃』の力が発揮され、逆にグランドリオンの闇を祓い、瘴気によって眠っていた精霊のグランとリオンを覚醒させるに至った。
同時にシースワローに宿っていた精霊ドリーンも目覚め、呂布は風の三精霊からマスターとして認められ、自らに課せられた大いなる使命についても簡単に教えられた。
この時は呂布も深くは考えず、新たに手に入れた武器『グランドリーム』と共に次の戦場を求めた。
そして２度目の転機は、戦いの中で訪れた。
戦国最強・本多忠勝との一騎討ち。通称「無双OROCHI」。寡黙な大武将と猛る暴将、対照的ながらも同格の力を持つ２人の戦いは熾烈を極めた。その戦いの中で、呂布は自らの魂が満たされていくような充実を感じていた。
次で決着の一撃を――というタイミングで司馬懿サザビーが差し向けたクエスター・ガイとギエンが乱入。不意の一撃で忠勝に致命傷を負わせてしまう。呂布はこれに激怒し、天玉鎧・真武を召喚。戦隊マーダーコンビを一気に駆逐する。
瀕死の忠勝と三精霊の同時通訳を介して会話し、呂布は自らの魂が忠勝との戦いで満たされていたことを伝えた。そして、志半ばにして斃れる忠勝の無念を晴らすべく、彼の鎧と共にその志を継ぎ戦い続けることを決断した。
本多武（ホンダム）装呂布誕生の瞬間である。
この時、呂布の中で眠っていた四神・伏義の魂も目覚め、呂布は自らに課せられた使命の全てを理解した。
以降はかつて矛を交えた者もいる対主催の面々と合流し、最終決戦メンバーの中核戦力の１人として活躍することになる。
暴風と大地の力に加え、ホンダム譲りの雷を駆使する呂布には、味方になったら弱体化などという残念な
お約束は通用しなかった。
バイルとの決戦時、度重なる激闘の末に崩壊を始めた会場を保たせるべく大地と一体化。四神・伏義から継いだ力の全てを注ぎ、自らは戦場に出られずともバイルとの因縁の決着に赴くカーチスを始めとした侠達が魂を燃やす戦いを邪魔させまいと、仲間達を支え続けた。
最終決戦では身動き一つ取れないままの自分を歯痒く思っていたが、アリスの提案で彼女とあることを実行。案外上手くいった。
呂布「魂ィィィィ！」
アリス「攻撃力２．５倍！ これなら全く問題ありません！」
八紘の陣とモーメントの光の中、散っていった戦士達の魂が応援に駆け付けると、感極まったのか「魂ィィィィィ！」と叫び続けていた。
生還後は元の世界には戻らず、グランドリームと忠勝の鎧と共に、彼との約束を果たすべく戦国ＢＡＳＡＲＡの世界に登場。徳川家康の軍に加勢した。
「本多忠勝は強かったぞ……この俺を満たすほどにな！」
「当たり前だ！ 忠勝は、忠勝は戦国最強なんだ！」
「そうか、ならば敢えてその名は奴に譲ろう。
我が名はホンダム装 呂布！ 三国最強なり！ 魂ィィィ！」
最終更新：2012年02月11日 20:45
