【名前】長門有希
【出典】長門有希ちゃんの消失
【性別】女
【名セリフ】
「―――じゃあ、こんなもの要らない」
「ずっと……一緒に……」
【本編での動向】
皆さんご存じ対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース……ではなく、出典元の関係上ただの女子高生。
無感情な原作、クールな天然ボケの『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』とは違い、内気で抜けているが感情豊かでパニックになると奇行を起こすという真っ当な萌えキャラとなっている。
ちなみにキョンに惚れており、いつか自分の気持ちを告白しようと考えている。
それが惨事に繋がろうとは、果たしてだれが考えたであろうか。
ロワに放り込まれて最初に出会ったのは俺たちのアドルフことアドルフ・ラインハルト。
厳密には長門が一方的にアドルフを発見したというのが正しく、声をかけようか迷っていた。
長門(なんか怖そうな人がいる)オロオロ
↓
ジャリッ
アドルフ「! 誰だ?!」
↓
長門は逃げ出した!
結局は強面かつ殺気立ちささくれた雰囲気を醸し出すアドルフに恐れを為して逃走を選択するのだった。
……ここでアドルフについていけば、もしかしたらもっと違う道を辿ることができたのかもしれない。
そうして逃げ出した先で遭遇したのは、同じ出典元で想いを寄せる相手でもあるキョン。
しかし、当のキョンはモグ波に逆レイポゥされている真っ最中であった。
その余りの衝撃に長門は硬直、追い縋るキョンの言葉も聞かないまま逃げ出してしまう。
何故、どうして、わけがわからない。
衝撃と悲嘆と幾ばくかの後悔を抱え、次に出会ったのはよりにもよってガロン塚本。
クマ吉やランスとつるんでバカやってることから割と愉快な印象の強い彼だが、その本質はゲスな強姦魔。迫る魔の手を精神的余裕も体力もない長門に振り払える道理はなかった。
数時間後、ようやく解放された長門の顔からは一切の表情が消え失せていた。
一連の出来事に加え、放送でキョンの名前が呼ばれたことで遂に精神に異常をきたし、『自分は宇宙人である』という妄想に憑りつかれるまでに至ってしまった。
原作長門っぽくなったと言えばネタっぽくはあるが、しかし光の消えた瞳で終始何事かを呟き続けるその姿はあまりにも痛々しかった。
そして最後に出会ったのは死亡フラグメーカーの異名を持つ
松井さん。
ぶつぶつと「自分は宇宙人だ」とつぶやき続ける長門に、しかし松井さんはそれはおかしいと反論。
違う、自分は確かに宇宙人だと都合のいい妄想に縋る長門に、しかし松井さんはそんなことおかまいなしに逐一論破。妄想も大概にしろとばっさり切って捨ててしまう。
最早縋る物も失ってしまった長門はとうとう完全に精神崩壊。壊れた笑顔と共に支給されたナイフを自分の胸に突き立てる。
最期の最後に脳裏によぎったのは、自分の愛した男の姿であった。
本家ならともかく公式パロディ漫画からの参戦ということで非常に珍しがられた二人であったが、いざロワを開始すると出典元の珍しさを活かすこともなく早期退場と相成った。
これは余談だが、主観的にもメタ的にも一切の救いなく最初から最後まで鬱全開だったため、彼女はカワイソス四天王の候補にまで上り詰めている。
しかし早期退場だったこと、大した活躍もせず目立たなかったこと、絡んだ参加者がことごとくアレだったこと、ロワ全体への影響が薄かったことなどから四天王からは外されている。
ネタにすることすら憚られるレベルでカワイソスだと考えれば納得はいくが、それでもこの扱いはどうかと苦言を呈するロワ住人も少なくはない。
更に余談であるが、本編では悲惨だった意趣返しか
死者スレにおいてはキョンとバカップル空間を築き上げている。
体はともかく心までは寝取られていないとはキョンの弁である。
最終更新:2013年12月10日 19:56