【名前】六武衆-ヤリザ
【出典】遊戯王OCG
【性別】男
【初期支給品】ゲイ・ボルグ@Fateシリーズ
【AA】
|:i::、 / ´ /`〉|;;|
|:i::::、 // /::/ //
|::i::::ヽ // /::/ //
|::iヽ::/ヽ_ //__、‐-、/ /,'
i、i:;;;;'::i:::i::|:ヽ-‐:ヽ::::i ̄i:`、‐、
〈,'、::;/〉ヽ':::::i::::::::i:::::i::::::i:::::i::::i \
/:::`}三i`´∨、::::::::i--i::::::i::::/::/ 〉ヽ
i::`/、ヽ、:::::::::::::::ゝ-、‐'ノi´ ̄ヽ-‐、'::::::∧
i::::i:::::`〉、:::::::::::ゝ=〈;;ヽ 〉-、 ヽ::::::∧
ゝ´ヽ/´/-ヽ:::::::::::∨ヽ' /::〉-、 ヽ-‐'、
{ヽ,// '/`ゝ三二ゝ-//、:/:::/:::〉 i;;;i:::::i
// /' ゝ-‐ ゝi::::::::::::::i/∧ヽヽ、:/ i、ゝ"
// //ゝ"´ / .ト、::: ̄::// 〉'\∧ `´
. ゝ´ヽ/ //、 | /、:::::‐-//、 i \i、
/ ヽi /∧ ヽ〈::::::::::::://i .ヾ \
/ /´ // ヽ、 ゝ´` ゝ'/‐' i i
/ / i i `-‐´ / \ .∧
/ / i i / ゝ´:::::::∧
/ ゝ' i i / ∨::::::∧
'-‐´ ∨、 / \:::::∧
\___/ \:::〉、
ヽ ∧
i ∧
ヽ__/
【カードとしての詳細】
六武衆 -ヤリザ
星3 地属性 戦士族 ATK1000 DEF500
自分フィールド上に「六武衆-ヤリザ」以外の「六武衆」と名のついた
モンスターが存在する限り、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードが破壊される場合、代わりにこのカード以外の「六武衆」と名のついたモンスターを破壊する事ができる。
みんなご存知の六武衆のメインアタッカー。何、ヤリザ殿のことを知らない?
さてはお主、非決闘者でござるな? ならば仕方ない。
かいつまんで説明すれば六武衆とは一時期遊戯王の環境トップだったこともある強力なテーマであり、ヤリザ殿はその中でも人気の一枚でござる。
それだけ知っておれば問題なかろう。時折クズカードなどというやっかみを受けるでござるが、それはニサシ殿の印象操作でござる。
尚、この記事を書いているのはヤリザ殿ではないでござるよ。いいね?
【台詞】
「気に入らないでござる…」
【本ロワでの動向】
人気が高じて参加者としてロワに放り込まれたヤリザ殿。勿論カードとしてでなく所謂カードの精霊としてでござるな。
カードの精霊といえばあのブラックマジシャンやネオスなど、アニメでも大活躍な顔カードと同格ということでござる。
流石はヤリザ殿格が違ったでござる。
奇しくも登場話では同じ精霊かつ六武衆であるニサシ殿と出会い軽く手合わせして実力を確かめ合った後、タッグを組んだでござるよ。
あわよくばここで倒してしまおうとか、利用するだけ利用して身代わりにしてしまおうなどと考えてはござらぬからな!?
自身には及ばぬながらも六武衆であるニサシ殿とタッグを組めたことで強力無比な効果が解禁されたヤリザ殿。
その力を最初に世に知らしめたのはマーダーであるタスクマスターに襲われた時でござる。
支給品であるゲイ・ボルグとの好相性もあり、直接攻撃の一撃必殺を叩き込んだヤリザ殿。
案の定当たらない必中の槍のせいで仕留め損なってしまったでござるが、この絶技には敵であるタスクマスターも涙ながらに感激していたでござるw
後に写真的反射によってトレースされた直接攻撃によりタスクマスターは防御無視で攻撃できるようになり猛威をふるうことになるでござるw
いやあ、敵にも重宝される効果を持つヤリザ殿はやはり最強ですな。
強敵タスクマスターを退けたヤリザ殿でござるが、そこはやはりカードの精霊。
自分で戦うよりも決闘者に使ってもらってこそ真価を発揮できるのは言うまでもないでござる。
そこでヤリザ殿の持ち前の幸運で引き寄せたツァン・ディレ殿に目をつけたでござる。
彼女は六武衆使いでござるが、ヤリザ殿が入っているとパートナーとしては強すぎるせいでパートナーデッキからは抜かれていたでござる。
どの時代でも強すぎる環境上位は疎まれるのが常でござるな。悲しいことでござる。
しかあっし、ここはルール無用のバトルロワイヤル。ヤリザ殿を使っても怒られない。否、こんな時こそヤリザ殿の出番でござるな!
おや、どうしたでござるか、ツァン・ディレ殿。ここは喜ぶべきところでござるよ? なのに何故そんな顔を……。
なんとニサシ殿まで便乗してついてきてしまったせいでツァン・ディレ殿は入れた覚えのないカードに困惑してしまったではないか。
しかもしかもニサシ殿どころか遊戯王カードですらないあるモンスターまでもがデッキの中には入っていたでござる。
その名は新六武衆タクティモン。
六武衆に欠けていた攻撃力を補って余りある強力なフィニッシャーでござる。
それ故にツァン殿に重宝されていたでござるが賢明なヤリザ殿はタクティモン殿のことを危険視していたでござる。
べ、別に度々拙shヤリザ殿とニサシ殿を素材に召喚されていやがったからではござらぬからな!?
今のはツァン殿のツンデレっぷりの真似でござるよ?
案の定闇のカードだったタクティモン殿のせいでツァン殿はどんどん病んでいき誰が呼んだかヤン・ディレになってしまったでござる。
しかもツァン殿だけでなく闇の瘴気のせいでヤリザ殿を始めとした他の六部衆までもがSin六部衆になってしまったでござる。
ニサシ殿だけが六武衆の御霊代殿を連れて逃げ難を逃れたでござるが、主や多くの仲間を見捨てて自分だけ逃げるとはどうしようもない腰ぬけで御座るな!
――拙者は逃げぬ、拙者は離さぬよ、絶対に
悲劇! 主への忠誠心と仲間思いが故にSin化してしまったヤリザ殿!
しかしその徳の高さと完成された能力のおかげでSin化の影響を最小限に抑えたのでござる。
ニサシ殿は瘴気にあてられてSin化しても雑魚だった奴は黙ってろなどとほざいておったが、
攻守が300しか上がらなかったのはただでさえチートなヤリザ殿をそれ以上強くしたら禁止カードになってしまうからの苦渋の判断だったでござるよ。
とはいえニサシ殿とは違って仲間思いな御霊代殿が色々連れて帰ってきてくれたおかげでSinの呪縛は解けたでござる。
御霊代殿の命がけのユニオンやデジモンに強いウィル殿のご助力もあってタクティモン殿は正気を取り戻したのでござる。
そして一人の武将型デジモンとして曹操
ガンダム殿に挑んだタクティモン殿は討ち死に。
我らとともに主であるツァン殿も闇のカードの呪縛から解放された……はずでござったのだが。
ツァン殿はそれでも想い人でござったコナミ殿といることを選択。
マーダー化したコナミ殿に奉仕することを選んだでござる。
であるなら主の想いに添い遂げるのがカードの役目。
単独行動ができる精霊であることを活かして、呂布殿、タクティモン殿との連戦で疲弊していた曹操殿を不意打ちしたでござる。
何、闇討ちとは武士の風上にもおけぬ?
相手はあの曹操でござるよ、曹操。曹操といえば悪の皇帝の代名詞ではござらぬか。手段は選んでられないでござる。
いやあ、曹操殿は強敵でござった。激しい戦いだったでござる。
拙者の元ネタが前田利家なだけあってこの戦いは曹操VS利家として読み手も大満足だったでござろう!
同じく抜け駆けしていいところを見せようとしたニサシ殿の連続攻撃で曹操殿の双剣を受け止め、ヤリザ殿のダイレクトアタックで仕留める算段でござったが。
まさか剣を捨てての拳で迎撃されかけるとは。ニサシ殿を身代わりにしていなければ危ないところでござった。
曹操殿は貴様、仲間を盾に!などと憤ってござったが、これはれっきとしたヤリザ殿の効果でござる。
ヤリザ殿とニサシ殿の絆パワーでござるよ、絆パワー。
こうして屈指の実力者である曹操殿に勝利した我らがヤリザ殿。
しかし失ったものもまた大きかったのでござる。
同じ六武衆のニサシ殿だけでなく、ヤリザ殿が独断専行しているその裏で主のツァン・ディレ殿もまた命を落としていたでござる。
ツァン・ディレ殿はァィが大きくなりすぎて自分を保てなくなったのでござるな……。
コナミ殿に殺されるときですら、「最期の瞬間にコナミと一緒で、コナミを見つめながら逝けることが嬉しい」とそうおっしゃったそうだ。
――ああ、本当に、それは幸せなことでござるよ。拙者も誰かに見つめて貰いたかった
友も主も失ったヤリザ殿。二人の後を追うように、遂に最後の時が訪れたでござる。
「そこをどいてくれ、六武衆―ヤリザ。俺はコナミを止めなければならないんだ」
そう言ってコナミに挑もうとする遊星の前にヤリザ殿は立ち塞がったでござる。
元はといえばこいつのせいでツァン殿は死んだのでござる。
遊星とのデュエルをコナミ殿が選んだがために、一緒に逃げようと引き止めてくるツァン殿は邪魔者扱いされて殺されたのでござる。
そのせいでヤリザ殿はようやく得た主を失ったのでござる。
「どくわけにはいかぬでござるなw 亡くなった主に尽すとは流石ヤリザ殿、カードの精霊の鑑ですなwww」
カードの精霊として六武衆のデッキを駆使し、自身さえも召喚しながら遊星に猛攻をしかけるヤリザ殿。
しかしヤリザ殿の効果は遊星相手には最悪で直接攻撃をくず鉄のかかしでしのがれ、また一枚また一枚六武衆たちが打ち倒されていく。
とうとうヤリザ殿は身代わりにできる仲間たちさえも失い、一人ぼっちになってしまったのでござる。
――今までと変わらない一人ぼっちに。いつものことでござるよ
対する遊星の場には低レベル低攻撃力の“クズカード”たち。
「攻撃力1000にも満たないクズカードばかりで拙者に勝てるつもりでござるかwww」
「黙れ、この世の中に不必要なものなど一つも無い!」
ゴミとして捨てられながらも、不動遊星に拾ってもらえた幸せなカードたち。
――ああ、その言葉をどれだけ望んでいたことか
羨ましかった、妬ましかった、だからこいつたちには負けたくなかった。
――使って欲しかった。仲間に入れて欲しかった。六武衆の一人として使って欲しかった
リア充爆発しろ。死ね、死んじまえ。
――ひとりぼっちは寂しいでござる。拙者は仲間たちと使われてこそでござる
「集いし星が新たな力を呼び起こす。光さす道となれ!シンクロ召喚!いでよ、《ジャンク・ウォリアー》!」
「ちょ、大人気ないでござる、拙者一人にシンクロ召喚なんて大人気ないでござるwww」
――活躍すれば使ってもらえると思った。強さをアピールすれば本デッキに入れてもらえると思った
「パワー・オブ・フェローズ! これでジャンク・ウォリアーの攻撃力は5500!」
「拙者の攻撃力は1000でござるからそんなもの食らってしまえばライフが一気に0になるでござるよw
やめるでござる、やめるでござるwww」
――ネタだとか予備デッキとかじゃなくて、一番愛されるメインデッキの一人として、門を背にシエン殿たちと華々しく戦いたかった
「ジャンク・ウォリアーの攻撃、スクラップ・フィストオオオオオオ!」
――でもそれも夢のまた夢
守ってくれる味方も、庇ってくれる誰かも、愛してくれる決闘者もいない。
拙者は結局どこまでも一人ぼっちの六武衆――……
【六武衆―ヤリザ 死亡】
最終更新:2014年12月04日 19:05