【名前】 観葉植物くん
【出典】 真夏の夜の淫夢
【性別】 なし
【年齢】 不明
【名ゼリフ】
「我を花に例えるならば 畜生蠢く密室に 咲いた鈴蘭の心意気!」
「思い知ったかバビル2世よ!燃えているのは我が身ではない、散さまへの愛なのだ!」
【支給武器】 栄養剤α@ルーンファクトリー
【人物】
真夏の夜の淫夢内によく登場する観葉植物であり、マスコットキャラクター。
登場回数は何気に多く、ホモの吐き出すクッソ汚い二酸化炭素を酸素に変換するなど、エコでクリーンな部分もあって主に自然を愛する兄貴たちから人気を得ている。
しかし場面によっては枯れかけていることもある。誰か観葉植物くんを労わって差し上げろ。
なお種類はサイセベリア(スズランの一種)と呼称されているが、明らかに違う。

【本ロワの動向】
数ある観葉植物くんの中でも枯死しかけている個体が参戦。
マスコットキャラクターとはいえただの植物に過ぎない観葉植物くんは、当然のことながら何も考えることなくロワの片隅に佇んだままであった。
しかし散さまこと葉隠散が観葉植物くんに出会ったことで全てが一変する。
天然自然をこよなく愛する散さまの愛は当然観葉植物くんにも向けられ、観葉植物くんは燃える口づけを受けることで観葉植物ではいられなくなってしまったのだ。
変化した姿は妖樹:アールキング。極めて高いレベルを持ち刹那五月雨撃ちなどの特技を有する強力な悪魔……否、不退転戦鬼である。
そんな観葉植物くんはしかし散さまとは行動を共にせず、別行動を取ることに。

そして次に遭遇したのは葛葉キョウジと高槻巌の二人。
散さまの役に立つべく二人に襲い掛かるも、相手は本職のデビルサマナーとチートサラリーマン。健闘も空しく調伏されてしまう。
我が命運ここに尽きたか。そう述懐し潔く散ろうと心するも、差し伸べられたのは介錯の剣ではなく仲間に誘う言葉だった。
己を倒した強者なれば仮の主として申し分なし。観葉植物くんは己の弱さを恥じると共に、一時キョウジたちと行動することに決めたのだった。

その後はキョウジ・巌と共にバルタン星人と交戦したり、ゾンビ騒動において多数のゾンビを殲滅したりと要所要所で活躍する。
しかし終盤、散の死を放送で知り激しく動揺。自らの存在意義を失いかけ元の観葉植物に戻りかけてしまう。
しかし散の最期、そして散が戦い認めた流子・ルカ・イルという白い羽のカラスたちの存在を伝え聞くことで精神的動揺を克服。
散が最期に信じた人の可能性を守るべく、その身を燃やし尽くしてでも戦い抜くことを誓うのだった。

遂に迎える最終決戦。主催戦に乗り込むキョウジや巌と違い、観葉植物くんは多数のピクシーナイフと共にニー塔組の守護に回されることになる。
そして襲撃してくるのはバビル2世とアルターロデム。彼我の実力差は明白なれど、しかし観葉植物くんの戦意は些かの衰えもなかった。

観葉植物くん「哀れなりバビル2世! 破格の力を持てども黒幕たる何者かに操られし貴様に一切の脅威なし! されど我を支えるは散さまに捧げる忠と愛、そして我に注がれるこれ以上なき散さまの愛情なり!」
      「故に我が身は必勝の手段! 愛という名の後方支援、木偶人形にはわかるまい!」

その言葉の通り、観葉植物くんは戦力で圧倒的に上回るバビル2世を相手に一歩も引くことなく戦いを繰り広げた。
その刃は終ぞバビル2世には届かなかったが、彼の宿敵たるヨミやその配下たるストライダー飛燕たちが到着するまでの時間を稼ぐことはできた。
全てを守り抜いた観葉植物くんは己を燃やす炎に包まれ、自らの本懐を成し遂げたのだった。
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最終更新:2024年07月19日 17:30