【名前】 佐藤心
【出典】 アイドルマスターシンデレラガールズ
【性別】 女
【年齢】 26
【名ゼリフ】
「はぁ~い♪アナタのはぁとをシュガシュガスウィート☆そんな暗い顔してたら出るもんも出ないぞ、元気とか☆」
【人物】
しゅがーはーとを自称する26歳。26歳。アイドルとしてぶりっ子系なキャラを作っており、割と頻繁に地が見え隠れする。
ただし少女趣味な服飾は着るのも作るのも好きなので、キャラ作りはまるっきり嘘というわけでもない。
電波なところはうさみんこと安部菜々と共通するが、あちらが永遠の17歳なのに対しこちらは実年齢を公表している。
【本ロワの動向】
某こりん星アイドルを彷彿とさせる路線ながら26歳166cmといううわキツではあるが、本人のアイドルに懸ける想いは本物である。
そんな彼女がようやくメジャーデビューを果たし、これから本格的な活動が始まる―――というまさにその瞬間に殺し合いに巻き込まれてしまう。
呆然としながらも名簿を確認すると、そこには同じくアイドルとして活動する安部菜々の名前が。
同じ路線のアイドルでありながらかたや永遠の17歳として準シンデレラまで上りつめたウサミンに対し、年齢までさらけ出して戦ってるのに最近メジャーデビューを果たしたばかりの自分。
先達に対する敬意と憧れ、そして抑えきれない嫉妬の感情。そこから湧き上がってくる「優勝」への誘惑。
それらと殺し合いへの恐怖が入り交ざった複雑な感情を抱き、しばしの間一歩も動けずに悩みに暮れるが……
心「……まあ色々思うところはあるけど、やっぱアイドルが殺しをやっちゃ駄目でしょ」
人に夢を与える仕事であるアイドル、自分はそんなアイドルのことを(こんな年齢になっても尚)好きで好きでしょうがなく思ってて。
だったらその信条に反することはしていけないと、そう思い立ったのだ。
とりあえず難しいことはさて置いてどうにか生き延びようと心機一転歩き出すと、そこに赤屍から撤退に成功したキタロー・花京院の二人と遭遇する。
心「シュガーハァトって呼んでね!呼べ☆」
キタロー(うわぁ……)
花京院(うわぁ……)
内心ドン引きされつつも友好的に接触、そのままチームを組むことになる。
花京院「あのお年ごろでシュガーハートというのはどうかと思いますが(ヒソヒソ)」
キタロー「……(こくこく)」
心「仲いいな、ちきしょー! そんな時こそどうでもいいって言ってよ! 言えよ!」
友好的なはずである。多分。
なんだかネタっぽい彼女ではあるが、それでもチームの中では最年長ということもあり彼女なりにチームを纏めようと努力していた。
特にマーダー化した司波深雪の襲撃に遭った時には、果敢に戦う二人を見て自分は戦闘能力を持たないからこそ心の面では絶対にくじけない、弱音を吐かないと固く決心している(ちなみに深雪はきちんと返り討ちにした)。
その後は主に二人を元気付ける方向で努力し、死亡後参戦だけあって若干暗かった二人を終始和ませていた。
その成果か、キタローとの間には恋愛のコミュが発現、何気にキタロー側の戦力UPにも貢献している。
そんな逞しい彼女であったが、平和な時間が長く続くわけもなかった。
団欒する三人に近づいてくる影が一つ。その名は吉良吉影。
女性の手をこよなく愛する変態がアイドルをやっている心の手を狙わないわけがなく、キタローと花京院が離れた隙を狙って急接近。
善人を装って心に近づくとキラークイーンを使って心を爆殺しようと試みる。
しかし制限により一般人にもスタンドが見えていることをそれまでぼっちだった吉良は知らず、キラークイーンを目撃した心はすぐさまキタローと花京院に助けを求める。
だが二人が助けに来る前に、万事休すとなった吉良によって体を爆弾化される。
そのことを悟った心は自分に向かって駆けてくる二人を爆発から庇うため、大声で警告を放ち、結果として吉良の手で爆殺されてしまう。
そこに在ったのは同期に対して嫉妬を燃やす醜女ではなく、最期の瞬間まで二人のファンを心から案じるアイドルの姿であった。
退場自体は中盤に差し掛かったあたりであったが、彼女が残した影響は地味に大きいと言える。
少なくとも彼女がいなければキタローと花京院の精神状態は本来よりかなり悪化していただろうことは想像に難くないし、最終戦においては彼女とのコミュが育てたキュベレ(恋愛のアルカナ最強のペルソナ)が大きな意味を持つことになるのも確かだ。
彼女の遺志は二人がしっかりと継いでくれたと言えよう。
最終更新:2014年05月17日 06:28