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鏡を見ながら人を殺そう - (2012/01/22 (日) 21:56:29) の編集履歴(バックアップ)
鏡を見ながら人を殺そう ◆1yqnHVqBO6
世界がたしかに縮まった。
地平線が失われ、
大地が急にぶよぶよとした不定形に思えてしまう。
空ですら見あげれば雲が大きく感じられた。
地平線が失われ、
大地が急にぶよぶよとした不定形に思えてしまう。
空ですら見あげれば雲が大きく感じられた。
この世界で見上げる夜空はどんな星が浮かぶのか。
すこし考えたがやめた。
この世界で輝く星に美しさなどないだろう。
すこし考えたがやめた。
この世界で輝く星に美しさなどないだろう。
殺すために造られた世界に美しさを見ることはない。
殺すために赴いた世界で作った絆など…………ない。
殺すために赴いた世界で作った絆など…………ない。
現に今こうして、
二人の参加者を殺そうとしているのだから。
二人の参加者を殺そうとしているのだから。
視界の外から一角獣が突進してきた。
それをミツルは宙に浮かんで避ける。
しかし馬は虚空を蹴るとミツルの逃げた空へと跳んだ。
それをミツルは宙に浮かんで避ける。
しかし馬は虚空を蹴るとミツルの逃げた空へと跳んだ。
その速さはそうそう捉えきれるものではない。
ましてや、
疲労を心身ともに負っているこの身ではなおさらだ。
ましてや、
疲労を心身ともに負っているこの身ではなおさらだ。
戦闘のきっかけは些細なものだった。
縮まった世界。
カメラのファインダー越しに世界を写すのとそれは似ていた。
一点に絞られて他が徐々にぼやけていく世界。
カメラのファインダー越しに世界を写すのとそれは似ていた。
一点に絞られて他が徐々にぼやけていく世界。
視界に映る世界が再び形をとりもどしたとき、
目の前に少年と馬がいた。
警戒のために杖を向けたのは当然の反応。
目の前に少年と馬がいた。
警戒のために杖を向けたのは当然の反応。
なのに、それを見るやいなや馬はすぐさま攻撃を開始した。
傍らに立っている少年は馬の凶行に反応すらできない。
少年がようやく理解したようなのは
攻撃を受けた魔導師ミツルが空から叩き落とされてから。
傍らに立っている少年は馬の凶行に反応すらできない。
少年がようやく理解したようなのは
攻撃を受けた魔導師ミツルが空から叩き落とされてから。
少年は口を開こうとして、馬の表情を見て
思わず目を背けたのをミツルは見逃さなかった。
同行者を諌めることもできない
少年の臆病さに嫌悪感を抱いたが
今はそんなことを気にしている場合ではない。
思わず目を背けたのをミツルは見逃さなかった。
同行者を諌めることもできない
少年の臆病さに嫌悪感を抱いたが
今はそんなことを気にしている場合ではない。
馬の眼に浮かぶのは燃え上がる怒り。
何を原因としているのかは知らないが
それがこの一角獣を突き動かしていた。
何を原因としているのかは知らないが
それがこの一角獣を突き動かしていた。
だが、早いだけならばどうという相手ではない。
ミツルには千を超える魔法がある。
その中の一つ、魔法反射壁を展開し
一角獣の動きをわずかであるが止める。
ミツルには千を超える魔法がある。
その中の一つ、魔法反射壁を展開し
一角獣の動きをわずかであるが止める。
物理的攻撃である突進には
それほど効力を発揮しないが纏う炎はべつだ。
先端に至る温度の低い炎から蝕むように打ち消した。
それほど効力を発揮しないが纏う炎はべつだ。
先端に至る温度の低い炎から蝕むように打ち消した。
しかし一角獣が魔法障壁を打ち壊し、
角がミツルの胸を貫いた。
角がミツルの胸を貫いた。
「俺の勝ちだ」
角に貫かれたミツルの体がぼやけて霧散すると
下には井戸のようにポカリと開いた穴が見えた。
そこから吹き上がる冷気は忽ち一角獣の体を覆い、
咀嚼するように細かく砕くだろう。数瞬の後に。
下には井戸のようにポカリと開いた穴が見えた。
そこから吹き上がる冷気は忽ち一角獣の体を覆い、
咀嚼するように細かく砕くだろう。数瞬の後に。
「ディオエムル・シュドルク!」
声が近くから聞こえた。
声に呼応するかのように一角獣が纏っていた鎧から
あらゆる物を溶かす炎が産まれ、冷気を蒸発させた。
声に呼応するかのように一角獣が纏っていた鎧から
あらゆる物を溶かす炎が産まれ、冷気を蒸発させた。
底にいたミツルに焦りが生じる。次に何をすべきか。
逃げ場が無い。仮面ライダーの力を借りるべきなのか。
見上げると目に怒りを炎に変えた一角獣が睨みつけていた。
逃げ場が無い。仮面ライダーの力を借りるべきなのか。
見上げると目に怒りを炎に変えた一角獣が睨みつけていた。
「やめるんだシュナイダー!」
銃声とともに一角獣の頭が弾かれたように揺らぐ。
その隙にと声の主である少年が
シュナイダーと呼ばれた
一角獣に両手を突き出して体当りした。
その隙にと声の主である少年が
シュナイダーと呼ばれた
一角獣に両手を突き出して体当りした。
半ば炎に突進する形に見えたが
炎の威力は調節できるようであり。
少年の体が焼かれることはなかった。
皮が焼ける音は確かにしたが。それだけ。
炎の威力は調節できるようであり。
少年の体が焼かれることはなかった。
皮が焼ける音は確かにしたが。それだけ。
「彼に僕達を殺す気があるかはわからないよ!
だからここは抑えて! 僕に任せて!」
だからここは抑えて! 僕に任せて!」
一息にそう述べた少年は手に持っていた大きな本と
銃をリュックにしまい込むと穴の底で事態の推移を見ていた
ミツルに手を差し伸べた。
銃をリュックにしまい込むと穴の底で事態の推移を見ていた
ミツルに手を差し伸べた。
「大丈夫? 僕達に戦う気なんて無いから安心して」
その姿は何故か“彼”とはひどく違ったものに見えた。
先の乱戦で七原秋也には嫌というほど感じていた
“彼”の姿はどこにも見えなかった。
“彼”の声は聞こえなかった。
先の乱戦で七原秋也には嫌というほど感じていた
“彼”の姿はどこにも見えなかった。
“彼”の声は聞こえなかった。
代わりに、何かが書き換わるような、音が――
…………………。
############
12:10
白銀の戦士がシュナイダーを貫く。
そしてその後、天野雪輝に狙いを定めた。
僕は凍死する。
そしてその後、天野雪輝に狙いを定めた。
僕は凍死する。
DEAD END
############
――ザザッ。
############
12:10
周囲を焼き尽くすシュナイダーが
魔導師を殺した後にこちらを見た。
シュナイダーは炎と血に狂っていた。
僕は焼死する。
周囲を焼き尽くすシュナイダーが
魔導師を殺した後にこちらを見た。
シュナイダーは炎と血に狂っていた。
僕は焼死する。
DEAD END
############
――ザザッ。
二度のノイズが聞こえ、
DEAD END を先延ばしできたことを知った
雪輝は安堵の息をついた後。
魔導師ミツルと情報交換を始めた。
DEAD END を先延ばしできたことを知った
雪輝は安堵の息をついた後。
魔導師ミツルと情報交換を始めた。
差し伸べた手はミツルに払いのけられ、
手の甲で叩かれた手はまだ少しだけ痛む。
手の甲で叩かれた手はまだ少しだけ痛む。
シュナイダーに取りすがるように
突進した際に負った手の火傷ほどではないが。
突進した際に負った手の火傷ほどではないが。
ミツルに警戒心を持たれないよう、
リュックは武器も含めて
全てシュナイダーに預け、離れさせた。
リュックは武器も含めて
全てシュナイダーに預け、離れさせた。
シュナイダーがあそこまで
危うくなっていることには気づけなかった。
闘いの匂いを嗅ぎつけた途端に
抑制の効かない野生の獣のようになった。
危うくなっていることには気づけなかった。
闘いの匂いを嗅ぎつけた途端に
抑制の効かない野生の獣のようになった。
これでは、雪輝と一緒に行動するのは危うすぎる。
現に日記はたしかに
シュナイダーに殺される雪輝を予知したのだから。
……どこかで切り捨てる判断をすべきなのか。
現に日記はたしかに
シュナイダーに殺される雪輝を予知したのだから。
……どこかで切り捨てる判断をすべきなのか。
「――俺が話すのはここまでだ」
地面に座り、向かい合っている雪輝とミツル。
彼から得ることのできた情報は途方の無いものだった。
“願い”をためる護神像、
“願い”を求めて闘う旅人、
中学生を殺しあわせるプログラム。
彼から得ることのできた情報は途方の無いものだった。
“願い”をためる護神像、
“願い”を求めて闘う旅人、
中学生を殺しあわせるプログラム。
雪輝が気になったのは
「脱出した? 殺し合いから?」
「七原秋也という男だ。
もっとも、もう死んだが」
もっとも、もう死んだが」
例外を見つけた。
ガッシュ達の殺し合いでもあったところの例外。
いや、それに輪をかけてもはや災厄といってもいい。
ガッシュ達の殺し合いでもあったところの例外。
いや、それに輪をかけてもはや災厄といってもいい。
見つけたら
なんとしてでも殺さなければならなかった存在だ。
ガッシュと同じく、否定しなければならなかった。
なんとしてでも殺さなければならなかった存在だ。
ガッシュと同じく、否定しなければならなかった。
火傷がじくりと傷んだ。
ガッシュの涙が目に浮かび必死でそれを振り払った。
ガッシュの涙が目に浮かび必死でそれを振り払った。
「……お前はこれからどうするつもりだ」
雪輝の表情の変化には気づかないまま。
ミツルはシュナイダーに視線を注いでいた。
親友を亡くした
彼の境遇に何か感じるものはあったのか。
雪輝はその問いに少し考えたが首を振り
ミツルはシュナイダーに視線を注いでいた。
親友を亡くした
彼の境遇に何か感じるものはあったのか。
雪輝はその問いに少し考えたが首を振り
「殺し合いから脱出するよ」
「……両親を蘇らせるんじゃなかったのか?」
「それは自分の世界に戻ってからにするよ。
他の世界の人達を殺すのは間違っているんだからさ」
他の世界の人達を殺すのは間違っているんだからさ」
微笑みながら雪輝は話す。
ここからがキーターンだ。
冷や汗が流れるかと思ったがそんなことはない。
予想以上に冷静な自分に他人事のように内心驚く。
ここからがキーターンだ。
冷や汗が流れるかと思ったがそんなことはない。
予想以上に冷静な自分に他人事のように内心驚く。
「僕が時空王になれば全てチャラにできるんだからね。
信用できるかもわからない
あの影の言葉に縋ってもしょうがない。
それに、僕達のゲームが
まだ“続いている可能性”だってあるんだし。
ならこのゲームの最中に
僕が最後の所有者になればそれで終わり、
チャラになる可能性だってあるかも。
その終わりならみんなが幸せになれる。そう、みんながね」
信用できるかもわからない
あの影の言葉に縋ってもしょうがない。
それに、僕達のゲームが
まだ“続いている可能性”だってあるんだし。
ならこのゲームの最中に
僕が最後の所有者になればそれで終わり、
チャラになる可能性だってあるかも。
その終わりならみんなが幸せになれる。そう、みんながね」
「ふん」
「そうだ。君にも忠告しておくよ」
数拍の間を置いて、雪輝はミツルの目を見る。
大丈夫だ。
彼は今、シュナイダーではなく雪輝に関心を抱いている。
大丈夫だ。
彼は今、シュナイダーではなく雪輝に関心を抱いている。
「7thはよくわからないけど
9th、雨流みねねに気をつけて。
彼女は間違いなく殺し合いに乗る気だ」
9th、雨流みねねに気をつけて。
彼女は間違いなく殺し合いに乗る気だ」
「……そいつの“願い”は?」
「9thは……たぶんだけど神の抹殺を願っている」
雪輝の言葉を聞きくと
ミツルは暫くの間、顎に手をやり思案し――
ミツルは暫くの間、顎に手をやり思案し――
#########
12:30
ミツルは情報交換の後、
僕を殺す。
ミツルは情報交換の後、
僕を殺す。
DEAD END
#########
――ザザッ。
#########
12:30
ミツルは天野雪輝と別れ、
西の女神像へ向かった。
ミツルは天野雪輝と別れ、
西の女神像へ向かった。
#########
緊張感から解放されて思わずへたり込み、
雪輝はウマゴンに預けていた未来日記に目を通した。
雪輝はウマゴンに預けていた未来日記に目を通した。
これがDEAD ENDフラグ回避により齎された記述かは
未来日記を手放していた雪輝には知ることができない。
だが今、彼が生きているのは幸運だったと確信できた。
ミツルはその気になれば容赦なく彼もシュナイダーも殺せたのだから。
未来日記を手放していた雪輝には知ることができない。
だが今、彼が生きているのは幸運だったと確信できた。
ミツルはその気になれば容赦なく彼もシュナイダーも殺せたのだから。
雪輝の用いた策は二つ。
一つは時空王は死者の復活が可能であるということ。
一つは時空王は死者の復活が可能であるということ。
もう一つはこのゲームとはべつに
雪輝やガッシュのゲームが
平行して行われている可能性を示唆したこと。
雪輝やガッシュのゲームが
平行して行われている可能性を示唆したこと。
雪輝は誰にも言っていないことがある。
それはデウスとゲーム開始前から接触していたということ。
妄想の精神世界でデウス、ムルムルと何度も会話したこと。
それはデウスとゲーム開始前から接触していたということ。
妄想の精神世界でデウス、ムルムルと何度も会話したこと。
人の身で人間の無意識の世界にそびえ立つ
因果律大聖堂に接近していた身だということを。
因果律大聖堂に接近していた身だということを。
だから雪輝にはわかる。
放送後の世界の縮小で理解できた。
この世界が、何なのかを。ある程度までは。
放送後の世界の縮小で理解できた。
この世界が、何なのかを。ある程度までは。
雛苺も気づいているのかもしれない。
この世界が、無意識の海に酷似していることが。
このゲームから逃れる方法なんてないことが。
無意識の海で繰り広げられるゲームに優位も劣位もない。
人は誰も無意識の軛から逃れることはできない。
この世界が、無意識の海に酷似していることが。
このゲームから逃れる方法なんてないことが。
無意識の海で繰り広げられるゲームに優位も劣位もない。
人は誰も無意識の軛から逃れることはできない。
だから、雪輝は
――9thはともかく、7thは死ぬべき人間じゃなかった。
来栖さんも8thも死んでいいような人間じゃなかった。
母さんも父さんも死ぬべきじゃなかった。
高坂も日向も野々坂も秋瀬くんも西島さんも死ぬべきじゃなかった。
来栖さんも8thも死んでいいような人間じゃなかった。
母さんも父さんも死ぬべきじゃなかった。
高坂も日向も野々坂も秋瀬くんも西島さんも死ぬべきじゃなかった。
殺し合いを否定する存在を否定する。
デウスが死んで、
その後を継いで世界を復興してもみんなが戻らないのなら
受け入れることはできない。無効試合なんて認めない。
デウスが死んで、
その後を継いで世界を復興してもみんなが戻らないのなら
受け入れることはできない。無効試合なんて認めない。
――だから”最低最悪のケース”は考えなくていい。
そこまで考えれば、僕は足を止めてしまう。
そこまで考えれば、僕は足を止めてしまう。
殺し合いを憎んだという七原秋也に思いを馳せる。
自らの手で死に追いやったガッシュのことを思う。
自らの手で死に追いやったガッシュのことを思う。
――誰も僕にどうすればいいかなんて言ってくれなかった。
ただみんな僕を殺そうとして、殺されて、離れていった。
だから僕は……僕は…………これ以外に道はない。
ただみんな僕を殺そうとして、殺されて、離れていった。
だから僕は……僕は…………これ以外に道はない。
尻の下で確かに存在を訴える草も風も
くだらなく感じられて。
くだらなく感じられて。
立ち上がった雪輝は隣にいるウマゴンに話しかける。
「もう行こうか。
次はもう少し気をつけてね。
僕がいるんだからさ。対応は僕に任せてよ」
次はもう少し気をつけてね。
僕がいるんだからさ。対応は僕に任せてよ」
「メル~~」
しょげて項垂れるシュナイダーに思わず笑みをこぼした
雪輝は頭を撫でようとして
掌の火傷が急に痛み手を引っ込める。
皮がずるりと剥け落ち、赤い筋繊維が露わになるほどひどい怪我だが
不思議と未来日記や武器を手にしても痛まなかった。
雪輝は頭を撫でようとして
掌の火傷が急に痛み手を引っ込める。
皮がずるりと剥け落ち、赤い筋繊維が露わになるほどひどい怪我だが
不思議と未来日記や武器を手にしても痛まなかった。
なのに、どうして。
――ローゼンメイデンの一人、雛苺が慕っている真紅。
彼女が七原秋也って人の意志を継いだ。
姉妹の死を受け入れたのに、殺し合いの否定を選んだ。
僕は、家族の死も何もかもを受け入れることをやめて
殺し合いを望んだ。どちらが狂っているかなんてどうでもいい。
彼女が七原秋也って人の意志を継いだ。
姉妹の死を受け入れたのに、殺し合いの否定を選んだ。
僕は、家族の死も何もかもを受け入れることをやめて
殺し合いを望んだ。どちらが狂っているかなんてどうでもいい。
手をしばしの間、見つめてから
雪輝は南東の空に現れた巨大な建造物に目を向けた。
垂れ下がる糸にも見えたそれは教科書で読んだ
あるお話を思い出させた。
雪輝は南東の空に現れた巨大な建造物に目を向けた。
垂れ下がる糸にも見えたそれは教科書で読んだ
あるお話を思い出させた。
「あそこを目指そうか」
地獄の底に垂らされる、
神様の気まぐれによる救いの糸。
神様の気まぐれによる救いの糸。
――どうせ、次の瞬間には誰も彼もが狂っているんだ。
【C-6・女神様の像前/一日目/正午】
【天野雪輝@未来日記】
[状態]:健康、心の力の消費(大)、両手の平に大火傷
[装備]:無差別日記@未来日記、、ガッシュのマント@金色のガッシュ・ベル、投げナイフ(14/15)@未来日記、IMIウージー(25/32)
[道具]:基本支給品 ×2、IMIウージーマガジン(2)
[思考・状況]
基本行動方針:優勝して全てを元通りにする?
1:他の参加者に取り入る(ウマゴンが危ういラインに立っていることを理解)
2:情報を集める。そしてゲームの破壊に繋がるようなものは隠す。
3:南東を目指す。
[状態]:健康、心の力の消費(大)、両手の平に大火傷
[装備]:無差別日記@未来日記、、ガッシュのマント@金色のガッシュ・ベル、投げナイフ(14/15)@未来日記、IMIウージー(25/32)
[道具]:基本支給品 ×2、IMIウージーマガジン(2)
[思考・状況]
基本行動方針:優勝して全てを元通りにする?
1:他の参加者に取り入る(ウマゴンが危ういラインに立っていることを理解)
2:情報を集める。そしてゲームの破壊に繋がるようなものは隠す。
3:南東を目指す。
[備考]
※参戦時期はDiary46.5終了以降からの参戦です。
※雪輝は自分の中の矛盾に気づいていません。
※雪輝は女神像の外見を由乃であると認識しました。
他の参加者もそうであるかは不明です。
※バトルロワイアル、ブレイブストーリー、仮面ライダー龍騎、
Waqwaqの世界に関する情報を“ある程度”得ました。
※参戦時期はDiary46.5終了以降からの参戦です。
※雪輝は自分の中の矛盾に気づいていません。
※雪輝は女神像の外見を由乃であると認識しました。
他の参加者もそうであるかは不明です。
※バトルロワイアル、ブレイブストーリー、仮面ライダー龍騎、
Waqwaqの世界に関する情報を“ある程度”得ました。
【シュナイダー@金色のガッシュ!!】
[状態]:心の力の消費(中)、右目失明、
[装備]:なし
[道具]:魔本@金色のガッシュ!!、基本支給品、マキビシ@バジリスク~甲賀忍法帖~、煙草@現実
[思考・状況]
基本行動方針:ガッシュの思いを継ぐ。仲間と共に主催を撃破して清磨たちのいる所へ帰る
1:雪輝と同行する。
[状態]:心の力の消費(中)、右目失明、
[装備]:なし
[道具]:魔本@金色のガッシュ!!、基本支給品、マキビシ@バジリスク~甲賀忍法帖~、煙草@現実
[思考・状況]
基本行動方針:ガッシュの思いを継ぐ。仲間と共に主催を撃破して清磨たちのいる所へ帰る
1:雪輝と同行する。
[備考]
※第一放送をしっかりと聞いていません。ガッシュが死んだことだけは理解しましたが、他はどの程度聞いていたかはわかりません。
※右目の後遺症については不明。洗浄し、消毒液をかけた程度の処置しかしていません。
※殺し合いに乗っている者への強烈な憎しみを自覚しました。
雪輝への憎しみを他者に向けている可能性があり。
※第一放送をしっかりと聞いていません。ガッシュが死んだことだけは理解しましたが、他はどの程度聞いていたかはわかりません。
※右目の後遺症については不明。洗浄し、消毒液をかけた程度の処置しかしていません。
※殺し合いに乗っている者への強烈な憎しみを自覚しました。
雪輝への憎しみを他者に向けている可能性があり。
…………………。
「……これが、女神か」
見とれるほどに荘厳な像を前に
ミツルは歯噛みし、声を荒げる。
ミツルは歯噛みし、声を荒げる。
それは小さな像に過ぎず、
台座に彫られた鏡文字が
ミツルに心を喪った彼女の姿を想い起こさせた。
台座に彫られた鏡文字が
ミツルに心を喪った彼女の姿を想い起こさせた。
そしてこの像の外見もまた、
もう二度と浮かべることのない顔で微笑む彼女の。
たしかにこの腕で抱きしめ、
魂が消え去る様子までこの腕で感じとった彼女の。
もう二度と浮かべることのない顔で微笑む彼女の。
たしかにこの腕で抱きしめ、
魂が消え去る様子までこの腕で感じとった彼女の。
「なんのつもりかは知らないが礼を言おう。
おかげで思い出すことができた」
おかげで思い出すことができた」
顔を手で覆い、
ミツルは辛うじて口の端を吊り上げた。
ミツルは辛うじて口の端を吊り上げた。
「 は死んでいい存在ではなかった」
彼女の最後の表情が脳裏をよぎる。
彼女の笑顔が瞼の裏に今もある。
彼女の温もりは一度も忘れたことがない。
彼女の笑顔が瞼の裏に今もある。
彼女の温もりは一度も忘れたことがない。
「 はもうこんな顔を浮かべることもない」
だからミツルは決心し、人を殺してきた。
「 はそんな顔で死ななかった」
顔を掻きむしるように手を握りしめ。
両眼を爛々と輝かせる。
両眼を爛々と輝かせる。
「そんなの……許されるわけがないだろう!!」
【B-6・女神様の像前/一日目/正午】
【ミツル@ブレイブ・ストーリー~新説~】
[状態]:疲労(極大)
[装備]:ミツルの杖@ブレイブ・ストーリー~新説~、
仮面ライダーファムのカードデッキ@仮面ライダー龍騎
[状態]:疲労(極大)
[装備]:ミツルの杖@ブレイブ・ストーリー~新説~、
仮面ライダーファムのカードデッキ@仮面ライダー龍騎
[道具]:基本支給品、不明支給品×1、BIM(爆縮型)@BTOOOM (7/8)
不明支給品×2~4(ゼオン、三村(武器ではない)、不明支給品(ノールの)、
チャンの首輪、ノールの首輪、ゼオンの首輪、BIM(クラッカー型)×5@BTOOOM!、
[思考・状況]
基本行動方針:妹を生き返らせる。手段は選ばない
1:休む
[備考]
参戦時期:ゾフィが虚になった後。
魔法を使うと体力消耗。
※未来日記の世界についてある程度の情報を得ました。
※9thは危険だと認識しました。
雪輝、というよりも時空王に利用価値を見出しました。
※ミツルの目には女神像は由乃ではない姿に映りました。
不明支給品×2~4(ゼオン、三村(武器ではない)、不明支給品(ノールの)、
チャンの首輪、ノールの首輪、ゼオンの首輪、BIM(クラッカー型)×5@BTOOOM!、
[思考・状況]
基本行動方針:妹を生き返らせる。手段は選ばない
1:休む
[備考]
参戦時期:ゾフィが虚になった後。
魔法を使うと体力消耗。
※未来日記の世界についてある程度の情報を得ました。
※9thは危険だと認識しました。
雪輝、というよりも時空王に利用価値を見出しました。
※ミツルの目には女神像は由乃ではない姿に映りました。