その証明をしよう。
まず、ある行列を
とし、それに
を加えたものを
とする。
また、
に対する固有値を
とする。
このとき
が成り立つ。
今、以下の行列式
を考える。
これは
となる。
が成り立つことから
となるはずである。
これより、
となり
という結果が得られる。
だから固有ベクトルは同じってことになる。
さらに、行列が正則である必要十分条件のひとつに
「すべての固有値が0ではない」
というものがある。
(これは行列式の値が固有値の掛け算になることからわかる)
数値計算で固有値を求めるときに、どうも0付近でブレることが多い気がする。
ちょっと気になったときに試してみるといいかもしれない。
最終更新:2010年05月27日 18:01