俺達は追われていた。相手は一人ではなく、行く先々で先回りされている。
萌香さんと手を取り、一緒に駆けていく。彼女の手のぬくもりが俺の手にも
伝わる。
ネオンがともる大通りから、暗い路地へ曲がったところで、妖しい奴とばったり遭遇する。
「おい!まて!」
相手の顔を確認するまもなく反対側に振り返り、今来た道を戻ろうとした。
「あっ!月音、こっちからも、、」
俺は何とか逃げ道がないか周りを見渡した。しかし、狭い路地だ。隠れるところもない。
「もう、だめか。。」
俺は萌香さんを見つめた。萌香さんも俺を見つめているが、少し微笑んでいるようにも見えた。
その白くて細い指で、胸のロザリオを触れている。
俺は少し躊躇した。こんな風にいつもピンチになると萌香さんを頼ってしまう。本当は俺が萌香さんを守りたい。
萌香さんは微笑みながら言う。
「ね、月音。私のロザリオを取って、、」
後ろの奴がじりじりとこちらに近づいてくる。前の奴の右腕が不気味に変化し、無数の鋭い棘が生える赤黒い鞭へと変化する。
「萌香さん、、ごめん、、お願い。」
そういいながら、俺は萌香さんのロザリオに手を掛けた。これから先もこんなことで良いんだろうか。
まばゆい光が萌香さんを包み、無数の蝙蝠が空を舞った。
銀髪の赤い目の少女が俺を横目でちらりと見た後、後ろの奴を見据えた。
「う!?なんだお前?」
相手は一瞬ひるんだ。裏萌香さんはその瞬間を見逃さずに、ハイキックが奴のあごに命中する。
「萌香さん!あぶない!」
前の奴の赤黒い腕がしなり、裏萌香さんに向かって振り下ろされた。
ハイキックで繰り出した足に奴の鞭が絡まる。相手が勢い良く引き上げると
そのまま裏萌香さんは空中に放り出された。
「あ、ああっ!」
俺は夢中だった。ただ、裏萌香さんを助けたかった。
「なに!?なんだあいつのスピードは?」
相手の横をすり抜け、裏萌香さんが地面にたたきつけられる寸前のところで、彼女を抱きかかえることが出来た。
彼女は俺の腕の中でやさしい目で微笑んだ。
「ありがとう。お前も使えるようになったな。」
裏萌香さんはすぐに視線を奴に戻し、俺の腕からすり抜けて行った。
相手の目の前で身を返し、額部分に回し蹴りが入った。奴はそのまま崩れ
動かなくなった。
とりあえず、危機的状況は脱したようだ。ふと気がつくと俺は萌香さんのロザリオを持っていないことに気がついた。
「あれ?さっきまで持っていたと思うんだけど、、」
「ここにあるぞ」
裏萌香さんが倒した相手の足元に、ロザリオは落ちていた。俺が横を通り過ぎようとした時、相手にぶつかって落としたようだ。
「しかし、、使い物にならないな、、」
ロザリオを取り上げた萌香さんは、首の金具に装着しようとしたがうまく
はまらない。どうやら、接続部分が壊れてしまったようだ。
「ええっ!ごめん。だ、大丈夫かな?」
「また理事長に直してもらえば良いだろう。それまでしばらくこのままでも良いな。」
俺はなぜかドキドキし、裏萌香さんから目を反らしておもむろに腕時計を見た。
既に周りは暗くなっているし、表通りの人通りも少なくなっている。
「もう帰るか? もう少し一緒にいてもいいんだぞ。。。」
裏萌香さんはじっと俺を見つめていた。
「しかし、奴らは夜に力を発揮する。このまま目的地に行くのは危険だな。
裏萌香さんは少しうつむき手を口に当てて考え込んでいた。
「どこか隠れる場所があればいいんだけど、、、」
とは言ったものの、どこかに泊まるほどお金は持ってきていない。
途方にくれていたところ、ゆっくり裏萌香さんは顔をあげ俺を再び見つめた。
「しかたがない、、あそこに行ってみるか、、」
「え?あそこって?」
「まあ、付いて来い」
そう言うと裏萌香さんは歩き出した。俺はだだ彼女の後についていくだけ
だった。
はぐれ妖たちを倒した場所から、数ブロックはなれた場所にその高層マンションがあった。
高級マンションらしく入り口のセキュリティが厳しそうだ。
裏萌香さんはポケットから鍵を取り出すと、マンション入り口の案内台の上にそれを置いた。
目の前のガラスドアが静かに開く。
「萌香さん、ここって??」
「こっちに来る時、瑠妃からもしもの場合の安全な隠れ場所があると聞かされて鍵を預かったんだ」
ピカピカのエレベーターに乗り30階で降りた後右に曲がり、3番目の部屋に入った。
ドアを開けると、玄関の内側の窓と床に魔方陣が書かれている。俺はびっくりして後ずさりしてしまった。
「結界だ。この部屋全体に陽海学園と同じように結界が張られている。そのため外の妖たちから見つかることは無いはずだ。」
裏萌香さんは靴を脱ぎ、すたすたと部屋の中に入っていった。
一応一通りの家具もそろい、普通に暮らせるような状態だ。でもなんだかあまり生活感が感じられない。
そう、まるでモデルルームのような部屋だった。
「ここは、学校理事のお偉さんたちが人間界に来た時のセーフハウスみたいなものらしい。
今回はもしものために、特別に貸してもらえたそうだ。」
「ふーん」
俺は奥に進み窓の外を見た。そこには闇夜に浮かぶ星のような夜景が広がっていた。裏萌香さんもその光景に目を奪われている。
「きれいだな、、」
「うん」
ふと、視線を感じ裏萌香さんの方に振り向く。彼女は俺の目をじっと見つめていた。
俺は恥ずかしくなり目を反らし下を向いた。
「萌香さんごめん。また萌香さんに助けてもらった、、」
「ん?気にするな。」
「でも、、、出来れば俺が萌香さんを守ってあげたい」
「お前が???ふふふ、人間のお前がバンパイアの私を助けるのか?」
「おかしくなんかない!」
「人それぞれ得意なこと不得意なことがある。月音には月音にしか出来ないこともあるだろ?」
「あるかな?」
「あるさ。私にはわかる。」
裏萌香さんがゆっくり近づき、俺の頬を両手で挟んだ。
「萌香さん、、、」
「その気持ちだけでもうれしいぞ。ありがとう、、」
そう言って萌香さんは顔を近づけ、俺の唇にキスをした。
萌香さんのやわらかい唇が俺の唇に重なる。
同時に女性特有の甘酸っぱい香りが鼻の奥をツンと刺激する。
萌香さんのフェロモンに逆らうことが出来ずに、自然と俺は自分の舌を萌香さんの口の中に滑り込ませた。
すると、萌香さんも自分の舌をからませてくる。
くちゅ、くちゅっ
「ん、、んんっ」
萌香さんの口から押しとどめるような嗚咽が漏れる。
俺は萌香さんの身体を引き寄せ、両手で彼女の背中を抱きしめた。
彼女のやわらかい肢体が俺の身体と同化する。
萌香さんはキスをしながらも、自分のブラウスのボタンをはずし始めた。
俺は待ちきれずにブラウスの上から彼女の豊満な胸に手を当て、その隆起部分をやさしくもんだ。
「ん、あ、んんんっ」
右手で萌香さんのオッパイを揉みながら、左手で彼女の背中のブラのホックを探す。なかなか外れない。
何度かつなぎ目部分を摘まむと、フッとブラの張力がなくなり彼女の胸が開放された。
既にブラウスの前ははだけ、ゆるくなったブラの下側から右手をもぐりこませて直に乳首に触れた。
やわらかい丘の頂点には固くなった乳首がその存在を主張していた。
彼女は今度は俺のシャツのボタンをはずし、俺の胸の肌に直に触れる。そしてシャツそのものを脱がしてしまった。
俺は自分の唇を萌香さんの口からずらし、あご、首筋へと移動していく。
「はぁっつ、ああん、ああっ」
首筋に唇を滑らせている時に、彼女の身体がぴくぴくと反応しているのが感じる。そして、そのまま、開放された彼女の胸に舌を這わせる、、
白い形の良い大きなおっぱいの中心に、淡いピンク色の乳首が見える。
俺は本能のままその乳首を乳輪ごと口に含んだ。
「ん、んん、、つ、月音ぇぇ、、」
彼女の膝から力が抜け、そのまま近くのソファーに倒れこむ。
俺は左手で彼女の乳首を摘んだり、転がしたりしながら、口の中で右の乳首をもてあそんだ。
萌香さんは俺の頭を両手でつかみ、愛おしそうに髪の毛をまさぐる。
吸ったり、舌で転がしたり、唇で吸い付いてそのまま引きあげたり、俺は左右の乳首を交互に愛撫した。
そのたびに彼女の口から「あっ」と小さな喜びの声が漏れた。
俺は右手を彼女の太ももに滑り込ませた。そして、指がその内側をゆっくりと移動していく。
何度か彼女の腰がビクッ!と反応することがわかった。
そして、俺の指は最終目的地の布の上にたどり着いた。
パンティの上から触っただけでもその中が湿り気を帯びていることがわかる。俺はその上から上下に指を這わせた。
そのリズムに合わせて彼女の腰も上下に反応する。
萌香さんはじれったそうに、自分のスカートのチャックを下ろし始めた。
一旦俺は指の動きを止め、彼女のスカートをはずし、再びパンティの上からワレメに沿って指を上下に這わせる。
特に、やわらかい突起が感じられる部分を触るたびに彼女は反応した。
もう耐え切れないのか、彼女自身の手がパンティの横の部分に滑り込み、ゆっくりと最後に覆いかぶさっていた布切れを脱ぎ去った。
俺は彼女の足をM字状にし、唇を胸からおなか、おへそ、そして薄い銀の茂みへと移していった。
目の前には裏萌香さん自身の小さなつぼみがある。その下のピンク色のクレバスからは透明な汁があふれ出し、雫が垂れていた。
「あ、月音、そこは、、はずかしいぃ、、」
とても裏萌香さんが発するとは思えなかった言葉が漏れた。しかし彼女は何も抵抗しない。
俺は本能の趣くままそのピンクの肉の芽を舌で愛撫する。
「あ、あ、ああーーーー」
彼女は快楽に必死で耐えようと腰を左右にくねらせる。
しかし俺は決してそこから口を離そうとせず、彼女のために舌を上下に這わせる。
俺のモノも既に硬くなってズボンが痛い。彼女を愛撫しながらもズボンとパンツを脱ぎ去った。
先っちょからはぬるぬるの汁が我慢できずにこぼれ始めている。
「や、やめろ月音、、このままでは、こっちが先に、、、」
萌香さんの秘穴からはとどめなく透明な粘液がこぼれる。このまま逝かせてあげてもいいなと思った。
「だ、だめだ。。。なぁ、月音、来てくれ。お願いだ、、」
おもむろに顔をあげ、彼女の顔を見た。頬はピンクに染まり瞳が潤んでいる。
少し開いた口がいつも凛々しい裏萌香さんとは異なりかわいく見えた。
俺は再び萌香さんにキスをして、そして、そのまま自分自身を彼女の中にゆっくりと入れ始めた。
萌香は小さな頃に浜辺で波と戯れた時を思い出していた。
まだ我を張ることも無く、周りに素直な気持ちを持っていた頃だった。
波が引くと足を前に出す、しかしすぐに次の波がやってきて彼女の足を濡らした。
「あっ!」
気持ちいい感覚が足から伝わる。また、波が引く、前に進む。波が来る。
逃げようとする。でも逃げ切れずにまた足を濡らしてしまう、、、そんなことを繰り返していた。
気がつくとすっかり腰まで水に漬かっていた。しかし、波は相変わらず定期的にやってきて今度は彼女の胸まで濡らそうとする。
普段は自分のプライドから、相手を徹底的に攻撃することでしか自分の存在を主張できなかった。
しかし、こんな風に何も抵抗せずそのまま相手を受けいることは、なんて気持ちが良いのだろう。
だんだんと波は高くなり、彼女の身体もそれに抵抗して立っていることすら難しくなってきた。
沖に目をやると明らかに彼女の全身を飲み込んでしまう大きな波が迫っている。
逃げれない。
飲まれる。
でも、いいかもしれない、このまま、何も考えずに、大きな波に飲まれてしまっても良いかもしれない。
彼女はそんな風に考えていた。
今、彼女の目の前には愛おしい人の顔がある。その人の頬を手で挟みキスする。
彼が周期的に身体を動かす度に彼女の子宮に熱いものが当たり、その快楽で気を失いそうになる。
もういい。今ならこの人にすべてを飲まれてもいい。いっそ、命も奪われたって文句は言わない。
そんな気がしてくる。
大きな波はすぐそこまで来ていた。
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、、、、
俺と萌香さんがつながっているところから、いやらしい音が漏れる。
萌香さんから滴る汁は、透明の物からから粘り気のある白濁した液に代わり、それとともにくちゅくちゅと音を立てるようになっていた。
そろそろ、俺も限界だった。いろんな違うことも考えた。すこし角度も変えてみた。でももう限界だ。
「も、萌香さん。お、俺もうだめ。逝きそう、、」
そういえば何も準備してこなかったから、避妊具なんてしていない。このまま出しちゃっていいのか?
でも、気持ちいいし、、このまま逝っちゃっていいかな?
いやいや、萌香さんのことを大切したいし、俺は一時的な遊びのつもりじゃない。ここはやっぱ外で出すべきだよな、、
「あ、あ、だめだ。一旦抜くよ、外で出すから、、、」
そう言って俺は腰を抜こうとした、ところが、予想に反して萌香さんは足を腰に絡め、俺の頭を胸に抱きしめた。
「あ、あ、だめ、私は、もうだめだ。このまま、このまま、、やめるな、、あ、ああああっっっっ!!!!」
彼女の入り口部分が急に締り始めた。そしてその締め付けは入り口部分から彼女の奥の方へ、つまり俺自身の付け根から先方へと移動する。
「!!!!!!!!!!!!」
その収縮運動の波が何度も襲い掛かる。俺はもう耐え切れなかった。彼女の中に放出してしまった。
しかも、何度も何度も放出運動を繰り返す。一度にこんなにいっぱい出ることなんか初めてだった。
目玉が一回転するような感覚に襲われ、そのまま、気が遠くなり始めた。
「ああ、萌香さん、、」
俺はそのまま萌香さんを抱きしめ気を失った。
ふと気がつくと、俺は仰向けに寝ていた。目の前で裏萌香さんが俺の顔を覗き込んでいた。その表情はやさしかった。
「あ、ごめん。寝ちゃってた?」
俺は部屋の時計に目を向けた。しかし、実はそんなに時間は立っていなかった。
あまりにも激しい快感に一時的に記憶があやふやになっていたみたいだ。
「大丈夫だ。素敵だったぞ。」
萌香さんは俺に再びキスをした。
「ちょっとシャワーを浴びてくる、、」
そう言って裏萌香さんはソファーから立ち上がり、バスルームの方にゆっくりと歩いていく。
大きなかわいいお尻が左右に揺れる。良く見ると彼女の体内から、俺の愛の汁が内股を伝って流れ出ているのがわかった。
「あれ?そういえば、萌香さん、シャワー浴びても大丈夫だっけ??」
俺は少し心配になったので、ソファーから立ち上がりバスルームの方へ向かった。
最終更新:2009年03月16日 22:08