Story ID:RxBi4jRE0 氏(14th take)
「メモリー」
Lyrics ID:RxBi4jRE0 氏(14th take)
Music ID:qGjzUGe90 氏(14th take)
00を震源とする地震が発生、首都圏は震度2この地震での津波の心配はありません・・・・
「ビビったですぅ、震度2でこの揺れ、このマンションは姉歯の建物ですよ蒼星石!」棚から落ちてきた本を手にしながら口を尖らせた翠星石が言う
「そうかなぁ~」と蒼星石も本を手にしながら苦笑し翠星石の方を見ると
今までブツブツ言っていた翠星石が見慣れない本を手にし固まっている。
「どうしたの翠星石?」首をかしげながら聞くと
「なんでもないですぅ、ちょっと用事を思い出しですぅ」と言い自分の部屋
へと帰っていった。翠星石が見つけたのはまだ薔薇乙女時代に書いていた
詞を書く為に思いついた言葉や想いを書き溜めた
ノートであった。
ただそのノートは途中から個人的な日記のように変わって行った。
翠星石は懐かしそうにページをめくっていくとあるページで翠星石の
手が止まった。
高校時代の懐かしい想い、ページは言葉を書き溜めた所から日記に変わる部分で止まっていた。
それはよくある恋の部分、ある想いをつづった言葉であった。
「懐かしいですぅ・・あの人は今なにをしてるですか?」
と現在の自分から過去の自分へと言葉を投げかけてみる。
開け放たれた窓から4月の少し肌寒い風が翠星石の髪を揺らす。
(作ってみるです、この懐かしい想い)
そう思うと翠星石は書き溜めたノートから言葉、想いをひらいだす。
「詞はできたですが曲は苦手ですぅ、だから曲を一緒に・・・聞いてるの?薔薇水晶!」
携帯越しに怒鳴るとようやく「いいわよ」との返事。
「こんな時間にどこ行くの翠星石?」
「ちぃ~と薔薇すぃのとこまで」
と言いながらドアから出て行った。
「少し軽めのカワイイ感じのポップ調の曲を作るですぅ」
と注文を付けながら翠星石は薔薇水晶の部屋をキョロキョロと物色し探し出したケーキを勝手に口に運びながら言う。
薔薇水晶はその注文を音にし出した。
それから2日間2人の作業はメンバーには内緒で続けられた。
「今日のスペシャルゲストはローゼンメイデンです!」
と特別ゲストで迎えられたTV番組で翠星石が珍しくマイクを持ち中央にでる
「今回は翠星石さんが歌い真紅さん雛苺さんはコーラスですね、それではローゼンメイデンの新曲で~メモリー~です」
Lyrics:翠星石 Music&Arrange:薔薇水晶
AM7:30 いつもの地下鉄 人込みで貴方を見つける
改札抜けるまで 15分 それが私の今日の始まりよ
制服 前髪かかるメガネ 気にする貴方の横顔 ずっと見てたいのに
I need love love Ooh to ease my mind
(You can't hurry love No you'll just have wait)
How long must wait How must more must I take)
(No you'll just have to wait hust trust in the good time)
ねぇ 気が付いて この恋の視線を Stop the time ささやいて
刻よ止まれ 魔法をかけてみたいの 永遠の15分が欲しくて
さぁ 来てよ 私の夢に口づけて さめない夜のなかで
I need love love Ooh to ease my mind
(You can't hurry love No you'll just have wait)
How long must wait How much more must I take)
(No you'll just have to wait just trust in the good time)
覚めないで この片思い・・・
ローゼンメイデンにしては珍しいカワイイ80年代風のポップスでボーカルの翠星石もメンバーも可愛く踊りながら歌った。
その曲にファンは新たなローゼンメイデンを発見し、また新しいファンを獲得した。
その夜、翠星石は片思いをつづったノートのページを破り開け放たれた窓から4月の少し肌寒い風の乗せて現在から過去に飛ばした。
その紙切れは4月に降るなごり雪のように小さくそして柔らかく優しい乙女の涙のようであった・・・・・。
最終更新:2008年04月05日 12:27