Story ID:aMYxj/0G0 氏(279th take)
?「ZZZ…ムニャムニャ…きみのことみっくみくに(ry♪」
某世紀某年某日某時某分某秒、某所のスタジオにて…
ス「本番5秒前~」
金「みんな!XX08年、最初のお仕事かしらー!!気合入れていくかしらー!」
真「いつでも良くってよ!」
銀「ったくぅ…私達も冬休みってもんが欲しいわよぉぅ…ふぁーっぁん…眠ぅい…」
蒼「去年は色々なことがあったね!今年もいい年になればいいなぁ♪」
翠「うぅー…ライブとかだとどうってことないのに…カメラが目線上にあると緊張しやがるですぅ…」
雛「そんな時は掌に『人』って文字を爪で刻み入れて、その傷から出た血を飲むと治るらしいのよー♪」
蒼「ちょw雛苺www何処から仕入れたんだそんな知識wwww」
?『あれ、何で…みんな…お仕事っぽいことしてるんだろう…?』
薔「Zzz…」
銀「!?ちょっとっ!!ばらしぃー!!!貴女、本番もうすぐよぉ!!!!何寝てるのぉ!!??」
金「ス、スタッフさん!?ちょっとオンエアまで待って欲しいかしらー!!!ばらしー!!!今直ぐ起きるかしらー!!!」
蒼「ばらしー!!目を醒ますんだ!!ばらしー!!!」
翠「おい!!!ばらしー!!!とっとと起きやがれってんですぅ!!!!」
雛「ばらしぃー…起きなきゃめっめなのよぉぅ!」
薔「Zzz…」
彼女達が何度声を掛けても、揺さぶろうとも薔薇水晶は目覚めようとしない。
真「退きなさい。貴方達の声じゃこの娘は起きないわ」
?『真紅が目の前にいる…ちょっと怒ってるっぽい…』
すると真紅はスゥッと一呼吸をした。まるで彼女の肺に溜め込んだ空気がそのまま声の凶器となって出てきそうな雰囲気
そしてそれは、スタジオの全体の空気を振動させるか如く…下手をすれば人間の鼓膜を突き破る程の轟声音
真「薔!!!!!!薇!!!!!水!!!!!!晶!!!!!!!ッッッ~!!!!!!!」
薔「はいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
…
…
…
彼女は起き上がりと同時に勢い良く返事した…恐らく今年一番の大声だったろう…
同時に目が醒めて、ようやく夢だったと確信する…
薔「むぅぅぅ…眠いぃぃ…今…何時… (時計を見る)
( ゚д゚)…(つд⊂)ゴシゴシ(;゚д゚)…(つд⊂)ゴシゴシ
。 。
/ / ポーン!
( Д )
今日は確か…新譜紹介の収録があったんだ…あぁ…怒られるぅ(´;ω:;.:...」
スタジオへの集合時間は9時…
しかし彼女が真紅の一喝で目覚めた頃にはそれを40分も周っていた…
そして収録予定の開始時間は10時から、全力で走ってもリハーサルの余地も無い…
だがそれ以前に彼女の体力だと全力で走ったとしても2時間程倒れ込むだろう
薔「急がなきゃ…急がなきゃぁ…(´;ω:;.:...」
慌てて着替えをした後に家を飛び出す薔薇水晶…
更に彼女への着信履歴は50件を上回ってたらしい
走ればらしー!!!スタジオに向かって!!!
とぅびーこんてにゅー
最終更新:2008年01月31日 23:32