現在の状況:不人気主人公が選曲するようです
補足:彼女が100点を取れなかった場合、醜態をDVDの特典映像として収録されることになっている。(PART3参照)
ついに心を決めた不人気。
紅「……よし、これでいくのだわ」
ピピピッ、と選曲が完了する。
流れてくるのは、その筋では有名なシンフォニックなイントロ。
銀「こ、これはまさか…」
蒼「やめるんだ真紅! 無謀だよ!!」
翠「そんなに醜態を晒したいですか!?」
紅「ええいうるさいのだわ」
雛「(ボソッ)うっせぇのはお前だよ不人気、早く歌えやFxxk……」
薔「アヤーヤヤーヤ」
彼女の選曲したのはNightwish/Stargazers。
フィンランドの大御所シンフォニック・メタルバンドの代表曲である。
ヴォーカルのターヤは本格的なオペラヴォイスで歌うため、若干メタル寄りのロックシンガーである真紅にとってはまさに無謀ともいえる挑戦である。
紅{「A grand oasis in the vastness of gloom
Child of dew-spangled cobweb, Mother to the Moon
Constellations beholders of the 3rd vagrant
Theater for the play of life♪
Tragedienne of heavens
Watching the eyes of the night
Sailing the virgin oceans
A Planetride for Mother and Child♪」
全「!!!!!!!!!」
銀「こwwwwwれwwwwwwはwwwwwww」
翠「タヤヤですぅ! タヤヤがここにいるですぅ!!」
蒼「ちょwwwwwwwwwwwパネェwwwwwうぇwっうぇwwwwwwwwwwww」
薔「まずい、このままではあのネタ映像が……」
雛「安心するのよばらしー。水銀燈は『100点とれれば考えてやる』って言っただけなの」
薔「黄金の○陽みたいなノリだな」
上々なオーディエンスの反応に彼女は気を良くする。
ライヴではいつものことだが、仲間達にそんな反応をされればクールな彼女も嬉しくなってしまうのだ。
紅「Floating upon the quiet hydrogen lakes
In this ambrosial merrry-go-round they will gaze
Ephemeral life touched by a billion-year-show
Separating the poet from the woe♪
Tragedienne of heavens
Watching the eyes of the night
Sailing the virgin oceans
A Planetride for Mother and Child♪」
翠「そういやNightwish、ヴォーカルチェンジしちゃったですよねぇ」
蒼「そうだね。もうオペラヴォイスじゃなくなっちゃったけど、彼女(アネット)も素晴らしいシンガーだと思うよ」
銀「でも私はターヤの方が好みだわぁ」
翠「私はアネット姐さんの方が好きですぅ」
雛「ふざけてんのか? 女性シンガーはアンジェラ姐さんだけで十分なんだよこのマザーファkk(ry」
薔「はいはい空気嫁空気嫁。ってかジャンル違うだろーが」
紅「Oracle of the Delfian Domine
Witness of Adam's frailty
Seer of the master prophecy
The stellar world her betrothed
Wanderers in cosmic caravan
Universal bond - The Starborn♪」
翠「メタル系ロックシンガーがこの激ムズパートをミス無しで歌いこなしたですよ…」
銀「どんな化け物よぉ……」
蒼「さすが、といったところだよね」
翠「それでもおかしいですぅ。全然畑違うですのに」
紅「あら、私をそこらの並ヴォーカルと比べられるなんて心外ね」
蒼「あはは、ご機嫌だね、真紅」
紅「あらそう?」
雛「ツッコんでいいの?」
薔「え? そ、そうだね、プロテインだね」
雛「……ヲイ」
紅「A son in search for the truth
Following the pages of Almagest
Discovering the origin of dreams
Stargazers ride through the ancient realmsなのだわッッ!!!」
一瞬の静寂、そして。
パチパチパチパチパチ
心からの拍手。
そんな仲間たちからの祝福に、いつもライヴの最後でするように優雅に一礼する。
紅「ありがとうなのだわ! みなさんに天下無敵の幸運を!!」
やはりライヴとの区別がついていないようである。
誰もが100点を確信する。
水銀燈が思い出したように舌打ちする。
そして、点数が発表される。
99点
全「……は?」
紅「いやいやいやいやいや、おかしいのだわ! ミスなんてなかったはずよ!」
銀「あーほら、本人が歌っても100点は難しいらしいし」
蒼「そ、そうだよ真紅。気を落とさないで」
翠「蒼星石の言うとおりですぅ。だから真紅、椅子を振り回すのはやめるですぅ!!」
雛「やっぱりアンジェラ姐さんには適わねぇってことだよ」
薔「ネギをケツに挿すと風邪って治るらしいよ」
そして、真紅は。
orz
どうやら心に深い傷を負ってしまったようだ。
黙祷。
雛「じゃあこの阿呆は放って置いて、ヒナが選曲するのー」
次回予告:Diva Satanica(地獄の歌姫)、降臨。
To Be Continued...
最終更新:2008年07月18日 23:55