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ひいらぎレースジャーナル富士300キロレース - (2012/09/23 (日) 17:51:13) の編集履歴(バックアップ)




序章その1「富士までの道のり」


手前の黄色いのが自分の愛車、向かって右の黒いの2台が連れ

2012年9月8日午前0時。愛知県新城市。
東名高速道路の新城パーキングエリアにて我々は集結した。


ここから3台が連なって静岡市小山町にあるレース場、富士スピードウェイまで移動することになる。


夜間の運転は眠気との戦いである。
1台に付き最低2人は乗っておき片方が運転してる間に片方は眠っておく。
そして休憩場についたら交代するのである。


ちなみに経路は約半年前に開通したばかりの「新東名高速道路」を通ることにした。
自分がこの道路を運転するのは初めてである。


新城から新東名の静岡サービスエリアまでは自分が運転を担当。

えらい大量の大型トラックがひしめきあいながら走っていたが、思ったより早く移動する事ができ、午前1時には静岡SAに到着していた。


マヨナカのサービスエリア。
迎えてくれたのはなんとガンダムであった・・・。



こんなガンダムTシャツの自販機も。1着2000円だそうで。

さすがはバンダイのおひざ元。
売店コーナーでは普通にガンプラが売っていた。

こんなとこでRGインフィニットジャスティスとかHGバンシィを買う人がいるんですかね


静岡で1時間の休憩を終え、運転交代して出発。自分は休むことに。

思ったよりもずっと快調に進む事ができ、午前3時を回ったところで富士スピードウェイ西ゲート前に到着した。


ゲートの開門は午前4時30分であったが、すでに開門待ちのクルマがずらっと行列を作っており、その状態で各々エンジンをとめて休んでいた。
自分たちもそれにならって開門直前まで休憩。

そして、ゲート開通と共に一斉に行列が動き出す。
ゲートでチケットを係員に見せ、いよいよ場内へ。


サーキットコースを取り囲むような通路を進んでゆき、サーキット西側のところでクルマをとめるスペースを確保。

クルマから降りたときには東の空が明けかかっていた。



それにしても高速を降りてからレース場までの道はお世辞にも広いと言えない。いや、はっきり言って狭い!

一時期、富士スピードウェイでF1日本グランプリが開催されたが、史上最悪のレースと参加者・観戦者・マスコミ全てから叩かれた理由がここにあると言える。

いや、えてしてサーキットは山の中でどこでもその道のりは大抵狭いものではあるのだが・・・・同じくF1グランプリを開催している鈴鹿に比べて整備が行き届いていないのは明白だった。


序章その2「野営準備して飯にしよう」


さて、夜が明けかけてはいるもののまだ暗い中、まずやっておくことがテントを張ることであった。


なにしろサーキット周りの宿泊施設は限りがある。予約も面倒で金もかかる。
ならば、自分たちで用意しておこうという考えができるものである。

自分たちがクルマを止めたスペースではテントの設営が許可されているのだ


設営スペースはクルマを絶妙に動かして確保。
そこにブルーシートを引いてその上にテント本体を乗っける。
写真は2人用テント。2人で使うならこれくらいのスペースで十分。

骨組みを通してテントの形にしたら四隅をペグで固定。


ものの数分でテントの設営完了である。
ここが次の日までの住処になると同時に観戦スポットとして機能するのだ。


テント設置が終わった頃、お日様が顔を出し始めた。


ここらで一旦腹ごしらえである。


用意したのはホルモン、もやし
これらを焼いて食べる。じつにお手軽。


さらに、これに焼きそばを加えて出来たのがこれ。
我々のうちではこれをホルゲッティと呼称している。

その由来は「ホルモン+スパゲティ」と言うことだが、スパゲティを使ったことは一度もなく、どこで「焼きそば→スパゲティ」に改変されたのかは不明である。


それはともかく、ホルモンのたれで味付けされてるので他に調味料が要らず、またタレと焼きそばの相性が絶妙である。

野外で簡単に作れるのでキャンプなどで定番になりつつあるメニューなのだ。

第1章「そもそも富士スピードウェイってどういうコース?」


やることも終わってだらだら過ごす我々。

ここらで富士スピードウェイと言うものがどういうサーキットなのかこの人に解説してもらうことにした。


マキちゃんよろしく!


はい、ぎゅんぎゅんやってもらいました。
ちなみに陣取ってるところはダンロップコーナーの辺りである。
高速域からのフルブレーキングによる駆け引きが見られるところだ。


第2章「土曜の午前は練習走行」



そのうち明るくなってくると北西の方に富士山が顔を出した。

今日は良い天気である。

「ぐっも~に~ん♪みなさ~ん!オハヨーゴザイマース♪」


どこかファンキーな口調で場内にアナウンスが流れる。
来たことある人に聞いたところいつもこんな感じらしい。

富士スピードウェイ内が動き出したのだ。


自分たちも観戦の準備体制に入る。


土曜日の午前の日程だが、最初にやるのは前座レースの一つ、「スーパーカートカップ」の公式予選である。




マリオカートなどでおなじみ、レーサーの第1歩であるカート。

スーパーカートはそのカートよりも装備が充実したマシンを使っていて、パワーもカートよりかなり上だ。

たくさんのちっちゃい豪華マシンたちがわらわらと駆け抜けた後でいよいよSUPER GTのマシンたちが現れる。
午前中は公式練習走行が行われる。


ちなみにスーパーカートの時から、自分たちはプリウスコーナーの方へ移動していた。

なんでプリウスコーナーと言うのかと言うと


この看板がすぐ近くにあるからである。





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