道場の門弟達
師範・五月雨彩牙の営む道場に住む子供達。
全員孤児で、彩牙が引き取った。
剣術から魔法まで、全てを学べる道場。
なので、さまざまな業を持つ者がいる。
門弟たち
篠森蒼葉(しのもりそうば)
15歳、男、クラスは魔道士、種族は不明。
紅葉の兄で、使う魔法は、自らの運動能力を上げる魔法、『アッパーズ』。
実際、運動能力は高め。
樹からはライバル視されていて、蒼葉もまた、樹の事をライバル視している。
また、妹共に始末屋を営んでいる。
篠森紅葉(しのもりもみじ)
14歳、女、クラスは召喚士、種族は不明。
蒼葉の妹、魔法の鍵で、異世界の扉を開き、精霊や魔物を召喚する、召喚術の一種『鍵魔術(キーマジック)』を使う、『鍵魔術師(キーマジシャン)』。
自由奔放な性格で、何にもとらわれない。
だが、師や、師から教わった業をバカにされると、キレる。
兄と共に、始末屋を営んでいる。
天野樹(あまのいつき)
15歳、男、クラスは武道家、種族は不明。
『アッパーズ』を使った時の蒼葉と、互角の運動能力を持つ。
その為、蒼葉をライバル視している。
本来なら、『アッパーズ』を使わない蒼葉より強いが、二人の対決は何でもありな為、負ける事もしばしば。
蒼葉が魔法を使っていなくても、不意打ち等で負けてしまう事もある。
現在は、445勝445敗10引き分け。
東堂美琴(とうどうみこと)
10歳、女、クラスは占星術士、種族は、赤い目に紫色の頭髪と頬の黒い三日月の刺青が特徴の、魔術、占術に長ける、月の一族『トート族』。
頬に刺青がある事で、一族の区別がついた。
戦闘向きと言うよりは、後方支援系。
占いが得意な上、良く当たる。
勘も良く当たるため、彩牙や他の門弟達からは結構頼りにされている。
だが、その分甘えん坊な所がある為、いつも誰かにくっついている。
本名は『七夜美琴』、12英雄『闇の勇士』、『七夜下弦』の実の娘。
沖田宗次郎(おきたそうじろう)
15歳、男、クラスは剣士、種族は不明。
見た目は美少年だが、性格が渋い。
殴り合いより、真剣の斬りあいの音の方が好みらしい。
彩牙まではないが、抜き身の刀が見えない程の居合いの技を持っている。
だが、まだ修行中。
樹や蒼葉と、よく言い争いになる。
名前の元ネタは、新撰組随一の剣の使い手『沖田総司』の苗字と幼名からそのまま。
永倉巴(ながくらともえ)
17歳、女、クラスは武道家、種族は不明。
艶やかな黒髪、目が合った者全てを虜にする美貌、モデル並のスタイルを持つ美女。
だが、その細腕からは想像もできない、男勝りの怪力を持っている。
姉御口調で『とも姉』などと呼ばれる事もしばしば。
武器は薙刀だが、ほとんどが素手。
手先も器用で、料理や裁縫が得意。
そんな彼女だが、やはり害虫が苦手で、見た途端に逃げ回る。
頼もしくて、優しいが、女らしい面も持ち合わせる彼女は、まさに理想の女性と言っていいのかもしれない。
名前の元ネタは、新撰組二番隊隊長『永倉新八』と平安後期の女武者『巴御前』。
岩崎千尋(いわさきちひろ)
12歳、女、クラスは画家、種族は不明。
一人称は僕で、12歳が描いたとは思えない程の画力を持っている。
いつも屋根に登って絵を描いている。
オズワルドの自然が大好きで、日食が始まり、草木が枯れ始めたことに一番に気付いた。
日食が完全な物になり、全ての自然が彼果てて行く様を目にしたときは泣き出してしまった。
12歳の割には少し大人びていてしっかり者。
名前の元ネタは、画家の『いわさきちひろ』。
三条院狐介(さんじょういんこすけ)
8歳、男、クラスはシャーマン、種族は天狐族。
狐燐の双子の兄で、絶滅寸前の種族『天狐』の生き残り。
少し女の子っぽい顔立ちと容姿で、よく間違えられる。
いつもニコニコ笑って門弟達の気分を和ませるため、その微笑は『天使の微笑み』といわれている。
三条院狐燐(さんじょういんこりん)
8歳、女、クラスは巫女、種族は天狐族。
狐介の双子の妹、『天狐』の数少ない生き残りの一人。
兄と同じく、可愛い笑顔で毎日皆を和ませる、否、萌えさせている。
宗次郎が大好きで、見つけたら必ず腕にくっつく。
安達龍之介(あだちりゅうのすけ)
13歳、男、クラスは暗殺者、種族は不明。
小説家を目指す天才少年。
頭が良いが、それ以前に身軽で足が速い。
そのため、小説のネタを考える時はいつも足を天井にくっつけ逆立ちしている。
名前の元ネタは、『夏と花火と私の死体』、『暗いところで待ち合わせ』等で有名の作家『乙一』の本名の苗字と、『羅生門』、『蜘蛛の糸』で有名な芥川龍之介。
最終更新:2007年02月24日 19:38