皇帝と王国守護騎士団

シンフォニアを護りし者達

陽・陰、二つの地に分かれているシンフォニア大陸
両の地には、その地を統べる皇帝が居る。
また、その皇帝、そしてその地の平和を守る、四人の騎士が両の地に存在する。

陽の地

当代光皇帝 アッシュール・ラー・エイゼルシュタイン

男、年齢は不明、属性は光、クラスは特別クラス、レベルは91。
愛称はアッシュ、種族は、古代より存在する一族、ルーグ族。
寛大な心を持ち、先代の欲が引き起こした王国戦争の事で一番傷ついていた人物。
二度と悲劇を起こさない為、大陸の平和を守る為、四大魔術師世界警察、守護騎士団に命令を下す。
いわば司令官。
守護騎士の事を家族のように扱い、ミズキ、ハヤテ、リュウエンを娘や息子のように思い、レンカは、死んだ妻によく似ているせいか、妻のように思っていて、頭が上がらない。
世界警察に指示を出すことも出来る。
武器は覇王の剣。

『蒼水星』 ミズキ・ウィトリクエ(海野水樹)

女、年齢は1122歳、属性は水、クラスは魔法剣士、レベルは76。
種族は、水を司る長寿の一族、ネレイデス。
しっかりとした意志を持ち、常に守護騎士達を引っ張っていくリーダー的存在。
皇帝の事を思うあまり、皇帝の息子(跡継ぎ候補)のクードを無理矢理連れ帰ろうとした事も。
だが、本人はクードの事が心配で、見える場所に居ないと不安になってしまう。
普段は厳しい目付きと口調だが、たまに女らしい一面が見られる。
クードに想いを寄せていて、彼女の前でクードの話題を出すと、過剰に反応する。
戦争で両親を亡くし、瀕死状態だった所をアッシュに助けられ、騎士団入りした。
武器は魔法剣。

『白風星』 ハヤテ・エヘカトル(霧隠疾風)

男、年齢は1120歳、属性は風、クラスは忍者、レベルは80。
種族は、風を司る忍の一族(長寿)、エアリエル。
かつての裏十二神『時間神クロノス』。
守護騎士の中で一番若いが、一番レベルが高く、実力もずば抜けている。
頭の回転が速く、騎士団の頭脳でもある。
爆弾を作るのが得意で、テロリストと呼ばれた事も。
大陸の事を一番に考え、常日頃から平和の為に努力している。
クロノスとして敵対した事もあったが、それは今のままではこの大陸を邪から守れない、っと判断したハヤテの作戦だった。
自分が敵に回り、騎士達のをより強くさせようとしていた。
全てを護れるのなら、命すら捨てる。
常日頃からそんな覚悟を持っている。
王国戦争では、騎士団結成前、兵士として戦場に駆り出されたが、大きな傷をおい、虫の息だった所をアッシュに助けられ、騎士団入りした。
武器はクナイと刀。

『紅炎星』 リュウエン・トナティウ(根津龍炎)

男、年齢は1124歳、属性は火、クラスは剣士、レベルは77。
種族は、火龍の一族、サラマンドラ。
『~ですぜ』などが口癖。
龍王の血を継ぐ者。
だが、龍王の話は神話となり、それが実話と知る者は少ない。
サラマンドラは、七色騎士団のルビーやパール、トパーズのような龍人とは違い、『より龍に近き一族』とされている。
その為、火を噴いたり、角が生えたりする。
だが、完全な龍化はできない。
神話では、龍王の血を継ぐものは龍化できるとされている。
また、龍王の血は不老不死の効果があると言う伝説もある。
その為、リュウエンは、トナティウ家の血筋を知る邪悪な者達によって家族を殺された。
だが、その家族の血を飲んでも、不老不死にはなれなかった。
リュウエンが一番、龍王の血を濃く継いでいる、という事に気付いた者達は、家族を殺した後、早速リュウエンを殺しにかかった。
だが、無残に倒れた家族と、迫ってくる敵への恐怖心が原因で感情が高ぶり、龍化してしまった。
龍化したリュウエンは、理性を亡くし、村を火の海にした。
元の姿に戻った後、その事が原因で、多くの人から恨まれ、孤立し、本当に独りになってしまった。
やがて王国戦争が始まったが、既に生きる希望を失っていたリュウエンは、全く動じなかった。
それどころか、自害を試みた事も多々あった。
その度、自分が『死にたくない』と思っている事に気付き、止めていた。
後に覚悟を決め、本当に自害しようとした時、アッシュに止められ、生きる事の大切さを教えられた。
その恩返しに、騎士団入りした。
普段は、アッシュの作った『封印の腕輪』をして、サラマンドラとしての自分を封印している。
武器は刀。

『翠華星』 レンカ・シロネン(穴山蓮華)

女、年齢は1127歳、属性は地、クラスは魔法剣士、レベルは79。
種族は、地を司る長寿の一族、イナンナ。
肝っ玉母さん、その言葉がぴったりな人物。
いつも一歩引いて、冷静に物事を考えている。
守護騎士の母親のような存在であり、アッシュの妻のような存在。
アッシュ曰く、死んだ妻と似ている所が多く、敵わない。
実際、アッシュの側近を勤めることも。
守護騎士達を、影から支えている。
露出の多い服を着ていて、キセルを吹かす姿から、リュウエンやハヤテから「クールビューティー」、「大人の色気」、「エロカッコイイ」等と言われる事も。
人の陰口を言う者、終わった事をグチグチといつまでも言う者、仕事をサボる者には、容赦なく鉄槌を下す。
王国戦争において、一兵士として、敵兵である十二星将乙女座の将・スピカの母親を殺した。
平和に犠牲はつき物、その事を一番良く理解している。
敵兵に重傷を負わせられ、その場で蹲っていた際、アッシュに声をかけられ、助けられた。
その事の恩を返すため、騎士団入りした。
武器は刀、場合によっては、キセルが武器になる事も。


陰の地

闇皇帝 ミクトランテクトリ・アヌビス・セルラディア

男、年齢は不明、属性は闇、クラスは特別クラス、レベルは91。
愛称はミクト、種族は古代より存在する一族、メーネス族。
ミステリアスな性格で、未だに謎が多い。
陰の地の情報だけではなく、大陸で起こった様々な出来事を把握している。
物事を冷静に見、いつも物静かに見守っている。
武器は冥王の剣。

『蒼水晶』 セルケト・ティアマト

女、1124歳、属性は水、クラスは鎌使い、レベルは77。
種族は、水を司る長寿の一族、サキエル。
ミズキと性格が似ているが、ミズキより天然なところがある。
過去についての詳細は謎、だが忠誠心は人一倍。
あまり知られていないが、鎖鎌の達人。
皇帝を敬い、仲間を慈しむ、以外と情に厚い面がある。

『白風晶』 シュー・エンリル

男、1123歳、属性は風、クラスは学者、レベルは79。
種族は、空を司る長寿の一族、サハクィエル。
ハヤテと同じく、守護騎士団の頭脳と呼ばれる存在。
一人称は『私』、敬語を使い、メガネをかけている。
アテンなどの熱血漢でバカな性格の者を弄るのが好き、いわゆるサディスト。
その三白眼から、冷たい人間に思われがちだが、実際そこまで冷たくはない。
武器は魔法や、ロッド。

『紅炎晶』 アテン・シャマシュ

男、1122歳、属性は火、クラスは武道家、レベルは78。
種族は、炎を司る長寿の一族、スルト。
熱血漢で戦うことが好き、騎士団のツッコミ役。
シュー曰く、『戦闘バカ』。
よくシューに弄られ、怒っている。
武器は素手。

『翠華晶』 マァト・ダムキナ

女、1110歳、属性は土、クラスは魔道師、レベルは73。
十二星将水瓶座の将・ガニメデの実の妹。
戦場で、瀕死状態だった所を、ミクトに拾われた。
この時、ミクトもマァトも、てっきりガニメデは死んだと思い込んでいた。
引っ込み思案で、警戒心が強いのは、自分がミクトの魔法で普通のエルフの姿をしたダークエルフだから。
武器は魔力を具現化させて作った鎌。

関係者

次期光皇帝候補 クードルーク・リト・エイゼルシュタイン

男、年齢は不明だが、少なくとも5000年生きている。
属性は光だが、火属性の技も使える、愛称はクード。
クラスは剣士、レベルは85、ルーグ族、元オリュンポス十二神の冥王ハデス。
王国戦争時代、軟禁生活が嫌になって抜け出し、国の惨状を見てショックを受け、そのまま家出。
その後、桜花無限迷宮の神殿で、『千年百合』の番をしている。
父親のアッシュとは、『クソ親父』、『放蕩息子』などと言い合っている。
断固として後は継がないつもりだったが、父親の決意を見て、考え始めている。
武器は、アンリの打った刀。

次期闇皇帝候補 リオレアレンス・アイリス・セルラディア

男、年齢不明、属性は闇、クラスは剣士、レベルは88、メーネス族。
元裏オリュンポス十二神のアトラス、愛称はアレン。
外見は若いが、喋り方がじじ臭く、自分の事を「わし」と言う。
家出をしているわけではないが、修行の為に家を空ける事が多い。
恋人を亡くした経験があり、全てを護る為ならば何処までも強くなるつもりでいる。
長い名前を言うのが面倒なのと、王族である事を隠すため、普段は『アレン・ロストレイス』という偽名を名乗っている。
武器は、素手と刀。

次期闇皇帝候補 ルナマリーナ・エイリス・セルラディア

女、年齢不明、属性は闇、クラスは学者、レベルは80。
メーネス族、世界警察特殊部隊監察方でもある。
アレンの妹で、土佐弁を喋る、愛称はマリーナ。
特殊能力は『心霊手術』。
仕事の為、放浪している兄とは違い、実家とは別に自分の家で一人暮らししている。
頭の回転が速く、物事をスパッと判断する。
薬の調合も得意で、家の中には色々な薬が並んでいる。
次期皇帝はまだ決定していないが、マリーナが次期皇帝に決定すれば、初の女性皇帝となる。
武器はロッドと素手。

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最終更新:2006年10月21日 20:02