神界

神々の住まう聖域


天上聖界アンジェリアスより遥か上空に,もう一つ浮遊大陸が存在する。
『裏球』創造の際にマナの女神アナスタシアが,神々の住まう場所として作り上げた大陸である。
北方には科学技術の発達している都市を,南方には現代社会のような街を,西方には西部劇のようなサバンナに広がる街を,東方には魔術に長けた者達が住まう『神羅万象』の世界の聖龍地方のような都市が設けられ,大陸の中央には全ての都市を監視するシステムを完備した宮殿のような建物がそびえ立つ大都市を形成した。
それから中央都市・東方聖龍都市・北方科学都市・西方西部都市・南方大都会の外れ,それも大陸のど真ん中と4つの岬に祠を設け,小さな泉を創った。
その泉から湧き出る水は下にある天界の祠に繋がり,天界と神界を繋ぐ道となった。

さらに南方大都会と中央都市南部には『ヴァルハラ』と呼ばれる地域が創られ,その一部には死者の魂を住まわせ転生に向けて療養させる『死者の都』が出来た。
『裏球』や天界,魔界などで死んだ者の魂は此処に送られ,転生の準備が整うまで此処で暮らす事になる。
南方大都会にその大部分が重なる為,町並みは現代の私たちの目にしている町と同じ感じである。
そして神界と天界で使われる機械は全て北方科学都市の工場で生産,発送される。
相手にしか声の聞こえない通信機や最新鋭のエナジーレーザー銃など,日常用品の機械から兵器まで全てがこの北方科学都市で生産されるのだ。
神族達と死者の魂が住まうこの神界も,平和で豊かであると言える。
ついでに言うと,異星からやってきた精霊達が中央都市と東方聖龍都市の間にある海の底に街を創ったという噂も流れているという。
最近では上位の天使族だけでなく人間や悪魔族達も道を伝って自在に神界へ出入り出来るようになってきている。

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最終更新:2006年07月20日 22:17