アットウィキロゴ

RED STONEシリアスシリーズ 第二章


1

827 名前: 名前がない@戦士のようだ 投稿日: 2005/09/12(月) 21:10:36 [ hNlLsBE2 ]
RED STONEシリアスシリーズ 第二章
第一回 つまりただ、それ、砕け散っただけ

昔々、世界がまだ一つの世界で地上に誰も居なかった頃の話です
世界には陰と陽の力をつかさどる二つの石がありました
ある日、二つの石が互いに交じり合い、そこから6つの石が出来ました
6つの石はそれぞれ、火、水、土、風、光、闇の世界を作る力を持っていました
火の石 Red Emerald  風の石 Green Alexandrite
水の石 Blue Sapphire 土の石 Yellow Topaz
光の石 White Diamond 闇の石 Black Opal
石はそれぞれのエーテルを放ち、人、天使、悪魔が生まれました
ある日、石と石とのバランスが崩れ、世界は三つに分かれることになりました
光と風と水の石で出来た世界、天上界
火の石で出来た、中世界
闇、土の石から出来た、地獄界
そして、天使、人間、悪魔はそれぞれが適した世界へと巣立っていきました

2

847 名前: 名前がない@戦士のようだ 投稿日: 2005/09/13(火) 22:54:17 [ hNlLsBE2 ]
 >>846を真似てみます、いろいろな紹介
盗賊シリーズ
主な登場人物
盗賊A 半端者で盗賊、臨死体験の経験あり
盗賊B Aの相棒 デビ・ロンに襲われたりした

RED STONEシリアスシリーズ
登場人物紹介シリアスシリーズ版
主人公 ウィンタークロウの通り名を持つ23歳くらいの青年
本名はまだ語られていません

孤児院の女 孤児院を一人で切り盛りしている若い女
美人、ボン!キュ!ボン!、面倒見がいい性格 三拍子そろってます

首領
シーフギルドの首領で主人公と死んだ息子を重ねている

まぁこんなところです、はい

3

848 名前: 名前がない@戦士のようだ 投稿日: 2005/09/14(水) 20:27:28 [ hNlLsBE2 ]

RED STONEシリアスシリーズ第二章
第二回目 アークエンジェル

旧約聖書の天地創造を呼んでいると後ろに人の気配を感じる
「お前もヒマだなぁ、また旧約聖書読んでるのか?」
後ろから聞きなれた声が聞こえてくる、振り向くと銀髪の天使が立っている
「いいじゃないか、今日は大切な日なんだから」
まぁな、と言って隣の椅子に座り込む、彼の名はカリル
「なぁケイスン、俺たちやっとアークエンジェルになれたんだぜ
しかも、成績優秀者だけが入れる第17部隊に」
今日、私たちはエンジェルから1ランク上がったアークエンジェルに配属されるのだ
「そういえば、今日はすぐに任務するらしいよな」
カリルが指をいじりながら話しかけてくる
「どんな任務?」本を戸棚に戻しながら聞く
「なんか魔法剣を手に入れた人間から、それを取ってくるらしい」
「人間が相手か、なんか弱いものいじめみたいで嫌だな」
「仕方ないだろ、俺たちはプロの戦闘集団だぜ。任務は遂行するのみだ」
時計を見ると集合15分前だった、新入りが遅れるわけには行かないので、部屋から出て集合場所へと向かう
集合場所にはまだ人が居ないので、景色を見て時間をつぶす
すこしすると、ハーフプレートに身を包んだ天使がやってくる
「君たちが本日付で配属される二人だな?」
「はい」と答えて敬礼をする
「私が17部隊隊長のクルーゼだ、今回の任務はターゲットが持っている魔法剣
[ゴーファの希望]の回収だ。邪魔者は全て排除してもいい、それが上層部からの命令だ」
ゴーファの希望とやらは随分と重要なものらしい
説明を聞いていると、他の天使達も集まってきた
「行くぞ」と隊長が号令してコールをする

4

860 名前: 名前がない@戦士見習い 投稿日: 2005/09/16(金) 20:17:06 [ hNlLsBE2 ]
RED STONEシリアスシリーズ第二章
第三回目 
シーフギルドを潰してから三ヶ月にもなる
砂漠で生活をしていたのだが、なんとなく故郷の孤児院が見たくなったのだ
故郷の孤児院はブリジヘッドとアウスダクの中間に位置している、ややブリジヘッドの方が近いだろうか
今、目の前には壊れた孤児院がある、雑草が多い茂り、人の気配は無い
孤児院を眺めていると、瓦礫から人が出てくる
杖を持った若い男がこちらに歩み寄ってくる
茶髪に銀のピアスをつけている、どこと無く見たことのある風貌だった
男がゆっくりと口を開いて、つぶやく
「お前、もしかしてジンか?ジン・シャーリーテンプルか?」
誰も知らないはずの、本名を男が言い当ててくる、よく顔を見る
「お前は・・・・もしかしてギムレットか?」
そうだ、と男が言って首を振る
「ギムレット・ネグローニか?本当にお前か?」
半信半疑で近寄りながら聞いてみる
「ああ、そうだよ」
ギムレットが笑いながら荷物を置いて近づいてくる
こちらも荷物を置いて近づく
「久しぶりだな、お前が養子になってから何年になる?」
8年さ、と言って孤児院の方に振り返る
「どうしたんだ、孤児院、みんな瓦礫になってる」
そう聞かれて、心が重くなる
「とりあえず、川へ行って話そう」
そういって、わき道にそれて川へと行く、ギムレットも後から付いてくる
川の近くにある、菩提樹の影に入って座る、何から話せばいいか、見当が付かなかった
「孤児院は焼き討ちにあったんだ、俺以外は全員殺されたんだ」
そう言うと、ギムレットの顔に動揺が現れる
それから、色々と話し合った、ギムレットの家の事や、俺の放浪生活の事
賞金稼ぎになった事や、シーフギルドの事
いつの間にか日が暮れて、空が朱に染まっていた
孤児院に戻ると、背中から白い翼が生えた、神の使い天使が居た

5

869 名前: 名前がない@戦士見習い 投稿日: 2005/09/17(土) 19:12:59 [ hNlLsBE2 ]
RED STONEシリアスシリーズ第二章
第四回目 殺し合い
目の前に居る、盗賊風の男がターゲットらしい
おそらく、腰にぶら下げている短剣が[ゴーファの希望]だろう
カリスに目をやると、こちらを見てにやりと笑う
自身の現われだろう、こちらも笑ってから、ターゲットに目を移す
隊長がターゲットの方へ歩いていく
あんた等誰だ、とターゲットが言ってくる
「君が持っている短剣が欲しいのだよ、譲ってくれないか」
隊長は質問に取り合わずに、用件を述べる
「この剣は何だ?それを教えてくれないか?」
「それは教えることが出来ないな」
じゃ駄目だ帰ってくれ、そう言ってターゲットは立ち去ろうとする
隊長が羽を飛ばして、不意打ちを食らわす
それが戦いの合図となる、目標の近くに居たウィザード風の男は戸惑っている様子だ
目標は[ゴーファの希望]を抜いて隊長に向けて一閃する、が当たらない
隊長は空中に浮かんで目標に向けてハンマーを落とす
目標はすばやく移動して、こちらの隊列に向かってくる
一瞬、目標が消え、すぐに悲鳴が聞こえてくる
右端の天使が羽を切られたのだ、羽を切られた天使が激昂して目標に襲い掛かる
銀の煌めきが見えた瞬間、天使の首がこちらへ飛んでくる
隊全体が動揺する、さらに後ろからファイアーボルトが飛んでくる
さっきのウィザードらしい
「この糞餓鬼がぁぁ」
天使が一人ウィザードの方へ向かって光輪を投げつける
ウィザードから悲鳴が上がり、その場で倒れこむ
「ギムレット!」
天使を二人同時に相手にしていた目標がウィザードの方に振り向く
一瞬の隙をつかれ、目標が念力を喰らって後ろに吹き飛ぶ
「ふん、ゴミが」
そう言って隊長が[ゴーファの希望]を奪いに行く
隊長が急に足を止める、よく見ると、首からダガーが飛び出している
目標がよろよろと立ち上がり、こちらを睨む
恐ろしく、冷たい光を放つ目だった

6

875 名前: 名前がない@戦士見習い 投稿日: 2005/09/18(日) 18:46:53 [ hNlLsBE2 ]
RED STONEシリアスシリーズ第二章
第五回目 氷龍
肋骨が折れて息がしにくい、腹に力を込めるたびに痛みが襲う
首にダガーを刺された、隊長格の天使が声にならない悲鳴を上げてその場で倒れこむ
他の天使たちは呆然としている、敵は五人
鞄から封印していた刺青を取り出してつける
背中に広がる感触、神経が研ぎ澄まされ、世界変わる
「かかって来い、畜生がぁ」威勢良く叫び天使に向かって走る
一歩足を出すたびに体が痛むが、それを上回る怒りが体を突き動かす
刺青の魔力が体中を駆け巡り、封印していたカラスのような黒い翼を出す
天使たちが驚いて一瞬、動きを止める
右端に居た天使に向かって走り、首を狙って剣を一閃する
首に直撃して赤い鮮血を撒き散らしながらその場に倒れこむ
近くに居た天使が、声を上げながらハンマーを投げてくる
剣でハンマーを受けつつ、分身を生み出して天使を斬る
羽を切るだけに終わり、逆に反撃を受けハンマーで肩を砕かれる
その場で片膝を地面に付く、天使がにやにやと笑いながらこちらへ近づいてくる
「上等だぁぁ」叫びながら剣を片手で持ち上げる、が念力で後ろに吹き飛ばされる
他の天使たちもこちらに近づいてくる
先ほどの天使が髪を持ち上げて語りかけてくる
「手こずらせやがって、屑が」
唾を顔に吐きかけて鼻で笑い飛ばす、顔面を拳で殴られる、が剣は放さない
立ち上がって、余裕の表情で近づいてくる天使達をにらむ
天使達が歩みを止める、その隙を付いて走って近づき
渾身の力を込めて剣を横に振るう
剣の軌跡に巨大な龍が現れて、天使達にぶつかる
二人の天使が龍に飲み込まれて消える
残った天使は、驚いた表情で呆然と立っていた

7

884 名前: 名無しさん@戦士見習い 投稿日: 2005/09/19(月) 21:22:36 [ hNlLsBE2 ]
RED STONEシリアスシリーズ
第六回目 槍の名家
呆然としている天使を睨み、剣を構える
すると天使は悲鳴を上げてどこかに消える
羽を封印してからその場で片膝を付く、左腕の肩に焼けるような痛みが走る
肋骨も何本か折れてるだろう
鞄からポーションを取り出して飲む、それからギムレットの所に行く
肩と膝を斬られている出血がひどく、包帯で止血をするが止まりそうに無い
意識も無く呼吸も浅い、ポーションを飲ませるがこのままでは死んでしまうだろう
包帯を巻いていると後ろから拍手が聞こえてくる
振り向くと、黒髪、黒目、黒いマントの男が手を叩いている
「さっきの天使の一味か?」そう言いながら剣を抜く
「実に見事だ、あれだけの天使を一人で退けたのだからな」
「何?お前何者だ?」
「そんなことよりも怪我人の手当てをしなければいけないだろう
ついて来給え」
そう言って男が歩いていく、ギムレットを背負い男についていく
少し歩くと男が立ち止まり魔方陣を描き始める
魔方陣を描き終わると体が光に包まれ、目の前が急に白くなる
次の瞬間、見慣れた町並みが眼前に広がる
塩の匂い、空を飛ぶカモメとトンビ、ブリジヘッドだった
「そこの病院で手当てを受けたまえ、それではまた会おう、ゴーファの希望よ」
わけがわからないが、とりあえず病院で治療をしてもらう

あれから三ヶ月も立つ、今はスマグのギムレットの家に身を寄せている
豪華な調度品、贅沢な食事にでかい屋敷
ギムレットを引き取った家は相当裕福な家らしい
ギムレットの部屋に行くと、ギムレットと、その彼女のシェリー・ホーセスネックが居た
「こんにちわ、ジン」と品の良い微笑を浮かべて、シェリーが挨拶をしてくる
「ああ、俺はお邪魔だったかな」と言いながらソファーに座って、テーブルに置いてあるクッキーをつまむ
「そう思うなら座るなよ」とギムレットが笑いながら言う
「ねぇ、ジン貴方何時になったら私と手合わせしてくれるのかしら?」
碧眼の大きな目をこちらに向けながらシェリーが聞いてくる
「試合ならギムレットとすればいいだろう」
「彼は相手にならないわよ、庭で待ってるから来てね」
そう言ってシェリーが部屋から出て行く
「シェリーそんなに強いの?」ギムレットに聞いてみる
「まぁ、槍の名家の娘だし、俺はそこの養子なのにウィザードだから肩身が狭いよ」
「いいじゃないか、可愛いフィアンセなんだから」
そう言いいながら一緒に部屋を出て中庭へ向かう
中庭に行くとシェリーが露出度の高い軽鎧を来て待っている
「手加減しないでね」そう言いながら槍を振り回している
「お嬢様はシーフを相手にできるかな?」
軽くステップを踏んで槍の軸を会わせないようにする、剣は抜かない
ハッ!と気合を発しながら高速の突きを繰り出す
横に避けて脇を狙う、が回転する槍に阻まれて近づけない
二回目の突きが来る、今度は横に避けず姿勢を低くして懐に潜り込む
強力な蹴りが来るが、受け流して背後を取り、軽く首を突っつく
「勝負ありだな」とギムレットが言う
それと同時に屋敷の中から悲鳴が上がる


<前   ▲戻   次>

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年07月08日 23:41