用語解説 - (2009/10/25 (日) 11:54:29) の編集履歴(バックアップ)
用語解説
RubyGems
Rubyのパッケージ管理システム。
>gem search
scaffold
「scaffold」(スキャフォゥド:「足場」という意味)
scaffoldを使うと、一連の操作を行うための画面やその裏側の処理を行うプログラムを自動生成できます。
- 一覧表示(ページング機能付き)
- 単票形式のデータ表示
- 新規登録
- 編集
- 削除
以下のコマンドでscaffoldの利用方法が確認できます
>ruby script/generate scaffold -h
rake
Rubyのビルドツール(AntやMake等)
>rake -T
オプション一覧が見られます(注意:-T 小文字じゃだめ)
マイグレーション
DBのバージョン管理システム。
具体的には次のような仕組みです。
- db/migrateディレクトリ配下にdb/migrate/20080728204433_create_categories.rbのように、DBに対する変更内容が記述されたファイルを配置
- このとき、各ファイル名の先頭には「20080728204433」の部分のように、タイムスタンプに基づくバージョン情報が付く
- マイグレーションは現在のDBのバージョン情報を保持する。これにより、db/migration内のファイルのうち、どれがDBに反映されて、どれが反映されていないかが分かる
- 「db:migrate」というrakeタスク(「make install」のようなバッチ処理をイメージすると分かりやすい)を実行して、未反映の変更をDBに反映させることができる(=最新状態までバージョンアップ)
- バージョン情報を指定してrakeタスクを実行し、バージョンを任意のバージョンにバージョンアップ、バージョンダウンさせることもできる