4月21日
0.1nm 原子・分子
1nm DNA
10nm タンパク質・リボソーム
100nm ウイルス
1μm 大腸菌
10μm 赤血球・核
100μm 髪の毛
- タンパク質:DNAの指示に従って生み出されるもの、生命活動における歯車的な存在。
(タンパク質の)一次構造:アミノ酸配列
二次構造:一つのタンパク質の部分的構造。α-へリックス(螺旋)、β-シート(平面)がある。
三次構造:一つのタンパク質の全体的構造。
四次構造:複数個のタンパク質による大規模な構造。
- クロマチン:DNAとタンパク質の複合体。ヒストンにDNAが巻き付いたもの。2種ある。
ヘテロクロマチン(発現が抑制されている部位で、きつく凝縮している)
ユークロマチン(発現がされる部位で、ゆるく集合している)
2章
1、 容積の増加
2、 DNA量の倍化
3、 細胞数の増加
- 半保存的複製:DNA二本鎖のうち1本は親細胞からのものである。
- メセルソン=スタールの実験:上の事実を証明した実験
(!)上の実験内容はハンドアウトを見てもらえば分かるが、一番下は重い(15N)DNAではなく、ハイブリッド(15N/14N)DNAの誤りであることに注意。
- 不連続合成:DNAポリメラーゼがスタートするには3番目の炭素のOH基が必要である。よって、娘鎖は5’から3’の1方向にしか合成されない。リーディング鎖では問題がないが、ラギング鎖では岡崎フラグメントを作りながら、それを後でつなぎ合わせるという方法をとってこの問題を解決している。この仕組みを不連続合成という。
- リーディング鎖:DNAの巻き戻し(2重らせん解除)が進む方向と合成が進む方向が同一な方のDNA鎖。
- ラギング鎖:↑とは別な方の鎖。
- 岡崎フラグメント:岡崎令治博士の実験により明らかにされた、ラギング鎖の複製の際に現れるDNAの小断片。名称がカッコいいと思う。
- リカーゼ:フラグメントを連結させるタンパク質。
- レプリコン:複製開始~終了までの単位。高等生物ではDNAの複製量が多く、一つだけじゃ時間がかかりすぎるので、複製開始点が複数ある。レプリコンも複数あるので、このことをマルチレプリコンという。
最終更新:2011年08月16日 00:45