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5月12日 

  • 複製バブル:転写されていてほどけているDNAの目玉構造。

  • RNAポリメラーゼ:DNAからm-RNAをつくるときにはたらくタンパク質。一人でいろいろできる子。DNAポリメラーゼはいろいろなタンパク質が手助けする必要がある。

  • 近親婚がヤバい理由:結婚自体は法的にヤバいだけだけれども、生物学的には生まれてくる子どもにリスクがある。Rr-Rrの遺伝子を持ち合わせるカップルからは4分の1の確率でrr(病気が発現する)の遺伝子を持つ子どもが生まれる。近親婚では通常よりも、Rr-Rrペアが多くなってしまい、非常に多くの遺伝病で発症の可能性が生じてしまう。
だから駄目なんですって。

  • SD配列:シャイン・ダルガーノの配列。リボソームがAUG開始コドンの直前にあるSD配列にくっつく。翻訳の際のプロモータ的役割ってか。

  • 遺伝子発現は調節される:ゲノム上の遺伝子はその1部が発現されているにすぎない。どの遺伝子が発現されるかは細胞の種類で異なるし、細胞のおかれている環境でも異なる。

  • オペロン:制御遺伝子が制御する一連の遺伝子。
  • ラクトースについて(ハンドアウト参照です)
lacZ:「βガラクトシターゼ」コーディング領域
lacY:「パーミアーゼ」コーディング領域

変異体1:lacY変異:当然パーミアーゼは生産されない。
変異体2:lacZ変異:当然ガラクトシターゼは生産されない。
変異体3:オペレーター変異:リプレッサーが結合しないので、常時生産される。
変異体4:プロモーター変異:RNAポリメラーゼが結合しないので常時抑制。
変異体5:リプレッサー変異1:ラクトース結合部位の変異。常時抑制となる。
変異体6:リプレッサー変異2:DNA結合部位の変異。常時生産となる。

変異体7、8については分かりません。誰か助けてー

インデューサー(誘導物質):リプレッサーに結合してリプレッサーの発現制御
を制御するもの。

  • トリプトファン型リプレッサ-:トリプトファンが結合-オペレーターに着く。
  • ガラクトシターゼ型リプレッサ-:アロラクトース(ラクトース代謝物質)が結合-オペレーターからとれる。

  • アクティベーター:転写を正に調節するタンパク
ラクトースオペロンではCRPというタンパク質がその役割をする。

概要:グルコースはATPからcAMPをつくる酵素を抑制する。cAMPがCRPに結合するとこの複合物がDNAにくっつき、RNAポリメラーゼの結合を促進させる。
よって、グルコースが有る→ガラクトシターゼは生産されない。グルコースが有る状態では、わざわざ乳糖を使わなくてもいいのである。

  • 真核と原核の遺伝子発現における違い
○ゲノムサイズとその複雑性、スプライシングの存在
○m-RNAの修飾・制御機構が発達している
○真核では、遺伝子の少し前から転写を開始し、少し後まで転写をし続ける
この5’端をリーダー、3’端をトレイラーというが、タンパク質の配列情報とはならないし、当然リプレッサ-部にも関与しない、ただの余りである。
○m-RNA修飾としては、5’端にはキャップ構造、3’端にはポリA構造が付加される。
○一つの遺伝子からでもスプライシングによりいろいろなタンパク質が合成されうる。
○原核のRNAポリメラーゼは一種類だけだが、真核では3種類ある
RNAポリメラーゼⅠ・・・r-RNAの合成
RNAポリメラーゼⅡ・・・m-RNAの合成
RNAポリメラーゼⅢ・・・t-RNAの合成時に関与する

  • 制御メカニズムでもう一つ…

  • シスエレメント:遺伝子発現を離れた位置から、外部の刺激に応じて正負に調節する。
エンハンサー(正へ)サイレンサー(負へ)の2種。

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最終更新:2011年08月16日 00:57