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雪玉の過去2

「おまえら、何者だ」
いきなり第一声がそれっすか。
「こっちが聞きたいね」
「あはは、楽しかった?」
「楽しかねぇよ」
そんな会話など関係ないのか、
「とにかく、一度来てもらうぞ」
「何処に?」
「アリーナだ」
「は?」
「おまえに決闘を申し込む」
「私?」
そいつはフェリスを指差し、いきなり決闘を申し込んだ。
────ってはぁ!?唐突だな!おい!
「んー・・・無理」
────無理なのかい。ふつうになぜかこけそうだったわ。
「何故だ」
「私の力は雪玉のそばにいるときにだけ使えるように設定してある。この設定は変えられない」
「そうか。ならお前も来い」
雪玉はもちろん、そんな決闘などする気は無かった。
「断る」
「雪玉が断るなら私も断る」
────なんじゃそりゃ。昨日知り合ったばっかなのにか。そこまでする意味がわかんねぇよ。
「なら、ここで決闘だ!」
「あーめんどい。おまえ、名前は?」
「赤射 殺機だ。使用武器はUZIでランクはSだ!」(すいません、玉ばっかりいるわけじゃないんで)※名前:あかい さつき
「フェリス、ちゃっちゃと終わらせて教室に戻るぞ」
「おっけー」
「「「展開!」」」
この声は雪玉とフェリスと赤射の三人です。
展開とは、中学までの生徒は、戦闘での力の加減ができないことが多いので、特別なフィールドを出現させることができるのである。
フィールドは複数あり、今回は森林。狙撃に適した場所である。
「はじめるか」
雪玉の第一声とともに戦闘開始。
「ふふふ、甘く見ないでほしいわよ」
「なっ!」
フェリスの能力は、氷の精霊と聞くだけで判るかもしれないが、氷を使った攻撃になる。
さらに、『想像』(創造)することで、様々なものを作り出すことができる。
例一:氷の剣
例二:赤い氷
赤い氷とは、簡単に言えば、血を凍らせたものです。
詳しい説明をすると、相手の体に触れた状態で使用すると、相手の体内の血を凍らせて、戦力を奪うことです。
      • 死ぬけど。
いまはフェリスが<氷銃 フィルフ>を使い、雪玉はフェリスが作った<氷刀 クラッカー>を使っている。
ちなみに、クラッカーは剣と言ってもいいんじゃないかと思うぐらいにでかい。
────刀じゃねぇぞこれ。
「おいおい、話になんねぇよ」
雪玉はあざ笑うかのように赤射に言い放つ。
「くそ、まさかこれほどとは」
「降参する?」
フェリスが言う。
「無理だな。俺じゃかなわない。負けだ」
「「「解除」」」

場所は戻って学校。
「やるじゃない。あなた、強いわね」
「そりゃどうも」
「おい!おまえら何してる!」
────やべぇ、なんかまずそうだ。
「・・・わかってるよな?」
「もちろん」
「当然よ」
意見が一致したところで、
逃げる!
「おい!こら!待て!」
なんか後ろから聞こえるが、無視だ。
「フェリス、飛べるか?」
「べつに大丈夫だけど?」
「よし、なら」
フェリスは氷の翼を出すと同時に、雪玉と赤射を抱えて飛ぶ。
「自分で体感してみると、けっこう怖いもんだな」
「けっこう風当たるしな。寒いぐらいだ」
そんな会話をしていると、後ろから教師の声が聞こえてくる。
「降りて来い!てかどうやって飛んでる!」
────鳥と同じ原理じゃね?たぶん。
「どこにいく?」
「そうだな、コンビにでもいくか?」
「いくか」
「おっけー。少しスピード上げるよ」

話はここまで。
これが雪玉の過去さ。
最終更新:2011年09月08日 21:24