四話 神VS魔神
CZ「まさか、こんなことに・・・」
スカル「CORD TWO、まさか、もう完成していたのか・・・」
切眼「どうしますか?」
ディール「最悪の場合、殺すことも・・・」
雪鎖「リスクは伴うが、こいつの戦力は計り知れない。仲間になってくれるなら、心強いだろう」
??「失礼します」
スカル「緑支・・・・・どうだった?」
緑支「はい。やはり、彼は、作り物でした・・・」
切眼「そう・・・」
◇聖地◇
「起きてください」
・・・え?
「気がつきましたか?」
ここは?
「『扉』のある場所、いわゆる『聖地』です」
『聖地』・・・・
あれ?みんなは・・・
「貴方は、CORD TWOを発動させてしまった。だから、今あなたは、この場所で封印されています」
封・・・・印?
「体を動かすことはできないはずです。 手足の神経は完全に麻痺し、動かせるのは首から上だけのはずです」
副作用か・・・
君は誰?
「私は由香。名前をつけてくれたのは雪鎖さんです」
雪鎖さん?
白井雪鎖さん?
「はい。 私は、雪鎖さんに会う前は、名前がありませんでしたから」
そうなんだ・・・
で、僕は一体、いつからここにいるんだ?
「ここにいる間は、あなたのいた世界の4倍の早さで時間が流れます。こっちの4日は、向こうで1日です」
そうですか・・・
「それで、あなたはこっちの時間で約16時間寝てたので、向こうでは4時間ほどですね」
そんなにか・・・
「貴方は今、動くことができない。だからこそ、この場所で封印、そして保護をしているんです」
保護・・・か
僕は、一体何のための存在なんだろう?
こんなにも、迷惑をかけて・・・
僕という存在が、存在していていいんだろうか?
「月光さん・・・」
◇学園◇
切眼「っざけんなぁぁ!!!」
ドガァン!
ディール「なんだって学園に来るのよ!」
ザクッ
学園では、激しい戦闘が行われていた。
大量のバグが現れ、M.D.のメンバーが応戦している。
スカル「しまっ!」
一匹のバグが、校舎のほうへと抜けてしまった。
周りにはメンバーがいない。
しかし、このままでは一般生徒が巻き込まれてしまう。
??「うせろ」
ザシュッ!
蜘蛛「ギュァァァアア!!!」
蜘蛛の体に針が突き刺さる。
脚を地面に縫い付けられ、身動きが取れなくなる。
最初は抵抗していた蜘蛛も、だんだんと抵抗力が無くなっていく。
??「ちゃんと守れよ。 おまえらも、まだまだ一人前とは言えないな」
スカル「漆黒さん・・」
漆黒の羽「よそ見するな」
ジュッ!!
蟷螂「キュアアアアァァァァ!!!」
眼にも留まらぬ速さで移動し、敵をなぎ倒す。
感染者の中でも最高峰といわれるだけのことはある。
漆黒の羽「後片付けは頼んだ。 俺は別の部隊を殲滅してくる」
スカル「分かりました」
そういう前に、漆黒の羽は消えていた。
漆黒の羽(ここ最近、時空の波動が崩れてきている。 やはり、あの小僧が・・・)
◇聖地◇
「あなたは、この世界をどう思います?」
どう、って?
「この魔法や魔術、さらには特殊なウィルスのある、この世界を」
そうだな・・・・
公には、これは知れ渡っていないんだよな?
「はい。 今のところ、各能力者以外に知っている人はいません」
この世界・・・か
僕は、好きだな。
「どうして、ですか?」
この能力で、誰かを守れるなら、それでいい。
でも・・・その半面で、これは危険だ。
使い方を間違えれば、ここの人を・・・殺してしまう・・・
「たしかに、あなたの能力は危険です。 使用法を間違えれば、木も、聖地も壊してしまうでしょう」
僕の能力は、役に立つのだろうか・・・
この場所を守るために、僕は・・・
「その能力で、守ってください」
そう・・・だね
僕が・・・ここを守る・・・
・・・・・・きっと、大丈夫・・・
◇亀裂◇
滝矢「久しぶり・・・だな」
??「雪玉・・・」
滝矢「やはり、お前の予想通りだった・・・」
??「そうか・・・」
滝矢「お前の力を、借りることになるかもしれん」
??「奴らも、ここは堕としにくるだろう。 あまり、時間は残っていない」
滝矢「俺はこれで帰るよ。またな」
◇森◇
茨「お久しぶりです」
??「茨・・・」
茨「茨の守護者として、あなたに頼みがあってきました」
??「予想はできている。 やはり、奴らが動き出しているんだな」
茨「はい。 ミライさんの予想も、徐々に外れるようになってきていて・・・」
??「現れたのか? 神が・・・」
茨「おそらく、あの少年ではないかと・・・」
??「やはりそうか・・・。名前どおりだ・・・」
茨「私は、これで失礼します」
◇研究所跡地◇
桔梗「失礼する」
??「よっ」
桔梗「動き出した。 奴らも、薄々、気づいてくるだろう」
??「そうか。 やはり、現れたのだな?」
桔梗「ああ。 幸い、いまは
こちらについている」
??「まだ、向こうからの奴は、来ていないな?」
桔梗「何とか、まだ大丈夫だ。 今は、聖地に封印しているが」
??「賢明な判断だな。 やはり、向こうに気づかれないためにも、それがいいだろう」
桔梗「それじゃ、おれは他の場所にも用があるから」
◇教会◇
無琴「入るよ」
??「・・・・・何だ?」
無琴「動き出した。 そして、神が現れた」
??「そうか」
無琴「敵も、そろそろ動き出すだろう」
??「そうか・・・」
無琴「やはり、守ってばかりではいけないかもしれない。 こっちも、手を打つことになる」
??「そう・・か」
無琴「それで、いつものを頼む」
??「わかった」
無琴「それじゃ、頼んだよ」
◇病院◇
直紀「入るぞ」
??「あ、直紀」
直紀「報告に来た。 神が現れた」
??「そっか・・・。うん、私も、頑張らないと」
直紀「みんなにも、伝えに言ってくるよ」
??「うん、お願いね」
直紀「じゃ、また」
◇海◇
時使「どうも」
??「時使、どした?」
時使「動き出したよ。 歯車が」
??「そうか・・・。 状況は?」
時使「天使の次は神ときたよ。 まったく、シナリオ通りだ」
??「神・・・か。 やはり、敵も気づいているか?」
時使「いや、まだ気づいているような様子はない。 あるいは、こっちの出方を伺っているな」
??「俺は、準備を進めておくよ」
時使「じゃ、おれは行くよ」
◇??◇
「状況は?」
「チームα、β、γが壊滅。全て、漆黒の羽と思われる奴が瞬時に終わらせたと」
「別働隊、チームアールが壊滅。近くで漆黒の羽が目撃されています」
「しょうがない。 やはり、あれを使おう」
「しかし、あれはまだ完成していませんが・・・」
「かまわん。もはや、奴に勝つためには、あれを使うしかないだろう」
「了解しました」
(何故だ・・・何故、M.D.などについた・・・)
(お前は、こっちに来るべきだった・・・)
「魔神の封印をとくぞ」
NEXT・・
最終更新:2012年01月07日 15:04