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I01:02

婁瞑「さて、それじゃ服脱いで。測定開始するよ」
赤羽「え、なんで服脱ぐんですか?」
婁瞑「見るためよ。能力は、その人の形容や記憶、思考等で左右されるからね。で、最初はその『形容』から。いい?」
娃由「そ、そうなんですか・・・」
赤羽「あの、気になっていたんですが、なんでこの時期に試験を?」
婁瞑「それはね、人員不足だからよ。去年なんて、合格者が一桁だったからね」
 ひ、一桁・・・。
 そのうち廃校になるんじゃないか、ここ。
婁瞑「じゃ、始めるわよ。脱いで脱いで♪」
赤羽「なんでそんなに嬉しそうなんですか・・・」
婁瞑「だってさ、みめ麗しい少女だちの身体ぞ見れると思うと・・・ふふふ・・・」
 こ、この人危ないかもしれない。
炎架「安心して! この学園の生徒は大体そうゆう感じだから!」
赤羽「逆に不安ですよ・・・」
娃由「き、気をつけてね・・・。赤羽、絶対襲われるよ・・・」
赤羽「お、お姉ちゃんもね・・・」
婁瞑「さー! 早く脱いで! 見せて見せてー!」
炎架「(ごくり)」
 な、なんか居づらい・・・。
 ていうか、なんで他の受験生までこっち見てる?
 地味にお姉ちゃんもこっち気にしてるみたいだし。
??「まあ、これだけ可愛かったらしかたないでしょ。『ロリ』に『無邪気』に『ツインテ』、これだけでもすごいステータスだよね」
赤羽「あ、もしかして、菓ちゃん?」
菓「あ、私のこと知ってるの? なら話が早いね。って、あ、赤羽さんですか」
赤羽「久しぶり。元気だったー?」
菓「ま、人並みには。赤羽さんこそ、ちゃんとご飯食べてますか?」
娃由「大丈夫だよ。これでも、私の専業主婦だから」
赤羽「誤解を招くようなこと言わないで!」
炎架「ほ、ほんと!?」
婁瞑「あらら・・・」
 え、ちょ、なんでみんな落胆してるの?
 ええ・・・
菓「そんな! あの時の約束は嘘だったの!」
赤羽「何の話?」
菓「私のこと・・・一生離さないって・・・」
赤羽「だ・か・ら! ありもしない事実を作り上げるな!」
 なんかすごく疲れた・・・
菓「ステータスに『ドジッ娘』も追加しときます? 何気に『天然』もあるしね」
赤羽「なんかすごく馬鹿にされてる気がするんだけど・・・」
娃由「総合で、『ロリ』、『無邪気』、『ツインテ』、『ドジッ娘』、『天然』の五つだね」
炎架「すごいステータスだね。 こりゃラスボス級かもしれない」
婁瞑「でも、それが逆にいいっ!」
赤羽「何の話ですか!」
 ああ・・・すごく疲れた・・・
 もう帰りたい・・・
??「あら、合格した時点で、あなたたちにこの学園から出る権利はないわよ?」
赤羽「そ、その声・・・!」
??「やあ、みなさん。検査は順調ですか?」
赤羽「さ、杯さん! こんなところで何を!?」
杯「やあ、赤羽。元気だったかい?」
赤羽「は、はい。 っていや、どうしてここに?」
杯「私、この日本支部を任されてるの。まあ、学園長みたいなものよ」
赤羽「さ、杯さんが!?」
杯「なんでそんなに驚くの・・・」
赤羽「い、いや、あの・・・。お察しいただければ・・・」
杯「ま、いいわ。予想はついてるし。 改めて、私が学園長の「ヘルメント」よ。本名は桜杯 杯。よろしく」
 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・
 ・・・
赤羽「この学園、どんなペット飼ってるんですか・・・」
杯「いや、うちはペットなんか飼ってないよ」
赤羽「<風林火山 リバース>。・・・こいつ、なんですか・・・」
杯「まあ、いわゆるワームみたいなやつだね。ランクSSSの生物兵器だよ」
赤羽「ちょっと失礼しますよ。 ・・・容赦しないよ?」
杯「赤羽なら大丈夫でしょう。このぐらいの雑魚」
赤羽「<花鳥風月 華の舞>」
 ──グゥゥ・・・
赤羽「<臨月 酸漿の刻>。とどめだよ」
 ──ガァァァァ!!
赤羽「まったく、いい迷惑だよ。こんなことするはめになるなんて・・・」
娃由「少しは手加減したらいいのに・・・」
赤羽「『やるからには全力で』だよ」
炎架「私の強化合金弾も通らなかったのに・・・」
婁瞑「潜在能力、だね」
赤羽「色々と境遇の関係で、自力で生きていく必要があったからね。両親もいなかったしさ」
 私の両親、肉親は、私を棄てた。
 だから私は、復讐をすると、そう誓った。
 意味があるのか、それはわからないけど。
 ただ、自分のためだけに。
赤羽「(あなたの分も、必ず・・・)」
杯「・・・」

◇一時間後◇

婁瞑「さて、それでは班分けを行います」
鼬「あなたは生徒会ですね。あなたは図書委員。あなたは生徒会」
 右の人から次々に任命されていく。
 生徒会とか、図書委員とは、ここで使われる伏字らしい。
 二重に伏字をかけている。
 実名から花の名前。
 花の名前から委員会へと。
鼬「赤羽さんは、体育委員でお願いします」
赤羽「はい」
 よりによって、だよ。
 体育委員=紫陽花=実戦部隊。
 ま、そんなことだろうと思ったけど。
鼬「娃由さんは清掃委員です」
娃由「はーい」
赤羽「ある意味、一番つらいかもね・・・」
娃由「まあね。でも、能力柄、しょうがないと思うよ」
 清掃委員=向日葵=処理班
 任務後の死体処理などを任せられるらしい。
娃由「物質移動は特異らしいだからね。まかせて」
赤羽「私に言われても困るけど、まあ、よろしく」
 他のも紹介しておきます。
 図書委員=椿=情報管理
 国際交流委員=蒲公英=諜報員
 保険委員=薔薇=衛生兵
 風紀委員=桜=狙撃班
 生徒会=カトレア=司令官
 他にもあったけど、それはまたそのうち。
赤羽「そういえば、私の能力って何だろう?」
炎架「では、今からクラス分けを行いまーす」
婁瞑「四組、私のとこに集合」
炎架「五組は私ね」
鼬「残念ながら、二組のみなさんは僕です。すいません」
 最悪だよ・・・。
 何気に炎架さんが担任ですか・・・。
 先が思いやられるよ。
炎架「ちょっと、それひどくない?」
娃由「炎架さんの実力は本物だよ!」
赤羽「そんなの関係ないからー・・・もっと根本的な問題だからー」
 鼬さんのほうが絶対にいいでしょ・・・
 そう思いませんか?
杯「誰に同意を求めてるの・・・」
赤羽「モニター越しに見てる人です」
杯「そ、そうゆう内面的なことは行っちゃだめでしょ」
娃由「同じクラスだね。よろしく」
女生徒「こちらこそ、よろしくね」
赤羽「手、出すの早すぎでしょ・・・」
鼬「うちの学校、この手の人が多いから。気をつけたほうがいいよ」
赤羽「ありがとうございます。なんか、気疲れしそうですよ」
鼬「何か、困ったことがあったら、生徒会の書記の二人に相談するといいよ。優しくしてくれると思うから」
??「あーかーばー!!」
赤羽「うわっ!」
??「合いたかったよーーぅ、私の運命の人ー!!」
赤羽「だ、誰だよ! く、苦しい・・・っ!」
 羽交い絞めにされながら必死に抗議する。
 聞こえてないのか、その手は一向に緩まない。
鼬「と、甘夏先輩、何してるんですか!」
甘夏「赤羽ー! 私の運命の人ー!!」
赤羽「く、苦しいぃ・・・。ぼ、ボクは君のことを知らないんだけど・・・」
娃由「『ボクっ娘』属性が着きました」
炎架「全員の高感度が+5しました」
 その冷静なツッコミが憎い・・・。
赤羽「あーっ! だぁぁ!!」
甘夏「わわわ!?」
赤羽「よっと。 まったく、死ぬかと思ったよ・・・」
甘夏「・・・・・・・・・」
娃由(う、うらやましい・・・)
赤羽「というか、思ったよりも小柄で可愛いんだ。ボクでも持てるぐらいだし」
甘夏「・・・・・・・・・。わ、私と結婚してくださいっ!!」
赤羽「いやいや、ちょっと話が進みすぎじゃないかな。少なくとも、出会ってすぐに「結婚してください!」は、断られて当然だと思う」
甘夏「そ、そうだね。まだ、早い・・・ね」

中断
最終更新:2012年10月14日 19:36