生産者編

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生産者編 - (2009/02/19 (木) 19:40:10) の編集履歴(バックアップ)


生産系キャラクターには元手が必要!

 実は、UO未経験者が0から生産系キャラクターをプレイするのは、あまりオススメできません。と言うのも、生産系キャラクターはスキル値MAX(100以上)になって初めて「儲けが出る」キャラクターになるからです。

 UOの生産系スキルに共通して言えることは、

  • 生産系スキル(成功率に影響)+原材料(消耗品)+加工道具(消耗品)
    →完成品
  • スキル値を上げるには、スキルを使って使って使いまくるしかない。
  • スキル値が低いうちは、スキルに失敗して原材料や加工道具を無駄に消耗することが多い。
    →スキルを使っても損する割合が高い。

 つまりスキル値が低いうちは、生産系スキルは儲けるどころか損するだけなので、非常に元手がかかるのです。資産のないプレイヤーが最初に生産系キャラクターをプレイすると、あっと言う間に破産して何もできなくなるでしょう。

初めての生産系キャラクター

 充分に資産がある、あるいは破産を覚悟の上で生産系キャラクターを作るとしても、やはりできるだけ損は抑えたいものです。初めて生産系キャラクターを作る際に、損を抑えるいくつかの方法を紹介します。

  1. “上級者”テンプレートからキャラを作成。
  2. 原材料や加工道具を低価格で調達。

“上級者”テンプレートからキャラを作成

 UOのキャラクター作成では、最初に8つのテンプレートから1種類を選ぶ必要があります。このとき、“上級者”を選んでください。

 「生産系なんだから“鍛治師”テンプレートでいいじゃん」と思うかもしれませんが、それはBlacksmithy(鍛冶)とTinkering(細工)とMininig(採掘)に限った話です。その他の生産系スキルは0からスキル値を上げる必要があり、損する割合が高いのです。

 “上級者”テンプレートの場合、任意のスキルを2~3種選べ、スキル値も上限50、合計100で割り振ることができます。なので、生産系スキルに上限の50までスキル値を割り振れば、そのスキルで損する割合を抑えることができます。“鍛治師”テンプレートにない生産系スキルをメインにするなら、迷わず“上級者”テンプレートを選びましょう。

原材料や加工道具を低価格で調達

 一口に生産系スキルと言っても、原材料の調達方法は様々です。その中でも、原材料を特に低価格で調達できる生産系スキルを紹介します。

  • Tailoring(裁縫)
     手間を惜しまなければ、原材料となる布地を無料で調達できます。羊毛(要ナイフや剣などの刃物)や綿を、糸車と織機(裁縫屋の店内やPC宅に置いてあります)で芯棒に巻いた布に加工し、それをハサミで布地へ切り分けるのです。全て無料で、スキルも特に必要ありません。
  • Mining(採掘)Tinkering(細工)
     ショベルまたはツルハシで鉱石を採掘し、溶鉱炉で精製した後、それをショベルやツルハシに細工する……と言うループが可能です。ただしスキル値が低いうちは採掘・精製・細工に失敗しやすいので、ある程度のスキル値や元手は必要になります。
    • Blacksmithy(鍛治)
       金属を原材料とするTinkering(細工)以外の生産系スキルは、やはりBlacksmithy(鍛治)です。金属の入手に不自由しなければ、スキル値0から始めても構わないでしょう。戦士系キャラクターをプレイする(予定がある)場合、なくても構いませんがあると便利、と言う感じです。

NPCからスキルを習う

 全てのスキルは、スキル値30前後までであれば、GOLDを支払ってNPCから習うことができます。もちろん、生産系スキルも習えます。  NPCの職業(例えばAlice the Tailorと言うNPCであれば職業はTailor=裁縫屋)によって、習えるスキルの種類は決まっています。しかし、習えるスキル値の限界は個々のNPCによって異なり、あるNPCからスキル値25まで習った後、別のNPCから同じスキルをスキル値30まで習うこと(必要なGOLDは差分のみ)もできます。

バルクオーダーは受けておけ!

 Blacksmithy(鍛治)またはTailoring(裁縫)をスキル値0.1以上習得していれば、それぞれの関連NPCから「バルクオーダー」、大量注文を受けることができます。特定の職業のNPCをシングルクリックすると、現れるメニューに「バルクオーダー」の項目があるはずです。これをクリックし、注文内容は何でもいいので「OK」を押してバルクオーダー証書(以下BOD)を貰いましょう。

 貰ったBODは、基本的にスキル値100以上になってから使います(スキル値が低くても使えますが、スキル値100以上で使った方が得です)。注文を完成させる制限時間や締め切りはありませんので、スキル値が低い間は貰うだけでOKです。NPCの周辺に他のプレイヤーが捨てたBODがあれば、拾って取っておいてもいいでしょう。

 一度注文を受けようとすると(OK、Canselに関係なく)待ち時間が発生します。待ち時間は1時間/2時間/6時間の3種で、スキル値が高いほど長くなります。NPCメニューの「バルクオーダー」をクリックしたとき、まだ待ち時間中であれば残り待ち時間が表示されます。待ち時間が0になったらNPCのところへ行き、こまめにBODを貰うようにしましょう。

 BODが溜まってきたら、バルクオーダーブックを手に入れてファイリングするといいでしょう。PC宅のVendorが販売していますので、探してみてください。1冊につき最大600枚のBODをファイリングでき、BODを何枚ファイリングしていてもアイテム数1重量1として扱われます。フィルタリング機能も付いており、目当てのBODを探すときに絞り込みやすくなっています。

 もしキャラクター間のアイテム移動ができる環境(家所持、別アカウント所持など)であり、スキル配分を決めていないなどスキル値に余裕がある場合は、「BODを貰うためだけ」にBlacksmithy(鍛治)やTailoring(裁縫)を習得する手もあります。この場合、BODを大量に貰うのが目的なので、スキル値は0.1で構いません。貰ったBODはスキル値100以上(に育てる予定)のキャラクターに渡し、そのキャラクターで使うようにします。

初期クエスト!

GrandMaster への長い道

生産に便利なモノいろいろ

 あると生産の際に便利なモノを紹介します。

ペット

 UOのおけるペットの用途は「戦わせる」「背中に乗る」「荷物を運ばせる」「単に連れ歩くだけ」に大別できます。このうち、生産系キャラクターは「荷物を運ばせる」ためにペットを持っていることが多く、また生産向けの特殊能力を持つペットを持っている場合も少なからず見られます。

  • Pack Horse(荷馬)
    NPC販売
    荷物を運べる馬。乗れません。飼い主がログアウトして一定時間が経過すると、野生化します。荷物を空にして厩舎に預けると野生化を防げます。
  • Pack Llama(荷ラマ、荷リャマ)
    NPC販売
    荷物を運べるラマ(リャマ)。乗れません。飼い主がログアウトして一定時間が経過すると、野生化します。荷物を空にして厩舎に預けると野生化を防げます。
  • Giant Beetle(巨大カブトムシ、通称ゴキ、青ゴキ)
    Animal Taming(動物調教)29.1
    巨大な青い甲虫。背中にも乗れ、荷物も運べる唯一のペットです。積載量は減りますが、飼い主が背中に乗った状態でも荷物を運べます。飼い主が乗っていれば、飼い主と共に積荷ごとログアウトします。飼い主が乗らずにログアウトした場合は、Pack HorseやPack Llamaと同様です。
  • Fire Beetle(火カブトムシ、通称火ゴキ)
    Animal Taming(動物調教)93.9
    巨大なオレンジ色の甲虫。背中には乗れますが、青い甲虫と異なり荷物は運べません。ただし、Ore(鉱石)をIngot(金属塊)に精製するのに必要なForge(溶鉱炉)の代用になるため、Mining(採掘)スキルを持つキャラクターは是非持っておきたいペットです。

 ちなみに、ペットの譲渡やペットへの命令にはAnimal Taming(動物調教)やAnimal Lore(動物学)が必要ですが、上記のペットはいずれもスキル値0で譲渡・命令可能です。

非生産系スキル

  • Magery(魔法)
    移動呪文「Recall」があり、非常に便利です。移動先を記録したアイテムさえあれば、材料を調達する際や、バルクオーダーを受ける(ために直接NPCに会う必要がある)ときに、行きたい場所へ一瞬で移動できます。
    また移動呪文「Gate Travel」を使えば、荷物を運ぶためのペットも共に移動できます(一応Recallでも可能ですが、そのためには時間と手間が必要です)。
    また移動先をアイテムに記録する唯一の呪文「Mark」があるため、Magery(魔法)スキルを持ったキャラクターはほぼ必須の存在です。
    一部の生産系スキルでは、Magery(魔法)スキルがないと作成できないアイテムもあります。
    全ての呪文で、使う際に「秘薬」と呼ばれる「呪文の材料」を消費します。
  • Chivalry(騎士道)
    移動呪文「Sacred Journey」があり、非常に便利です。使い方はMagery(魔法)スキルの「Recall」と同じです。
    秘薬を消費しない代わりに、特定の場所に設置されている「アンク(♀型の碑)」に奉納したゴールドに等しいポイントを消費します。
    ただし、Magery(魔法)スキルの「Gate Travel」「Mark」に相当する呪文はありません。移動呪文を使うには移動先を記録したアイテムが必要なので、Magery(魔法)スキルを使えるキャラクターがいないと不自由することもあるでしょう。

移動手段

 UOでの移動手段は「徒歩/騎乗生物」「ムーンゲート」「移動呪文」「船」に大別できます。

  • 徒歩
  • 騎乗生物
  • Moongate(ムーンゲート)
    世界各地に設置されている、固定のワープゲートです。かつてUltima4で「2つの月の満ち欠けで出入口が決まるワープゲート」と設定されていたため「ムーンゲート」と呼ばれていますが、UOのムーンゲートはいくつかの選択肢の中から好きな行き先を選ぶことができます。
  • 移動呪文
    UOに実装されている移動呪文は、Magery(魔法)スキルの「Teleport」と「Recall」と「Gate Travel」、Chivalry(騎士道)スキルの「Sacred Journey」の4種類です。
    Teleportは、現在地から11マス以内の、視線が通る任意の位置に移動できます。近距離移動しかできないため、川や柵を越える、と言った使い方が主です。
    RecallとSacred Journeyはどちらも効果は同じで、特定のアイテムに記録された移動先に移動できます。記録された場所であれば距離は問わず、遠距離移動も可能です。また、同じ座標に立てば「おきにいり」のペットも連れて移動できます。
    Gate Travelは、特定のアイテムに記録された移動先と現在地の間にワープゲートを開く呪文で、誰でも通ることができます(見知らぬプレイヤーが開いたゲートでも!)。危険なファセットであるフェルッカ行きのゲートは赤、その他(トランメル・ルールのファセット)行きのゲートはムーンゲートと同じ青になります。

家とハウスアドオン

 生産スキルの中には、特定の固定設備の付近にいないと使用できないものがあります。固定設備は通常、各街のNPCがいる建物付近に設置されていますが、PC宅に設置できる家具専用アイテム(ハウスアドオン)の中にも生産用設備があり、それらが設置されていれば、PC宅でも固定設備を利用する生産スキルが使用できるようになります。

  • Small Forge、Large Forge、Eleven Forge(溶鉱炉)
    Carpentry(大工)73.6~78.9、Blacksmithy(鍛治)75.0~80.0
    金属を溶かすための固定設備です。Blacksmithy(鍛治)スキルの他、Ore(鉱石)をIngot(金属塊)に精製する際にも使用します(Mining(採掘)スキルで判定)。一部の料理の加熱にも使えます。
    Fire Beetle(火カブトムシ、通称火ゴキ)で代用できます。
  • Anvil(金床)
    Carpentry(大工)73.6、Blacksmithy(鍛治)75.0
    金属の形を整えるための固定設備です。Blacksmithy(鍛治)スキルで使用します。
  • Spinning Wheel(糸車)
    Carpentry(大工)73.6、Tailoring(裁縫)65.0
    繊維を糸に紡ぐための固定設備です。スキルに関係なく使用できます。紡いだ糸はLoom(機織り機)を使えば布にできます。
  • Loom(機織り機)
    Carpentry(大工)84.2、Tailoring(裁縫)65.0
    糸を布に織るための固定設備です。スキルに関係なく使用できます。織った布はTailoring(裁縫)スキルの材料になります。
  • Flour Mill(製粉機)
    Carpentry(大工)94.7、Tinkering(細工)75.0
    小麦を挽いて小麦粉にするための固定設備です。スキルに関係なく使用できます。挽いた小麦粉はCooking(料理)スキルの材料になります。
  • Stone Oven(石釜)
    Carpentry(大工)68.4、Tinkering(細工)50.0
    料理の材料を加熱するための固定設備です。Cooking(料理)スキルで使用します。
  • Water Trough(水桶)
    Carpentry(大工)94.7
    水が入った固定設備です。中の水は無限に汲むことができます。直接水を使用する生産系スキルはありませんが、Cooking(料理)スキルやガーデニングでは容器に汲まれた水を(場合によっては大量に)使用することがあり、また水が入手できる場所は限られているため、家の中で無限に水が調達できる水桶は重宝するでしょう。

装備

  • Blacksmith Gloves(掘り手袋、採掘手袋)
    Blacksmithy(鍛治)のバルクオーダーで手に入る報酬品の一つで、装備するとMining(採掘)スキルが上がります。
    手袋にはLeather(+1)、Studded(+3)、Ringmail(+5)の3種類があり、オーダーの難易度が高いほど報酬でもらえる手袋のスキル値も高くなります。と言っても、手袋そのものが報酬品の中でも低ランクに位置づけられているので、手袋を報酬とするオーダーの難易度は全体的に低めです。
  • Lower Reagent Cost(秘薬低減装備)
    特殊能力「秘薬コスト-xx%」が付いた防具とアクセサリーです。
    Magery(魔法)の秘薬、Necromancy(ネクロマンサー魔法)の秘薬、Chivalry(騎士道)の奉納ポイントの消費を、設定された確率で0にします(つまり一定の確率で、秘薬や奉納ポイントを消費せずに呪文が使えます)。秘薬低減装備を複数装備している場合は、装備中のアイテムに設定されている確率の合計が、最終的な「秘薬を消費せず呪文が使える」確率になります(合計値が100%以上であれば、秘薬を全く消費せずに呪文が使えます)。
    生産系スキルのAlchemy(錬金術)やInscription(書写)スキルも秘薬を消耗しますが、呪文ではないため、秘薬低減装備は全く効果がありません。そのため秘薬低減装備は無くても構いませんが、移動呪文を頻繁に使う場合は出費を抑えることができます。

その他のアイテム

  • Recall Rune(ルーン)
    移動呪文「Recall」「Gate Travel」「Sacred Journey」に必須のアイテムで、1個につき1ヶ所の移動先を記録できます。移動先を記録するには、Magery(魔法)スキルの「Mark」を使います。
    • Runebook(ルーンブック)
      Recall Runeをファイリングできるアイテムで、1冊につき最大16個のRecall Runeをファイリングできます。ファイリングしたままでも移動先を選べるので、Recall Runeは通常、Runebookにファイリングした状態で使います。
      また、そのキャラクターのMagery(魔法)スキル値やChivalry(騎士道)スキル値が0でも、チャージの残り回数だけファイリングされた場所へ移動(Recall)できます。Runebookのチャージ数は、Recall呪文が使える魔法の巻物で補充できます。

BODを完成させる

BODには大口と小口があります。

大口BODを完成させるのは、非常に大変な作業です。 と言うのも、大口BODは「品質・材質・個数が同一の完成した小口BOD」を登録しなければならず、Blacksmithy(鍛治)BODの場合は約1500種類の小口から特定の2~6種類を、Tailoring(裁縫)BODの場合は約800種類の小口から特定の4~6種類を揃えなければいけないからです。アイテム・品質・材質・個数の出現率にある程度の偏りはありますが、BODの入手は基本的にランダムなので、必要な小口を揃えるだけでも大変だとお分かりいただけるでしょう。

初心者視点で生産キャラについて考える

育成の基礎知識

UltimaOnline(以下UO)では、キャラクターが何らかの行動を取ると、「その行動に関連するスキル」と「スキルに関連する2つの能力値」に「成長する可能性」が発生します。 つまり、よくやる行動に関するスキルや能力値は成長する可能性があり、全く行わない行動に関するスキルや能力値は成長する可能性も全くありません。

スキル値や能力値が低いほど成長する可能性は高く、高いほど成長する可能性は低くなります。あくまで「成長する可能性」であり、実際に成長するかどうかは運任せになります。

スキル値と能力値は、個別に「上昇」「下降」「固定」が設定できます。

  • 初期状態では全て「上昇」に設定されており、全てのスキル値と能力値で成長する可能性があります。
    • 能力値は「スキル値の成長判定に成功したとき」のみ成長判定が起こります。
      ただし、スキル値が上限に達していても、「上昇」に設定していればスキル値の成長判定は起こります。よって、スキル値を「上昇」にしておけば、スキル値の成長はなくても能力値が成長する可能性はあります。
  • スキル値と能力値を「固定」に設定すると、スキル値と能力値の変化はなくなります。
  • スキル値と能力値の「下降」は、上限と関係しています。詳しくは後述の「値の下降」にて。

スキル値の上限

スキル値は、個別に上限値が設定されています。この上限を「(スキル)キャップ」と呼びます。個々のスキル値の上限は通常100ですが、特定のスキルのみ、特殊なアイテムを使うことで最大120まで引き上げることができます。なお、上限値を引き上げても現在値の変更はありません。

また、スキル値の合計にも上限値が設定されています。合計の上限は通常700ですが、アカウント歴(UOをどれくらい長くプレイしているか)によって最大720まで引き上げることができます。この上限の変更は自動で行われます。

個々のスキル値の上限を引き上げても合計の上限は引き上げられませんし、逆もまた同様です。

能力値の上限

スキル値と同様に、能力値も個別に上限値が設定されています。個々の能力値の上限は125です。現在、この上限を引き上げる手段はありません。また下限は10です。

またスキル値と同様に、能力値の合計にも上限値が設定されています。この上限を「(ステータス)キャップ」と呼びます。合計の上限は通常225ですが、特殊なアイテムを使うことで最大250まで引き上げることができます。なお、上限値を引き上げても現在値の変更はありません。

値の下降

スキル値または能力値の合計が上限に達していないとき、スキル値や能力値の下降は起こりません。

スキル値または能力値の合計が上限に達したとき、「下降」に設定されたスキル値または能力値がなければ、スキル値や能力値はそれ以上成長しません。

スキル値または能力値の合計が上限に達したとき、「下降」に設定されたスキル値または能力値があれば、個々のスキル値や能力値の成長は可能です。このとき、「下降」に設定されたスキル値または能力値が犠牲になります。

スキルの絞込み

個々のスキル値の最高値が100~120、スキル値合計の最高値が700~720と言うことは、キャラ1人が持てる Grandmasterの称号(スキル値100)は最大7つ、Legendaryの称号(スキル値120)は最大6~7つとなります。

スキルを最大限に生かしたければ、スキル値は最高値にする必要があるため、当然、最高値にしたいスキルは6~7つ程度に絞り込まなければいけません。ただし、あまり重要でないスキルを最低限の値に抑え、補助関係にあるスキルを拾得するのも選択肢のひとつです。

なお、スキル値を補正する装備も存在しますが、確実に入手できる保証もなく、また死亡などで紛失してしまう可能性もあるので、「なくて当然、あればラッキー」程度に考えておいた方がいいでしょう。

敵対策スキル

UOでは、どんなキャラクターを作るにしても「敵」に対処できる何らかの能力が必要です。以下、生産キャラに多い敵対策スキルを紹介します。

スキル名 前提条件 特徴
Chivalry
(騎士道)
アイテム:Paladinbook(騎士の書:白) 魔法、全10種。
各呪文に必要最低スキル値があり、スキル値に応じた呪文だけが使える。
HP回復、解毒、解呪、移動と生産に必要な魔法は一通り揃っている。荷馬を連れて移動するには、荷馬を「おきにいり」状態にする必要がある。
使うには、マナ以外にアンク(♀)への寄付が必要。アンクへ寄付するとポイントが溜まり、使うたびにポイントを消費する。ポイントがなくなると使えなくなる。
Magery
(魔法)
アイテム:Spellbook(呪文書:赤)と秘薬
アイテム:Scroll(巻物)
魔法、全64種。第1~第8サークル(魔法レベル)に8種ずつ呪文がある。
各サークルには必要最低スキル値があり、スキル値に応じたサークルの呪文だけが使える。
HP回復、解毒、解呪、移動と生産に必要な魔法は一通り揃っている。荷馬を連れて移動するには、第7サークル(レア呪文)の「Gate Travel」が必要。
Spellbook(呪文書)から使う場合、マナ以外に「呪文がSpellbook(呪文書)に書かれていること」と「使いたい呪文に応じた秘薬」が必要。秘薬は全8種類で、NPCから買える他、フィールドや敵から拾うこともできる。初期状態のSpellbook(呪文書)は白紙で、新たな呪文を覚えるには、その呪文のScroll(巻物)をSpellbook(呪文書)に書き込む(ドラッグ&ドロップ、または左クリックメニュー「呪文書に追加」する)必要がある。
Scroll(巻物)から使う場合、マナ以外に「Scroll(巻物)の呪文より2サークル下の呪文が使えるMagery(魔法)スキル値」が必要で、1回だけの使い切り。Blank scrollは白紙のスクロールなので、魔法は使えない。
呪文のうち、第1~第4の32種はNPCからScroll(巻物)を買える。第5~第8の32種は敵からScroll(巻物)を狩るか、PCベンダー(PCが雇ったアイテム販売専用NPC)からScroll(巻物)やSpellbook(呪文書)を買うか、目的の呪文と対応する書写スキルを持ったPCにScroll(巻物)のコピーを頼む、と言った方法しかない。
なお、NPCへ売り払ったアイテムは一定時間だけ転売されるので、運がよければ、他PCがそのNPCへ売り払ったレア呪文のScroll(巻物)を買うことも可能。
Hiding
(隠蔽)
隠れるだけのスキル。移動は不可。
Stealth
(隠密)
スキル:Hiding(隠蔽)50以上 隠れたまま移動するスキル。
Lumberjacking
(伐採)
材料調達スキルの一つだが、Axe(斧)系武器のダメージを増やす効果がある。戦闘にはSwordsmanship(剣術)など武器スキルが別途必要。

最初に欲しい生産スキル

スキル名 前提条件 特徴
Mining
(採掘)
Pickaxe(つるはし)
Shovel(シャベル)
Mining(採掘)で Ingot(金属塊)を調達し、それを Tinkering(細工)で必要な道具に加工する。
Mining(採掘)に必要な道具は Tinkering(細工)で作れるので、Ore(鉱石)を Ingot(金属塊)に精製するための Forge(溶鉱炉)さえあれば、採掘現場でのスキル上げ、無限掘りも可能。
通常の Forge(溶鉱炉)は固定設備だが、移動可能な Forge(溶鉱炉)とも言える騎乗生物 Fire Beetle(火ゴキ)に乗って無限掘りする掘り師も多い。
Tinkering
(細工)
Tinker's Tool(細工道具) Ingot(金属塊)

材料調達に便利なアイテム

  • 刃のついた武器
    Knife(ナイフ)やSword(剣)、Axe(斧)など。死体に使うと生肉や皮を剥ぐ、木に使うと焚き火用の薪(ナイフや剣)や材木(斧)が採れる、と言った使い方ができる。
  • Scissors(鋏)
    各種のCloth(布)を切ってBantage(包帯)を作る、Hide(皮)を切ってCutting Leather(なめし革)にする(重量軽減)、一部の布製品をCloth(布)に戻す、一部の革製品をCutting Leather(なめし革)に戻すなど、いろいろ重宝する。
  • 大工用工具
    Saw(鋸)など。Log(丸太)をBoard(板)にする(重量軽減)。
  • 溶鉱炉
    固定設備のForge(溶鉱炉)、騎乗生物のFire Beetle(火ゴキ)。Ore(鉱石)をIngot(金属塊)に精製する(重量軽減)。

スキルと生産物

材料調達系

スキル名 前提条件 特徴
Fishing
(釣り)
Fishing pole
(釣竿)
Fish(魚)を釣る。
ただし魚より、レアアイテムや地図を釣るスキルとして宝探しに使われる。
Cooking(調理)に使う。
Lumberjacking
(伐採)
Axe(斧)系武器 Log(丸太)を切り出す。
ただし丸太より、Axe(斧)系武器のダメージを増やすスキルとして使われる。
Bowcraft/Fletching(弓矢工)に使う。
Carpentry(大工)に使う。
スキル値100 特殊素材を採取する。 Alchemy(錬金術)に使う。
Carpentry(大工)に使う。
Mining
(採掘)
Pickaxe
(つるはし)

Shovel
(シャベル)
Ore(鉱石)を掘り出す。 Mining(採掘)に使う。
スキル値100
教科書を読む
Sand(ガラス砂)を掘り出す。 Alchemy(錬金術)に使う。
スキル値100
教科書を読む
High quality grantie(花崗岩)を掘り出す。 Carpentry(大工)に使う。
Forge
(溶鉱炉)
Ore
(鉱石)
Ore(鉱石)をIngot(金属塊)に精製する。 Blacksmithy(鍛冶)に使う。
Carpentry(大工)に使う。
Tinkering(細工)に使う。

材料加工系

スキル名 前提条件 特徴
Alchemy
(錬金術)
Mortar and pestle
(すり鉢&スリコギ)
秘薬 Empty bottle
(空瓶)

Potion Keg
(薬樽)
Potion(液薬)を作る。
Blow Pipe
(吹き竿)
Sand
(ガラス砂)
スキル値100
教科書を読む
Empty bottle(空瓶)などガラス製品を作る。
Blacksmithy
(鍛冶)
Smith's hammer
(鍛治用鎚)

Sledge hammer
(大鎚)

Tongs
(トング)
Ingot
(金属塊)
Forge
(溶鉱炉)

Anvil
(金床)
金属製の武器や防具を作る。
Scale(鱗) 竜鱗製の武器や防具を作る。
Ingot(金属塊) Forge
(溶鉱炉)

Anvil(金床)

Tailoring(裁縫)50
Tessen(鉄扇)を作る。
Bowcraft/Fletching
(弓矢工)
Fletcher's tools
(弓工具)
Log
(丸太)

Board
(板)

Feather
(羽毛)
弓矢を作る。
Carpentry
(大工)
Saw
(鋸)など

加工道具は全11種
Log
(丸太)

Board
(板)

Ingot(金属塊)
木製の武器や防具、家具を作る。
Blacksmithy(鍛冶)75/80 鍛治関連設備を作る。
Magery(魔法)50/75 Pentagram(魔法陣)を作る。
Musicianship(音楽)45 楽器類を作る。
Tailoring(裁縫)40/50/65/75 Fishing pole(釣竿)、Screen(衝立)、戦闘訓練用人形、裁縫関連設備、一部のベッドを作る。
Tinkering(細工)50 調理設備を作る。
Mallet and chisel(木槌とのみ) High quality grantie(花崗岩) スキル値100
教科書を読む
石製の家具を作る。
Cartography
(地図作成)
Mapmaker's pen
(地図職人のペン)
Blank scroll
(白紙の巻物)

Map
(白紙の地図)
各種のMap(地図)を作成する。
ただし地図の作成より、地図を読むスキルとして宝探しに使われる。
Cooking
(料理)
Flour sifter
(粉ふるい)

Rolling pin
(のし棒)

Skillet
(フライパン)
小麦粉
野菜、果物
生肉、生魚
水など
各種の料理を作成する。何も食べなくても飢え死にはしないが、食べるとスタミナ回復が早くなる。
Inscription
(書写)
Scribe's pen
(書記のペン)
秘薬

Blank scroll
(白紙の巻物)

Recall rune(ルーン)
Spellbook
(呪文書:赤)
Spellbook(呪文書)やScroll(巻物)などを作る。
ただし生産より、魔法ダメージを増やすスキルとして使われる。
Magery
(魔法)
Spellbook
(呪文書:赤)
秘薬 スキル値51.5 6thサークルの魔法「Mark」を使って、移動魔法に必要なRecall runeに現在地を刻むことができる。これを「ルーンを焼く」と言う。
なお、1stサークルの魔法「Create Food」を使って、一部の食材を生み出すこともできる。
基本的に戦闘用スキル。
Scroll
(巻物)
スキル値22.9
Tailoring
(裁縫)
Sewing Kit
(裁縫道具)
Cloth
(布)

Leather
(なめし革)

Bone
(骨)
普通の衣服や、布製または革製の防具、骨製の武器と防具を作る。
Tinkering
(細工)
Tinker's Tool
(細工道具)
Ingot
(金属塊)

Log
(丸太)

Board
(板)
罠や生産用の道具、装飾品などを作る。

大工道具 素材の色は付けられない。

名前 重量 材料 Tinkering(細工)スキル値
最低値 絶対成功値
(通常品質)
絶対成功値
(高品質)
スキル値100
成功率
Jointing Plane 2 木材(4) 0.0 50.0 80.0 100%
Molding Planes 2 木材(4) 0.0 50.0 80.0 100%
Smoothing Plane 1 木材(4) 0.0 50.0 80.0 100%
Hammer 2 インゴット(1) 30.0 80.0 - 95.0%
Draw Knife 1 インゴット(2) 30.0 80.0 - 95.0%
Froe 1 インゴット(2) 30.0 80.0 - 95.0%
Inshave 1 インゴット(2) 30.0 80.0 - 95.0%
Scorp 1 インゴット(2) 30.0 80.0 - 95.0%
Dovetail Saw 2 インゴット(4) 30.0 80.0 - 95.0%
Saw 2 インゴット(4) 30.0 80.0 - 95.0%
Nails 2 NPC販売のみ

生産を補助するスキル

Arms Lore
(武器学)
Blacksmithy(鍛冶)
Bowcraft/Fletching(弓矢工)
Carpentry(大工)
Tailoring(裁縫)
Tinkering(細工)

移動手段

  • 徒歩
  • 騎乗生物
  • ムーンゲート
  • 魔法
    • Recall
    • Gate Travel
    • Sacred Journy
      通称「騎士リコール」。

ペットについて

 UOにおけるペットの用途は、

  • 戦わせる
    全てのペットは、飼い主の命令に従って戦わせたり飼い主を守らせたりできます。しかし飼い主の命令に従うかどうかは、Animal Taming(動物調教)のスキル値に左右されます。
  • 背中に乗る(騎乗生物)
    一部のペットは騎乗でき、徒歩より若干移動が早くなります。単なる時間節約のほか、UOでは移動するとスタミナを消費し、スタミナが0になると移動できなくなるため、わずかな移動速度の違いが戦術や戦略を左右することもあります。
  • 荷物を運ぶ
    一部のペットはペット自身のバックパックを持っており、1600ストーンまでの荷物を積んで運ぶことができます。
  • 連れて歩く
    背中に乗ることも荷物を運ぶこともできず、戦わせてもほとんど役に立たないペットもいます。完全に趣味の領域です。

※ペットの名前を変更するには、

  1. 名前を変えたいペットをドラッグ(左クリックしたままカーソル移動)
  2. ペットのHPバーが出現。このときペット名前の色が微妙に紫なのを確認
  3. ペット名にカーソルを合わせてDeleteまたはBackspaceで名前を消し、新しい名前を入力
    • 英数字のみ。スペース不可

材料とその調達方法

ツールボックス

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