モーニングスター

morning star

歴史:13世紀~17世紀
地域:ヨーロッパ
全長:50cm~80cm
重量:2.0kg~2.5kg


“明けの明星”の意を持つ打撃武器で、その名は放射状に突き出た棘を持つ事による。

打撃武器を棘で強化する手法それ自体は古くからよく用いられたものであったが、
13世紀頃にドイツ地方で「モルゲンステルン」として生まれたこの武器の特色は、
球状ないし楕円球状をした、より大型の柄頭に放射状の棘を配置している事である。
これにより一撃の威力がより増大し、その性能の高さから次第にヨーロッパ各地へと
広まりを見せていった。

一般的には上記のような、メイスの一種としての武器を指す言葉だが、より狭義に
というかファンタジー作品的にはフレイル状の、殻物部分に棘つき鉄球を用いたものを
こう呼ぶ事が多い。
(無論、フィクションのみならず史実においても、フレイル状のものを「モーニングスター」
 と呼称する例はある)

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最終更新:2014年09月10日 02:35