755 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 00:29:47 ID:TF2moUe+ [2/4]
つSSっす。
時期的には、ピクドラのかじゅ桃旅行前。季節感無視してすまぬー。
成分/かじゅ、桃、部長、和、キャプテン。3年大好き、キャラ崩壊、微エロ。
表現がくどくてうざいす。だから、嫌いなお人はスルーで。
前回の反省を踏まえ1レス辺りの文字数を大幅に増量中。題名古くてすまぬー。
756 名前:ひと夏の経験1[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 00:31:21 ID:TF2moUe+
―♪あーなたに女の子の一番大切なーものをあげるわー♪―
TVの中で清楚な白いワンピースを着た女の子が歌っている。
夏休み中の今の時期は、音楽番組も懐メロが多いような気がする。
桃はTVの司会者が《……山口百恵さんです》と言うのを聞いて、
(この歌手さんもモモさんなんすね…)と思った。
(女の子の一番大切なものって…)桃は三十年以上も前のヒット曲に聞き入った。
その年の夏、日中は日々この夏の最高気温の記録更新を続け、夜は夜で熱帯夜が続いていた。
そんな暑苦しい夏の宵、とある部屋で二人の少女が立ったままキャミソール姿で抱き合っていた。
一人はやや長身でスラリとした体つきをしている。怒り肩だがそれが姿勢の良さを引きたてる。
軽く頭を振ると紫がかったミディアムストレートの髪がさらりと揺れる。
もう一人も身長はけして低くはなく、対照的な撫で肩がしなやかな体躯を強調している。
この暑さの中黒いストッキングをはいているのは仕様だろう。
少しくせのある赤毛を長身の少女に撫でられていたが、その手が止まると、
「本当にこれでいいんだな…」 吐息まじりの低い声が耳をくすぐり、
「何をいまさら…んふ。いいわよ、続けて…」 鼻にかかった声が漏れる。
互いの意志の最終確認とも取れる会話の後、
発声器官であるはずの唇は今やその活動をやめ、別の目的のために動きだした。
相手の左の耳たぶを軽くはんだ後、耳下にくちづける。
そのまま首筋をちゅちゅと軽く音をたてながら、ついばんでいる時に舌先が触れた。
首筋に感じる唇の触覚は、今まで味わったことのない別の感覚となって全身を包む。
「んっ、まだ舌使わないで…(感じ過ぎちゃうじゃない…)」
舌が触れたところは少し熱く濡れた感触があり、そこからはさらに甘いしびれが走った。
唇で首筋に刺激を与えると同時に、自分の唇も初めての感覚に襲われているのがよくわかる。
「あぁ、すまない(なるほど、したいと思うと自然に出てしまうものなのだな…)」
自分で意識せずに舌が出たことに感心する。
舌先に感じたのは自分のとは違う、他人(ひと)の汗の味だった。
「ん、強く吸うと痕がつくのよ」少し身体を離し、鎖骨に吸いつくとそんなことを言われた。
「そ、そうなのか…つけてみていいか」子供染みた好奇心が頭をもたげ、
「やーよ。や、」軽い拒否を無視し、想いのまま吸いつく。
「おう、ほんとに赤くなるんだな」自分のつけたキスマークを指で優しくさすると
「あーあ。これしばらく取れないのよね」同じ場所に指を重ねてくる。
「これは、あれだな。自分の印をつけた気分になるな」また想ったことを言うと、
「バカね」緊張がほぐれたようにクスクスと笑う声がした。
笑い声につられたようにこちらを見上げ柔らかくなる表情に安堵する。
優しく左手が握られ、そっと口元に運ばれると、一本ずつ指に口づけをされた。
「ねぇ、その表情色っぽいわよ」本心からか羞恥心からか分からない言葉が口をつく。
「そうか」口づけに夢中なのだろうか。気のない応えが返ってくる。
「すごくいい」今度は本心から出た言葉。
「それは、恥ずかしいな」やっと上げた顔は真っ赤になっていた。
お互いに見つめ合い、どちらからともなくベッドに腰かけた。
そして、手が下からそっと胸をつつみ込むように触れた時、動きが止まった。
「違う…」
「え?」
「違うんだ…。桃は、こう、もっとおっぱいさんなんだ」
ボスッン!久の振り回した羽根枕が、ゆみの横っ面にヒットした。
「ちょっと、ゆみ。いい度胸してるわね…(怒)こうなったら徹底的にやってやろうじゃない!」
久のやる気スイッチが入った。
最終更新:2010年05月26日 04:14