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915 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 04:21:54 ID:eLMv+Y6E [1/6]
こんな時に流れも読まずにSS投下。

文才なんてないので読んで下さらなくてもけっこうですが
最後のアンケートに答えてくれると助かります。

では、一と透華の話。全部で5スレぐらいかな?いきます。

916 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 04:22:42 ID:eLMv+Y6E
コンコン。

廊下にノックの音が響いた。

ここは、知る人ぞ知る龍門渕高校
...の経営をしている龍門渕家の屋敷である。


午後の昼下がり、休日のティータイムに
主人へのアッサムティーを届けるため
その扉を叩いた一だったが、中からの返事は返っては来なかった。

(...?)

コンコン。

「とーか?」

先程の行為をもう一度繰り返しても、結果は同じだった。

(とーか...いないのかな?)

主人...一はこの龍門渕家の龍門渕透華の専属メイドである。

故に主人とは龍門渕透華その人であるが
彼女の行動パターンは日頃付き添っている一には全て把握しきっていた。

...つもりであったが、どうやらそうでもないらしい。

いつもなら部屋にいる筈の透華は、今日は不在のようだ。

(...。)

心に少しのショックを受けながらその場を去ろうとした一は
そこで扉が僅かに開かれているのを発見した。

(閉め忘れかな。)

(...!)

ドアを閉めようとノブに手をかけた時、一は中に人の気配を感じた。


(...誰?)

もしかして泥棒かと思い一は気配を殺してそっと扉を開ける。

中は、天気のいい昼下がりにもかかわらず薄暗かった。
見るとカーテンが窓を全て覆っていて
窓も全て閉じられているのか隙間風もなかった。

人影を探す為に中を見渡すもそれらしきものはなかった。

(...?)

勘違いかと思って扉を閉じかけた時、


「...ウフフ...」


(!!)

中から確かに人の声が漏れるのを耳にした。

(...あやしい。)

一はそのまま息を殺して中へそっと入る。
物音を立てずに声がした方へ徐々に詰め寄ると
人影らしきものを発見した。

(あ、あれは...!)

人影をじっと観察する。
それは床にしゃがんでこちらに背中を向けていた。

髪は長くウェーブがかかっていてよく見ると
頭のてっぺんにアホ毛が揺らめいるのが見て取れた。

つまりは...

(とーか!)

…。

考えてみれば当たり前の事で、
ここ龍門渕屋敷には最先端の防犯システムが完備されている。
部外者は並大抵の事では入って来れないので透華本人なのは当たり前なのである。

(でもとーか、何してるんだろう?)

こんな薄暗くして、と、そこで一は透華の前から
微かに光が漏れているのを発見した。何かをやっているらしい。

(......?)

透華はどうやらこちらには気付いていないらしく
とぎれとぎれに奇声を発している。

「ウフフ...ウヘヘ...」

(ん??)

怪訝に思って、しのび足で背後まで忍び寄る...。

「グフフ、ゲヘヘ...」

相変わらず奇声を発している透華の背後から
そっとその手にしている物を一は覗き見た。




「............楽しそうだね。」

「ひっ?!!」

いきなり耳元で低く囁く声がして透華は飛び退いた。



「は、ははははははじめっ?!!」

見ると一がそこにいた。
片手にティーカップを乗せたお盆を持ちながら
顔はうつむいていて表情が見て取れない。

「は、はじめ?!ど、どうしてここにっ??!」

「どうしてって...そろそろお茶の時間」

淡々と一は答える。

「え?あ...。」

時計を見ると、針が午後3時ちょうどをさそうとしていた。
薄暗い中、集中していた為か透華は気が付かなかった。

「え、ええと、は...はじめ?ち、違うんですのよ?
 こ、これは咲-Saki-Portableというゲームでして」

「うん知ってる、入手困難で難民が出ていたんだよね」

「そ、そうですの!
 ですからハギヨシに頼んで大量に手に入れたのですわ!そ、それで、!」

「いつでも原村さんと打てるね」

ピキーン。

「うッ...。」

透華はその場が氷ったかのように感じた。

「.........。」

「.........。」

ふと、一は身を翻し、向こうへと歩いて行く。

「は、はじめ...?」

恐る恐る透華は声をかける。
一の背中は依然として張り詰めた空気を醸し出していた。

「えと、その、これはただ...」

何とかその場の雰囲気を和らげようとして言葉を探すも
透華は何も良い言葉が思い当たらなかった。

(な、何を言っても...ただの言い訳にしか思えないですわ!?)

あわ、あわ、と透華は考えあぐねている。

国広一は龍門渕透華の事が好きである。

このことは透華自身も知っている。
いくら鈍感とはいえ日々生活を共にしていて気付かないはずはない。

一は普段、自分の原村和に対する言動にどうこう言ってくる事はないが


それでも多少の後ろめたさは感じていた。

気持ちを知っていながら声を大にして原村原村言っているのは
確かに申し訳なく感じたが、でも本能には勝てずに
こうして隠れて原村へ対する鬱憤を晴らしていたりした訳で...

(ってこの時点で既にアウトですわ!!


 ...あぁ...さらばワタクシ...)

(そ、そもそも私も一がありながら何でこんなことを......)

ゴトッ。

(!!ッ)

半ば自虐を始めた透華の思考を止めたのは一が机に置いたティーカップの音だった。

「は、はじめ...??」

一は透華には答えず、ゆっくりと振り向いた


満面の笑みを、その顔に浮かべて―――




=====~~~アンケート~~~======
はい。この後の展開は~??

1.しろはじめくん

2.くろはじめくん

さぁ、あなたはどっちっ??><
  • くろはじめくん! (2010-05-30 18:26:55)
  • くろはじめくん (2010-05-30 19:44:11)
  • くろはじめくんで (2010-06-02 22:51:21)
  • くろはじめくんだろ (2010-06-07 11:42:02)
  • くろはじめくん ですね♪ (2010-06-19 20:45:13)
  • くろはじめくんがいいなぁ (2010-06-22 15:39:28)
  • これって集計されるのか?くろで (2010-06-27 15:56:09)
  • くろがいいな~笑 (2010-06-29 12:03:40)
  • しろはじめくん (2010-09-12 16:18:44)
  • しろはじめくん (2010-09-16 18:52:00)
  • はじめはどこまでも白ですわ (2010-09-21 23:06:32)
  • くろはじめくん ですね♪ (2010-10-02 08:01:30)
  • 黒!くろはじめくん!ってか白少なっ! (2010-10-14 11:51:18)
  • は (2010-11-06 13:19:12)
  • やっぱ黒だね〜?ロッ〇の…… (2010-12-26 02:28:53)
  • 白に決まっているだろ (2012-05-02 17:55:11)
  • 白、ですわ (2012-05-02 19:01:54)
  • 黒 (2012-05-09 20:58:02)
  • ボクは・・・黒、かな。透華と一緒にいられるならどっちでもいいけど。 (2012-05-09 23:16:52)
  • くろはじめくんかな (2012-05-14 23:58:13)
  • くろはじめくん (2012-06-03 14:19:07)
  • 黒でお願いします (2012-06-08 18:14:24)
  • くろはじめくん (2012-06-11 22:28:17)
  • やっぱ黒でしょ (2013-07-31 17:00:54)
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最終更新:2013年07月31日 17:00