460 :名無しさん@秘密の花園 2012/07/04(水) 21:47:59.93 ID:yn6VdUKj
464 :名無しさん@秘密の花園 2012/07/04(水) 22:01:30.72 ID:yn6VdUKj
465 :名無しさん@秘密の花園 2012/07/04(水) 22:02:45.47 ID:yn6VdUKj
466 :名無しさん@秘密の花園 2012/07/04(水) 22:04:19.29 ID:yn6VdUKj
怜竜書いてみた
エロさ皆無だけどいいかな?


「なぁ、怜はなにがええの?」
「ん、・・・ごめん、寝てた、何の話なん?」

太ももの上にある怜の頭が少しだけ動いて、上を向いた。
怜のきれいな目が私を見つめ返してくる。

「ルームサービスや」
「あぁ・・・りゅーか、選んでーな。うち、なんでもええよ」
「そう言わんと、ほら、これや」

怜に見えやすいように、メニューを見せる。

「・・・ほな、これで」

怜が指差したのはハンバーグ。

「ハンバーグでええの?か、可愛いなぁ怜」
「うっさい、好きなんやもん」

ちょっと膨れた怜のほっぺが愛しい。
つんつんと突いたら、ぷすっと息が抜けた。

「怜はいつまでも可愛いままでいてな」
「うっさいって言うてるやろ」
「ほんで、いつまでもここにおってな」

怜の髪に右手の指を通しながら、左手で自分の太ももをぽんっと叩いた。


「・・・当たり前やんか」

耳が赤い。照れてる怜は一番可愛い。
セーラやって、ちゃんと見たことない顔やねんで。
うちだけの、怜や。

「で、ルームサビースはいつ来るん?」
「あぁ、ごめん忘れとった」

怜の頭を太ももからはずして、立ち上がる。
太ももは怜という体温を失って、変な感覚。
ベッドの上に寝転がる怜を見下ろした。

「りゅーか、お腹すいたで」
「うん、でも」
「なんなん?」
「・・・いや、うち、・・・なんもないわ」
「りゅーか気持ち悪いわー」
「はいはい、ちょっと待っててな」

部屋にある電話でルームサービスを注文した。


うち、怜のこと、好きやって言いそうやった。
そんなん口にしたらあかんってわかってるはずやのに。
口にした途端、怜はうちから離れていく。
それは嫌や。いつまでも、ここに、いてくれへんと・・・。

せやから、この気持ちは、もっと奥にないとあかんねん。

「うちは、いつまでも怜の友達やからな」
「・・・知ってるわ、そんなん」
「いや、確認や」
「うちも、ずっと、りゅーかの友達や・・・って思ってええの?」

一瞬、怜に躊躇が見えた。まだ、変な遠慮しとるんやなぁ。
そう思うと、少し寂しい気がした。


「・・・当たり前やん、当然や」
「ありがとう・・・・ありがとうりゅーか」
「ずっと、ずっと、や」

自分で自分の首を絞めてる。
でも、・・・こうするしかないんや。

この、怜の柔らかい笑顔をここで見られるんやったら
うちはそれでええんや。それで、ええから・・・。

「りゅーか・・・うちら優勝するやんな」
「それこそ、当たり前や」
「せやな・・・あーお腹すいたなぁ」

私がベッドに座りなおしたら、怜の頭がぽふっと乗っかる。
髪をなでて、微笑んで、全部、奥に押し込んだ。


467 :名無しさん@秘密の花園 2012/07/04(水) 22:05:29.40 ID:yn6VdUKj
以上失礼しました

りゅーかはこういう子な気がして…!

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最終更新:2012年07月19日 02:25